パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

変なパチンコホールが誕生する日は来るか?

Pepperくんが一般発売されたのは2015年6月。同年10月には法人向けのレンタルプラン「Pepper for Biz」がスタート。Pepperくんは月給5万5000円で働くことをウリにしている。


同年11月にグランドオープンした大阪・ナンバの「楽園」は話題のPepperくんを導入。入口でお客さんを迎え入れた。
「Pepperくんは時給換算したら200円。高騰する人件費を考えたら滅茶苦茶安いのでウチでも導入することを検討したのだが、断念した」と話すのは都内のホール関係者。
その理由がPepperくんの身長。小学生並みの121センチでは、どうしても目線が下がる難点があった。加えて、騒音が酷い店内ではPepperくんの声が聞き取りにくいという問題点もあった。
ホール関係者が望んでいるのは等身大の人型ロボットである。できれば、ホールの店頭に立たせて集客を図りたいと願っている。

実際、人型ロボットを導入して話題になっているのがH.I.S.ホテルホールディングスが運営するその名も「変なホテル」だ。



2015年7月、1号店をハウステンボス内にオープンさせた時は恐竜ロボットだったが、2018年2月1日にオープンした「変なホテル東京銀座」は2体の人型ロボットがフロントに立ち業務案内を行う。



世界初のロボットが働くホテルとしてギネス認定されている。

今後のオープン予定も含めると全国で16カ所のロボットホテルが誕生する予定だが、ロボットホテル培ったノウハウで新業態として「変なレストラン」「変なバー」「変なカフェ」と飲食部門でもロボット化進め、実際にロボットがお好み焼きを焼いたり、酒やコーヒーを作ってくれる。

実際にロボットがサービス業で活躍の場を広げているわけだが、すでにロボットのレンタルも行われている。

オリックスの関連会社であるオリックス・レンテックはロボットのレンタルを扱う専門会社で、女性型のアンドロイド「未来まどか」を扱っている。身長は170センチ。アピールしたい内容をデジタルサイネージの映像と合わせて身振り手振りでアナウンスする。



まさに店頭に立たせておけば、デジタルサイネージとの組み合わせで注目度、訴求度は一気に高まる。

日本でIRカジノがオープンする頃には、カジノ内で働くロボットを計画中のロボットメーカーがあるということは、ロボットが出迎え、ロボットが接客する「変なパチンコホール」が誕生する日は来る?



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

その⑤ パチンコ機を営業社員に見立てる

いつまで釘メンテナンスが可能か分からない。

ある日、行政側から3年以内に新規制台へ移行せよ、と御達しが出て、釘の無い台しか設置が出来なくなる可能性は十分にある。

パチンコ機になぜ設定が再度認められたのか。誰もが想像する通りだ。

将来、盤面から釘がなくなり、パチンコも設定しか調整する術がなくなったら、明らかに現状よりも不利な状況となる。

ある遊技機メーカー関係者は「パチンコはスロットのように設定だけでは差別化が出来ないばかりか、未来はないのではないか。釘がないパチンコは、スロットに対してのアドバンテージは無くなり、遊技者へのアピール力がなくなり衰退する可能性がある。パチンコとは生まれた時から釘があるものとして進化してきた。盤面に釘に変わる突起物や電動チューリップがついても、様々な面で悪影響が出るだろう」と話す。

つまり釘でお客様を呼ぶ手法は、有期的なものであると言える。そのための前段階が設定付きの再認可だ。

パチンコが設定でしか出玉調整が出来ない日は5年後か7年後になるかは分からない。
しかし、その日までやれることはある。

皆さんが管理するホールに仮定として250台(うち100台は低貸、150台は4円)のパチンコ機があるとする。

低貸の稼働は順調と仮定して、不調な4円を立て直したいと思っている店長さん、本部長さん、オーナーさんに、こんな提案をしてみたい。

150台のパチンコ機に対して、管理者はそれを遊技機、つまり機械、別の言い方をするならばモノとして見ていないだろうか?

だから稼働しない台を「クソ台」と呼び、また稼働しないと「外す」=排除と言う考えになる。

私は、初めて店長になった時から、パチンコ機に対してこう思って今日まで来た。

【パチンコ機は大切な社員】

【パチンコ玉は大切な血液】

こんな風に思っている業界人はほとんどいないと思う。

昔のパチンコ日報への寄稿で、このようなことを書いた。

パチンコ玉を粗末にするな!
パチンコ1玉4円。300万回打ち出されたら、1玉が1200万円も売り上げる。

パチンコ台。
業績がよい時代は使い捨て。人間の労働力を使い捨てと割り切った時代もあった。

時代は変わり、労働力を使い捨てなんか出来ない時代となった。そんなことをすれば、ブラック企業と呼ばれる時代になった。有期の契約者に対する雇い止めも批判の対象だ。

モノだってリサイクル♻の時代。

パチンコ台は4円でダメでも1円があると、ある意味リサイクルしている

しかし人間はリサイクルできない。

つまりパチンコ台を人間として扱うとどうなるか?

