日テレ系の「しゃべくり007」に登場した指原はAKBを卒業後、初のバラエティー番組だった。アイドルを卒業して最初にやったこととして、「アイドルだったらあまり行かないところで初めてのパチンコに行きました」と明かし、スタジオ内は「え~!」という歓声に包まれた。

行ったのは渋谷のホールで、パチンコ玉に換えることも分からなくてまごまごしていると、じいさんから「邪魔だからどいてくれ」と言われたり、また別のじいさんからアメを貰ったことなどを紹介した。
指原自身もAKBでパチンコ台になった経験があったので、興味を持っていたものと思われる。
一方、TBS系の「人生イロイロ超会議」では、10歳で演歌歌手デビューしたさくらまやが登場。現在二十歳になったさくらが大好きなことがパチンコで、休日は浅草のホールへ朝一から並んでまでパチンコに興じる姿を紹介した。

未だに一度も恋愛経験がないというさくらは、彼氏を作ることよりもパチンコの方が好きな様子。海物語に3万円突っ込むさくらに対して、MCの有田哲平からは「好きな男性と海へ行くより、海物語を打っていた方がいいよね」とナイスな突っ込みを入れられる。
現在の夢は「ラスベガスで豪遊すること」。ギャンブラーの素質が垣間見れる。
若い女性芸能人がパチンコに興味を持ったり、好きになってくれることは業界のイメージ的にもいい。
かつてタモリは「卓球は根暗なスポーツ」と揶揄し、不遇な時代があった。それが泣き虫愛ちゃんこと福原愛が3歳の頃から卓球に打ち込む姿がテレビで取り上げられるようになると、卓球のイメージがどんどん変わっていった。
愛ちゃんも常にメディアに登場し、強いままに成長していく。やがてはオリンピックに出場して2大会連続でメダルまで獲得する。愛ちゃんの姿を追っかけた子供たちが増えたことで日本の卓球界は選手層も厚く、愛ちゃんに続く天才卓球少年少女を輩出している。
今年1月、日本卓球協会は愛ちゃんに対して特別功労表彰を行い、日本の卓球界をけん引した功績を称えた。愛ちゃんの存在がなければ今の強い卓球界はなかったかも知れない。
一人の少女の活躍で根暗なスポーツのイメージを変えることができたのだから、パチンコのイメージだって変えられないことはない。
さしずめ、指原には業界のイメージキャラクターになってもらって、パチンコ業界の広報役を担ってもらう。指原の発言は影響力もある。プロデュース業に力を入れていくとのことなので、いっそ、若い女性が興味を持つようにパチンコ業界をプロデュースしてもらったらいい。
三洋は海物語のさくらまやコラボバージョンを発売したらいい。
後は行動に移すことで業界のイメージは変わっていく。

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