パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

「そうだパチンコ行こう」キャンペーン

パチンコ機のボツ企画でテレビ局を題材にしたものがあった。

たとえば、444が揃うと日本テレビ、555が揃うとテレビ朝日、666が揃うとTBS、777が揃うとテレビ東京、888が揃うとフジテレビを想像させるような内容だった。

これは関東でのチャンネル数で地方にいけば全く違うこともあり、あっさり却下されることになるが、ナゼ、テレビ局を題材にしたかというと、新台がリリースされた暁には、テレビ各局がニュースで取り上げてくれる、という思惑があったからだ。

テレビが取り上げれば、週刊誌だって後追いして、話題になることは間違いないと考えたのであった。

1990年代はゴールデンタイムにホールを題材に松本明子が主演したドラマ「グッドラック」からパチンコのドキュメント番組が度々放送された。

プロ野球の外国人助っ人選手がキャンプ入りしてパチンコに興じていることもスポーツ紙で取り上げられた。日本人選手でもパチンコ好きはたくさんいた。

正月の恒例番組だった黒柳徹子VS和田アキ子のパチンコ対決も2018年はとうとう放送されることはなかった。

最近は犯罪絡みでしかパチンコは取り上げられない。苦肉の策としてポジティブなイメージとなるテレビ局を題材にしたパチンコ台を作りたかったようだが、パチンコのイメージはギャンブル依存症問題と共に悪くなる一方だ。

「これ以上、悪い方向に行かない工作を業界を挙げてやる必要があります。ギャンブル依存症などの悪いイメージで押しつぶされてしまう代表格がパチンコ業界です。イメージが悪くなればなるほど、人材確保も難しくなっていきます」(広告代理店関係者)

牛丼の吉野家が中間決済で8億円超の赤字に転落した背景の一つに人件費の高騰があった。ホールは今まで儲かっていたから他の業種よりも高い時給で人を集めていたが、他もホール並みかそれ以上の時給を出すようになったので、時給の高さの優位性は薄れている。そもそも低貸し営業の収益では、高い時給を払えなくなって行く可能性だってある。

地方のテレビ局、ラジオ局も優秀な人材を確保するのが難しい。東京キー局の採用試験に落ちたものが、準キー局の大阪を受け、それに落ちたら地方局へと都落ちして行く。

超売り手市場となり、ホール企業に就職する大学生のランクも以前よりも急速に下がっている。

「イメージを変える大チャンスはあります。それは全面禁煙化です。世界的に禁煙化の流れの中で唯一喫煙ができるというのもタバコを吸わない人からはマイナスイメージでした。きれいな空気の中で働きやすいことを最大限利用しなければなりません。明るい話題と言えばこれぐらいしかありませんからね」(同)

全面禁煙化でどれぐらいイメージが変わるか分からないが、長期的にパチンコのイメージを良くしてパチンコへ行きたくなる戦略も必要になる。

名付けて「そうだ、パチンコ行こう」キャンペーンだ。



これはJR東海の広告のまるパクだが、パチンコへ行きたくなるシチュエーションを展開していく。エピソードは公募で。

どうですか?組合関係者の皆様。採用してみますか?



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