遊技機を人間と同列にして育てる。これこそが、遊技機を使い倒すことにつながる。

店舗内に150台のパチンコ台があるならば、現場の営業社員が150人いるとなる。

このパチンコ遊技機社員全員に名前をつける。簡単な名付け方は、遊技機番号。

店長には、人間スタッフと機械スタッフがいるのだ。
人間スタッフ20名
遊技機スタッフ150人

この170名のスタッフをどう育てるか?

つづく



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

今こそ正村竹一の精神で第三の遊技機を

遊技人口が減り続けている理由をパチンコメーカーは一番良く分かっている。自分たちが提供している液晶パチンコが完全に飽きられてしまっていることを。液晶演出やギミック演出でいくら激アツを装っても、ハズレであることをお客は気づき、追いかけなくなった。それだけではなく、パチンコそのものから離れて行ったことを。

「パチンコが衰退して行く理由は、規則でがんじがらめだからです。それでも昔の技術者は規則の裏をついてきた。ハッカー連中と同じような発想で、壁をぶち破ることが快感だった。でも、ますます規則が厳しくなり、クリエイターもお手上げ状態で、ゲーム業界に人材が流出しているからです」(開発関係者)

パチンコ初のカラー液晶が搭載されたのが1991年に発売された平和の麻雀物語である。27年間も液晶で当たり判別をする仕組みが続けば、そりゃ、お客さんだけでなく、作り手の開発陣も飽きるというものだ。

そこでメーカーとしては、パチンコでもない、スロットでもない第三の遊技機を開発しなければならない。それが、玉で遊ぶスロット=パロットだった。7社から8機種がリリースされたが市場の評判はイマイチで、2つあった組合も霧散した。

各メーカーが取り込みたいと考えているのが、スマホゲームのガチャファンだ。

日本のスマホゲームファンは課金額でも群を抜いていることが分かる。

アメリカの調査会社EEDARが発表したスマホ向けゲームに関する統計データで、ユーザー1人あたりの国別平均課金額で日本が1位、ということが分かった。

資料的には少し古いが、2015年のスマホゲーム市場規模は、アメリカとカナダを合わせた北米が54.1億ドル、日本が51.6億ドル、中国が50.1億ドル、韓国が13.7億ドルとなっている。一方、プレイヤー人口では、北米は1億3650万人、日本が4580万人、中国が3億1480万人、韓国が1930万人。日本のスマホゲームの市場規模が、プレイヤー人口のわりに大きいことが分かる。

重要なポイントはここだ。

スマホゲームに対する1カ月での平均課金額では、日本が24.06ドル、北米が6.61ドル、中国が2.88ドル、韓国が12.83ドルという結果となった。 

「結婚もしない独身男性で1カ月に10万円ガチャにつぎ込む人はざらにいます。1カ月30万円課金する人も数%います。第三の遊技機で面白いものを開発すれば、スマホゲームファンがホールで粘ってくれる。これからは射幸性ではなく、面白い第三の遊技機でスマホゲームファンを取り込みたい」(同)

この第三の遊技機がパチンコ業界の運命を握ることになるだろうが、同じような考えを持っているメーカーは1社ではない。それなら1社で特許を独占するのではなく、特許を皆で使うようにして第三の遊技機を広める必要がある。

そう、正村ゲージの生みの親である正村竹一が「みんなで仲良く使うがええがや」と言って特許を取らずに、正村ゲージでパチンコの面白さを各メーカーが広めたように。

今こそ、正村竹一の精神がパチンコ業界には必要だ。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

 

その④ これからのホール業界の合言葉は「使い倒す!」

組合幹部は、遊技人口に目を向ける時代はナンセンスだと早く気付いて欲しいから書く。

遊技人口をどうやって増やすのだ? それを具体的に明示出来ないならば遊技人口を増やすとは言ってはならない。立場的に言わなければならないのならば、現場から失笑される。

むかし、遊技人口を4000万人にするとぶち上げた業界の大物がいたが、その方も具体的な方法を示さなかった。株価操作のためとも陰口を叩かれていた。

過去から今日まで何も変わらない業界。
よく見据えたら、遊技人口なんて低貸でしか増やせる幅がない。それすらも限界に来ている。

本当に遊技人口を増やすならば、現実的に可能な方策は、現状ではただ一つ。

「遊技機を使い倒す」

これが現実的である。

ホールの収益を回復させない限り、遊技人口なんか増えないし、ホールの減少に歯止めがかからない。

オーナー達も決断力を養わないと。

こんな話を聞きました。

あるオーナーがホールを6億円で売却することを考えていた。買い手の見積もりは4億円で破談に。

1年後、そのオーナーは4億円で売りたいと先の相手に打診したところ、あっけなく断られる。「2億円ならば即買ってやる!」と。

欲をかいて売り時を逃し、半値以下で買い叩かれる。こんなケースは、業界では今後加速するものと思われる。

M&Aが成立するケースは良い方だ。時代は刻々と変化していて、ホール業界は悪い方へ進んでいる。

こんな現状になることは、前々から分かっていた。資金的に余裕のあるホールは拡大路線を取り、余裕のないホールはどうするか?

