(産経新聞より)
世論的には冷え切った韓国との関係を修復するよりも、もっと突き放すべきだとの空気が漂う。G20で来日する文大統領とは安倍首相との会談も時間を取らず、「徹底的に冷遇すべき」と考える自民党議員も少なくない。
昨年12月の韓国海軍のレーダー照射問題が発生した当時も岩屋大臣は「大局的には未来志向の日韓関係が大事だ」との発言。防衛省・自衛隊内に「岩屋防衛大臣には、もっと韓国に強く出てほしい」との不満が充満していた。
韓国との関係を元に戻したと考える岩屋大臣を評論家の門田隆将がツイッターで批判している。

この局面で韓国擦り寄り発言が止まらない「パチンコ」議員岩屋毅防衛相
韓国に対して弱腰になるのは、バックにパチンコ業界があるから、と断定する。パチンコ業界は在日韓国人が多い。で、岩屋大臣はパチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザーに名を連ねている。パチンコ議員だから韓国寄りになる、というのが門田の主張である。
とんだ誤解だ。間違った認識も甚だしい。
パチンコ業界人で岩屋大臣のことをパチンコ議員と思っている人がどれだけいるか。パチンコ業界に対して岩屋大臣が何かしただろうか?とんと記憶にない。
チェーンストアーの政治分野アドバイザーは与野党含め44人の国会議員が名を連ねているが、業界の規制は強化されるばかり。業界の規制緩和のためにこれらの先生を使ったことはない。
それに業を煮やして、保通協の型式試験の適合率を高めるために動き出したのは風営法議連の方だ。
パチンコ議員として平沢勝栄先生のことを名指しするなら業界人も納得するが、チェーンストアーの政治分野アドバイザーというだけでパチンコ議員と捉えるのは業界外の人たちであって、岩屋大臣がパチンコ業界に利益誘導したなんて聞いたこともない。
岩屋大臣が熱心なのはIR議連の活動で、事務局長として粉骨砕身。IR法案を成立させた。そういう意味ではカジノ議員であって、パチンコ議員ではない。
嫌韓派は韓国=パチンコとばかりに、パチンコ議員のレッテルを貼って叩きたいだけである。

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