パチンコ日報

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新規ユーザーや外国人旅行客にパチンコを広めるために統一すべき事その③

版権などによって筐体のデザインを変えなくてはならないから、筐体のデザインを各メーカー統一して下さい、などと無茶な話は書かない(笑)。

その①では、保留玉の色の統一化をお願い。

その②では、貸玉と返却ボタンの統一をお願い。

今回は、次の統一をお願い出来れば幸い。

それは、
❶上皿や下皿から玉を出す際のボタンの位置の表示と明確化。
❷玉を狙い打つ盤面のターゲットの明確化。
❸大当たり確率の明確化。

この❶❷❸は、
パチンコ初心者に必ず教えることだからだ。

特に凝ったデザインの筐体の場合、上皿や下皿から玉を落とすための操作で悩む初心者が多くいる。

❶のケースならば、
玉を落とす操作ボタンを色分けしたり統一した表示方法を考える。

❷のケースならば、
盤面に統一した表記を施す。

❸のケースならば、
これも統一した書式を検討する。

兎にも角にも、初心者が操作し易い形態が必要だ。先ず、座って打つまでの過程で、簡単になるようにする。

色々統一すると、様々な効果が生まれる。

初心者向けのガイドブックを制作する時に、説明しやすくなる。受け手側も説明が受け入れ易くなる。

次に、これは統一することと別な私の主観だが、潜伏確変は廃止にならないだろうか?
初心者や外国人に、潜伏確変の説明をすると、全く相手に理解してもらえない。

パチンコ初心者にとって、潜伏確変は異次元の現象である。

だから、潜伏確変のある機種は、上級者向けのパチンコ機種だと初心者でも一目で分かる表記を統一して頂ければありがたい。

また業界全体で、初心者向けパチンコ機種の統一した見解を考えてみてはどうか?

今まで通りだと、パチンコの新規ユーザーは増えない。色々と考えて、パチンコ初心者の立場になって検討する時期に来ている。

つづく


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新規ユーザーや外国人旅行客にパチンコを広めるために統一すべき事その②

その②は「玉貸しボタン」や「返却ボタン」を統一し、遊技機のユニバーサルデザイン化を推進することだ。

ユニバーサルデザインとは、文化や国籍等の違いや、老若男女といった違いなど、人それぜれの能力の如何を問わずに利用することができるように目指した施設・製品・情報などをデザインつまり設計をしたものだ。

現在、遊技機メーカー各社でバラバラのデザインである、貸玉ボタンや返却ボタンの、「色」や「形」や「大きさ」や「表示文字」を統一することを提案したい。

出来れば、筐体のどの位置にボタンを配置するか、大まかな位置も統一できればもっと良い。

各社同じボタンを使用することで、遊技機メーカーのコストダウンにも貢献する。

つまり遊技機メーカー各社が同一部品を共同開発、共同製造また発注すれば、スケールメリットを生かせるし、次の発売の筐体にも使用出来るから、ボタンの余剰在庫を持たなくて済む。

シャンプーやリンスのボトルがユニバーサルデザインになっていることをご存知な方も多い。

これは花王のホームページに詳しく興味深く書いてあるから、読んでみて欲しい。

頭髪のシャンプー時は、目を閉じる訳だから、シャンプーのボトルとリンクのボトルを手の触感でわかれば非常に便利である。

これを遊技機に置き換えて話そう。

初心者にパチンコ遊びを教える時に、ボタンの意味や位置を直ぐに理解出来ないケースがある。

また、外国人の初心者は、もっと理解出来ない。

だから、遊技機メーカーの仕様がバラバラなボタンの色や形や大きさや表示を統一すれば、パチンコ遊びの第一歩である貸玉ボタンを気軽に押すことが出来る。

表示も統一すれば、外国人向けの説明や説明書に明確に書けるはずだ。

このシリーズはまだまだ続くが、こんな小さなことの統一が非常に重要なのだ。

今まで、日工組などの取り組みを待っていたが、もう限界点まで来ているので、僭越ながらこのシリーズで提案させて頂きたいと思う。

つづく


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機械代と低貸しのアンバランスの是正を

とある県遊協の総会で、席上、あいさつに立った理事長が次のように述べている。
「昨年は、依存問題対策に取り組んだ1年だった。今年は、メーカーに対して遊技機を低価格で提供するよう、求めていきたい」と機械代問題に言及した。