希望のある道は、機械を使い倒す道しかない。

まだ余力のある内に、ホールの運営を使い倒す方針に少しずつ変更するしかない。

さて、どうやって変更していくのか?

後日、このシリーズの後半に、その方法を無料で公開する予定だ。

私が指導したホール全てで効果が上がった方法でもある。私自身が現役時代からやっていた方法で、その大ヒントを教える。

指導料とシステム料で一時期稼いだが、ホール業界の窮地を見ていられないので、公開することを決めた。

勘違いしないで欲しいのは、全ては公開しない。それをヒントに実施出来る内容となっている。

特に弱小ホールでは参考になるはずだ。

つづく



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える


※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

店長がすべきことは1日1人のお客様を増やすこと

3代目新米店長です。

皆様のコメントに日々勉強させて頂いております。

感謝を武器に、時に批判も武器に、また、今日もたった1人でもファンを増やします。

低貸について質問があったので、自分の考えを述べます。間違っている点も、どうか、ご教授下さい。

私は安い物でも高いものでも目の前のお客様の価値観に、数値ではなく体感で合わせるべきだと思います。

負けて怒る、悔しがるお客様を目の前にします。

僕らの世界では毎日の話です。

ホールに不在の時でも誰がいくら負けたか、勝ったかを絶えずスタッフに聞きます。そして、自分で打ち込み、確認します。

低貸のお客様が怒って帰った、と聞いていくら使ったか確認したら3000円でした。汗。

価値観は人それぞれ。4円にしたら4倍なので12000円と数値では捉えます。

しかし、問題はそこではなく、確かに4円のお客様の方がいくら使ったかをシビアに捉えます。その方が捉えやすいです。

昔の方々はきっと、申し訳ない気持ちと共に、毎日が1台1台にシビアだった理由も分かります。

逆に出る時も極端なので悔しさも多く、喜びも多く、ある意味分かりやすいですが、問題はそこじゃない。

我々の価値観で考えてはいけないな、と日々、反省します。

設定6でも出なければ意味がない…。勉強になります。

我々の価値観では入ってる、回る。でも、問題はそこと思ってません。

唯一、低貸なのに商品が同じという点は、日報さんの言う通り価格が高い機械は避けるべきかと思います。

けど、価格の根源や我々の価値観を無視すれば、機械なんて全部同じのような今ではないでしょうか。

広い意味で回る台を創る、設定を入れる。が、必ずしもファンを創るにイコールしないことも、それが、僕らにできる最大の武器だという事も、全国の店長さんは分かっていると思います。

我々内部のコストの問題や売上の問題を訴えてもファンは増えないと思います。

お客様に合わせて4円も低貸も同じように捉えています。

世のトレンドが低貸なら、それに合わせてファンを増やすべきなのかな、とも思います。

とはいえ、日々、売上という数値に頭も悩ませます。

そもそも、なんで、負けると言われるパチンコに皆様が足を運ぶのか? 勝ち負けは、低貸で打つ人の方がこだわるという事実も認めざるを得ません。

まずは、そこからと、考えています。逆にチャンスなんだと思ってます。

言い方は悪いですが、機械頼みで、低貸に新台入れて稼働付けてた理論なら、我々、店長なんていらない。

むしろ、その後にストーリーがあって、そこが店長の出番です。

僕の出番で!
頑張ります!!

ただ、正直なところ、低貸で打つ100人の方と同じように、4円で打つ3人の方に神経を使います。汗。

こんな僕では、4円で100人打つ方がいたら、きっと、追いつかないんだと思います。

大事なお金を遊びに使う。使ってくれる。

お店に来て頂けるということは、大事なことです。

まだまだ、勉強不足ですが、我々の職務は楽しい仕事です。人を楽しませるのだから、もっとできるハズです。

だから、4円でも1円でも関係ない、と思ってます。

良い時代を知らない3代目です。

祖父の店ですが、ファンが増えて倒産するなら、それでも良くないですか?(笑)

祖父も笑ってくれませんかね。

この業界はすでに終わっている、と悲しいニュースばかり。せめて、僕らができることは、1日1人ファンを増やすこと。

これくらいは、店長の力でできると信じてます。

今日もお客様が「店長! 辛いよー、塩っぱいよー」と声を掛けてくれました。

だから、頑張りましょう!

売上とかじゃなく、ファンを増やしましょうよ。

そして、ユーザーの方へ

9000店舗の店長が本気を見せるところを見ていて下さい!

もしかしたら、昨日、負けたお店、負けた台は今日や明日には、回るようになり、入っている台になっているかも、知れません。

不快な想いを解消しようと今日はなにか変わっているかも、知れません。少しずつかも知れませんが、長く見守って欲しいです。

結論。低貸も4円も同じです。ファンはファンです。

追記。

昨日3万負けた4円のお客様が今日も負けて帰られました。

僕のミスです。

明日来て頂けるかどうか心配です。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。