パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

遊技人口2000万人復活の前にすべきこと

業界誌グリーンべるとによると、日遊協の庄司孝輝会長は5月17日の理事会後の記者会見で、東京・上野のメーカーショールームのファンイベントを「ユーザーにパチンコをもっと好きになってもらう催しだった」と評価すると共に、遊技人口について次のように言及している。

「いまの1,000万人の遊技人口を、2,000万人にしていかなければホールもメーカーも成り立たない。今年、来年は遊技人口を増やすことに集約してやっていく必要がある」

遊技人口を2000万人にするという具体的数値目標を示すと共に、それをこの1~2年かけて集約的に行わなければならない、と危機感を募らせている。

目標数値と期間を設定すれば、後は具体的な方策となる。遊技人口を増やすためにどんなことを日遊協が仕掛けるのか、大いに関心がある。これこそが業界の横断的組織の日遊協の役割ともいえる。

その前に日遊協に取り組んで欲しいのは、現状の遊技人口を減らしている原因を究明すると共に、その原因を取り除いていく努力だ。いくら「パチンコは楽しい」と笛吹けども大衆は踊ってくれない。

ハンドルネーム「糞の所業」さんが、遊技人口を減らしている原因を指摘している。この意見に業界はどう耳を傾けるか?

以下本文

・特定日やゾロ目など様々なイベントに頼る集客
・抽選に頼る集客
・新台入れ替えを頻繁に実施する集客
・客の質向上を考えない店舗
・あからさまな粗利重視の営業スタンス
・地域性を考慮しない大型店舗
・ロボット思考か宗教的な行動しかできない従業員がいる
・客の要望も何も通らない(出玉以外での話)
・個性の無いラインナップしかない店(人気台しか設置しない)

率直に言えば一過性集客だけの営業スタイルが現状。客が減る原因をまったく見ていない。

例えば高年齢層対策や新規層対策などまったくしていない。

年配の方が朝から来ても並んでまで打ちたいとは思わないし、なぜ抽選なのかも理解に苦しむ。

しかも長打の列ともなれば体の負担もある。仮に抽選など受けなくても開店から10分以上も待たされる可能性の方が高い。こんな事が繰り返し行われるようであれば、ゆっくり打てもせずさらに粗利重視となれば遊べず退店していくだけ。

ロボット接客になれば愛想笑いと適当に聞き流すだけで印象も薄い。

取材・収録などと称したイベントやLINEなどを利用したイベント告知などを年配の方や新規層に分かるのかというのもある。そもそもイベント自体が禁止であるが。

パチンコ屋はあくまでも遊技施設であって賭場ではない。

1000台以上ある店が遊技場と言えるのか?
ボーリング場で1000レーンも必要か? 
バッティングセンターで1000種類も必要なのか?
ゲームセンターに設置してあるUFOキャッチャーの筐体が毎月新規の筐体に変わるのか?

著しく射幸心を煽り莫大な利益確保だけの為に様々な言い訳してくだらない事をやっているのはこの業界だけである。

こんな事で地域密着でしっかりやっている中小ホールが潰れていくのは見るに堪えない。

もっと国はカジノを盾に業界縮小を望むなら現場と業界の現状を現場で働く人や客から直接聞いて改正をして頂きたい。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。