また、別の県遊協の理事長も「ホールが新しい台を購入しやすくなるような施策を検討していく必要があると考えている」と述べている。

4パチの低迷で売上、粗利とも低下する中で、機械代だけは上がることはあっても下がることはない。ホールは利益が下がれば、従来通りのような台数を買うことはできない。ホールは利益確保のために、機械代の経費削減を図ることが、減収増益の源だったりする。

一方のメーカーは新台の販売台数が年々減少する中で、従来通りの利益を出すためには、機械代の値下げなどあり得ない。ここにホールとメーカーの乖離がある。

メーカーの関係者は「メーカーが機械代を下げることはない」と断言して次のように打ち明ける。

「トップメーカーが安い機械を出すと業界そのものが潰れる。下位メーカーでも高値で販売できるのは、トップメーカーが値下げしないから。新台価格よりもはるかに高い中古機を平気で買うホールもある。そんな状況でメーカーは値下げは考えていない。ホール業界が一丸となって安い機械を作ってくれといわない限り、安くしない」と至って強気な姿勢を崩さない。

さらにこんな見方もしている。

「ホールにとって、ホールが淘汰されていくのは、逆に1店舗当たりのお客さんが増えることでいいことではないか。新台を買えるホールの数もやっと下げ止まってきた」

日報でも何度か指摘されてきたことだが、機械メーカーは人間の体に巣食うガン細胞のようなもの。メーカーは自分たちが生き残る事しか考えていない。高い機械代も回収できないホールの体力は失われていくばかりだ。

低貸し廃止論者のユーザーであるイケロンさんの意見はもっと過激だ。

「ハッキリ言って低貸しコーナーしか遊技をしない客はパチンコホール業界に巣食うガン細胞だと思います。このままの状態で放っておけば放っておく程、ガン細胞はどんどん大きくなってパチンコホール業界全体を蝕んでいきます。ここは手遅れにならないように出来るだけ早い段階で、パチンコホール業界が一丸となって痛みに耐えてガン細胞を切り捨てて、パチンコホール業界のお荷物になっている腫瘍と膿を出し切るべきだと思います。その決断を行わない限りは、パチンコホール業界に明るい未来は無い」

機械代と低貸しのアンバランスを是正しない限り、ガン細胞に蝕まれたホールの健康状態は回復しない。



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メーカーが一番恐れるのは不買運動だが…

産業としてのパチンコはすそ野が広い。業界が縮小するということは周辺産業にも当然ながら影響をもたらす。

東証1部上場で遊技機向けLSI製品などを手掛ける「アクセル」は、2019年3月期第1四半期決算短信を発表。四半期営業損益が12億5800万円の赤字に陥ったことを明らかにした。



規制強化の影響などによる遊技機市場の縮小に伴い、遊技機向け製品の売上高は前年同期比で51.8%の減収となったことに加え、次世代主力製品の試作開発費を計上したことから、営業損益・純損益ともに赤字継続となった。

2017年度のパチンコ新台発売数は133万台で、前年比で42万台の減だった。年間で300万台が売れていた時代からすると半減以上である。

「かつては、パチンコメーカーさんは上得意客でしたが、今はコストに一番うるさいお客さんになってしまいました」(部材メーカー関係者)

新台が売れなくなれば、メーカーが利益を確保するためには、下請けメーカーや開発会社に無理を言って泣いてもらう。

「上位メーカーは自分たちの腹が痛まない仕組みを作り上げています。ほとんどが下請けで、ダメになれば下請けを切るだけです。そういう意味では遊技機の企画メーカーになっているんじゃないですか」(同)

パチンコ市場の縮小と共に、遊技機の販売台数も下がり続ける。そうなれば、なるほどメーカーは遊技機価格を下げない。それに対して、ホールの台所事情は苦しくなるばかりで、機械予算は下げて行かなければならない。そもそも40~50万円もする新台価格をもっともっと下げて欲しい。

