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なぜ依存性がここまで問題視されるようになったのか?
IR絡みなこともあるだろう。しかし、それだけではない。
依存症自体が問題なのではなく、依存症になることで家庭が崩壊するレベルまで金を突っ込んでしまうことが問題視されている。
逆を言えば、家庭が崩壊しないレベルなら、いわゆる趣味の範囲内での支出ならここまで言われることはない。
要は、「以前のレベル」での遊興費でやっていたら、家庭が崩壊するレベルにまで一般家庭の生活水準が落ちてしまっているからだ。
パチは「庶民」の娯楽と言われていたが、確かに昨今の投資レベルはいささか高くなっていて、庶民レベルというにはやや無理がある。
しかし、例え庶民レベルに落としたところで、昔は「庶民」だったユーザーが、「貧民」レベルにまで生活水準が落ちている現在では、「庶民」レベルの遊びが出来るはずがないのだ。
ハードル(投資)の高さを低くしても、飛び越えることができる体力(生活の余裕)がなければ足を引っ掛けて倒れてしまう。
本来なら、体力(生活の余裕)がないのなら遊ぶのをやめれば良いのだが、にも関わらず遊ばせろというのは、自身が「庶民」から「貧民」に落ちたことを認めたくないという心理が働いているということもある。
プライドというものがあるからね。
しかし、見栄を張ったところで生活の余裕がないことが解消されるわけではない。パチ屋は現在の「庶民」のレベルが低くなってしまっているのは薄々気づいているが、ハードルは落としたくないから見てみないふりをする。
「庶民」は、自身の生活水準が落ちていることは薄々気づいてはいるが、認めたくないから見てみないふりをする。
双方お互いに見てみないふりをしているのだから、溝は深まるばかりである。
では、どうするか?
上のコメントで、25歳以上入場禁止とか言っているが、年齢で禁止するのではなく、所得で入場制限をするのがよろしい。
遊べば家庭が崩壊するレベルの所得の方が遊ぶのは、もうやめたさせたほうがいい。
そんなことをしたら売上が落ちる? そんなことはない。
元々金が落とせないのだ。それに、これ以上依存症対策で金を使わせられるより、依存性で家庭が崩壊する方々にはご退場頂いた方が、むしろ金はかからないし、本人の為でもある。
全ての人間に門扉を開いて迎える必要はない。

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