
これはテレビや新聞でも報道されたので、ご存知の方もおられると思うが、アイデア勝負でメディアにも取り上げられた。
平成地区で採取した空気を缶に詰めた。ご縁があるようにと中には5円玉が入っているが、これが1080円で発売され、1000個売れた、というのだから驚く。中身は空っぽの空気の缶詰が100万円に化けたのだから凄い。
地下アイドルだって負けていない。自分が入った風呂の残り湯をメルカリで、10万円で販売しようとしたが、こちらはツイッターで大炎上。規約違反で削除された。
ちなみに、オウムの信者が飲んでいた麻原彰晃の残り湯は200mlが2万円で販売されていた。
水や空気でも付加価値を付ければ、元手を掛けなくても商売になるわけだが、この考え方をパチンコ業界に応用できないものだろうか?
「パチンコ、スロットのマニアは相当いる。好きな台のコレクションはどうか?」
「大きすぎて置く場所に困る。ボツ!」
「パチンコ玉をお守りとして景品で販売する」
「普通の玉ではダメだ!」
「じゃ、版権物でAKBのメンバーが実際に触った玉ならどうだ!」
「総付け景品としては面白いかも知れない」
ここから話は佳境に入る。持っていても邪魔にならないものがいい、という方向性が示された。
「ホールの会員証を特別バージョンにする。会員カードはICが入っているので1枚500円ぐらいする。特別バージョンは有料にする。その代わり、好きなアイドルや、好きなアニメの図柄選べるようにするなどの付加価値を付ける」
ホールにとって無料発行する会員カードのコスト負担はバカにならない。それを逆転の発想で有料にする。空気缶が売れたように、それなりの付加価値を付ければ、有料カードでも選んでもらえる一定の層がいるかも知れない。
「有料カード会員には1日、1杯紙コップ式の飲料水が飲めるとか、ホールが提携している近隣店舗で無料の会員カード以上の特典を受けられるようにする。無料カード会員はラーメン屋で味玉が1個なのに、有料カード会員には2個サービスにする」
ここは会員システムを販売している会社の範疇になってくるが、有料カードのアイデアはありや、なしや。さあ、どっち。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。