ここにホールとメーカーの対立構造が生まれる。

「メーカーが一番恐れているのは不買運動です。たとえば、30万円以上の機械は買わない、とホール組合から突き付けられることを恐れています」(同)

業界は長い、長いパチンコバブルを終え、遊技人口減に歯止めをかけることもできない。今こそ、大手も中小も手を携えて機械代を下げなければならないところまで来ている。

機械代が高騰するたびに不買運動は話題に上ったことはあるが、実現したことはない。資金力に余裕がある大手は、ここぞとばかりに新台を買って集客を図り、新台を買えないホールは脱落していく。

しかし、自分のところさえ生き残れたらいい、という考え方は、業界の縮小に拍車をかけることで、決して業界全体のためにはならない。改装案件もほとんどなく、周辺業者は倒産必至である。

今ではあまり使われない「女房と畳は新しいほどよい」という、ことわざにあるように、ホールはずっと同じ中古機だけで運営することはできない。新台という刺激は絶対に必要なものである。

新台がなければホールはやっていけない、というホールの弱味にメーカーは付け込み、機械にごちゃごちゃ付けて値段を上げるのではなく、ホールが買いやすい機械を作ることのほうが先決だ。



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パチンコ業界にもLGBT問題はある

知り合いの人がLGBT研修やLGBT採用コンサルなどを行う会社へ転職したのが1年ほど前。時を同じくして、それからLGBTという言葉を頻繁に聞くようになった。

L レズビアン(女性で同性を好きになる方。女性同性愛者)
G ゲイ(男性で同性を好きになる方。男性同性愛者)
B バイセクシュアル(女性を好きになることもあれば、男性を好きになることもある方。両性愛者)
T トランスジェンダー(自認する性別と出生時の性別が一致していない人のこと。男性から女性へのトランス=性別移行を望む方をMtFトランスジェンダー、女性から男性へのトランスを望む方をFtMトランスジェンダーと言う)

LGBTとは上記の頭文字をとった頭字語で、性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の総称の一つ。

LGBTはいわゆる「趣味嗜好」ではなく、基本的に生まれつきのものだ。病気や異常ではないため、治療はできない。ただし、国内でホルモン療法や外科手術などを受ける場合、戸籍上の性別を変更する場合などは「性同一性障害」という診断を必要とする。

最近でのLGBTでの出来事では杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」発言が大炎上。それを擁護する特集を組んだ新潮45が火に油を注ぎ、休刊に追い込まれた。LGBTの認識なしにゲイをオカマというと「差別だ」といわれるようになった。

名古屋のホールに32歳の男性がバイトで入社した。ある日その男性の男友達が客として来店してきた。2人の会話を聞いていた主任は「????」となった。

何と、二人ともオネエ言葉で喋っていたのだ。

主任はアルバイトスタッフがオカマかと疑うようになった。しかし、オカマかと聞くこともできない。こういう場合、何と言って聞くべきかと迷った。適当な言葉が見つからない。「そういう世界の人?」と聞いた。

しかし返事は「違います」と認めなかった。

主任はそれ以上追求することはしなかった。

それからしばらくたって歓送迎会があった。

宴席で酒が入るごとに男性スタッフの地金が出てきた。最初は普通に喋っていたが、どんどんオネエ言葉が出るようになり、最後は体までよじらせてきて、周囲を唖然とさせた。

普段の男性スタッフの働きぶりはお客さんからは好評だった。普通の女性以上に気遣いができる接客をしていたからだ。体は男でも頭の中は女性だった。接客業には向いていた。

主任はオカマキャラで働いた方がむしろ、自然で良いのではないかと考えた。しかし本人の答えは「NO」だった。

理由はオカマキャラからの脱却を目指すためにホールで働いていたが、それを全面に出すことは本望ではなかった。

結局は退社することになる。

そんなケースのためにLGBTの採用をコンサルする会社も生まれたわけだ。こういうケースの場合どんなアドバイスをするのだろうか?

Yさん、これを読んでいたらコメント欄に対処方法をお願いします。


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