電話が75年、ラジオが38年、テレビが13年、インターネットは4年。これは画期的な技術によって世界の5000万人に普及するまでにかかった時間だ。新しい技術ほど世の中に浸透するスピードは爆発的に早くなって行くのが分かる。
人手不足のコンビニはいずれ無人化なる日もそう遠くない。今年1月、アメリカ・シアトルにオープンした「Amazon GO」はレジのない無人店舗を実用化した。
車の自動運転で活用されているコンピュータ・ビジョンとディープラーニング、センサー技術が用いられ、天井や棚に設置されたカメラとセンサーを使って、客が手に取った商品を認識して、スマホのアプリで精算する。これでレジに並ぶ必要もない。だから、レジ要員もいらない。
一番心配される万引きも入店時にスマホをかざし、個人認証が行われる。これに、顔認証技術との組み合わせで、あっと言う間に足が付く。
レジ会計が不要なスマートコンビニは、人手不足の業界には願ったり叶ったりで、いずれ日本でもスタンダードになってくるかも知れない。
では、パチンコ業界はどうか?
次世代の管理遊技機は補給装置が不要で島のレイアウトも自由自在だが、少量ながら玉はまだ存在している。
以前、カジノ用に8K画像を使った全面液晶パチンコを開発しているメーカーのことを伝えた。法改正が大前提となるが、パチンコ用に高精細液晶を使って玉の動きも液晶で演出しようという試みも始まっている。
ただ、全面液晶では平面的なので、立体感を出すために釘と風車は実物を使い、液晶であることを忘れさせるようにしている。ちなみに風車は玉の動きに合わせてモーターで回るようにしているので、リアル感が増す。
このプロトタイプは2002年に開催されたパチンコパチスロ産業フェアで展示されていた。
警察が釘調整を違法という以上、玉を無くすことで解決できる。釘が曲がるのでメンテが必要という言い訳もいらない。まさにコロンブスのタマゴ的発想の転換である。
全面液晶パチンコが実現したら、新台入れ替えはソフト交換で済むので、新台入れ替えに深夜作業もなくなる。重たい台を運ぶ必要もないので、運送会社も不要になる。
メーカーの工場や釘打ち機もいらなくなる。
釘調整がないので、釘師、という仕事も消滅する。
玉や補給装置もないので、騒音問題も一気に解消される。
そして、なによりも従業員も大幅に削減できる。ホールの表周りは無人化だってできる。
そんな時代が10年、20年後には実現している?
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