最近の傾向としては摘発を逃れるためにパソコンを使ったインターネットカジノが全国的に増えている、という。パソコン1台あればできる手軽さと、摘発を受けてもゲーム喫茶で逃げるためでもある。
闇カジノは機材が小型化しているというのに、裏ちょいパチである。前回は16台で2号店がオープン。4000発以上出て、換金額で41万8900円となり宣伝効果が抜群とオーナーが喜んでいた、というその後の続報だ。
闇カジノなので営業時間は24時間なのだが、今度は27~28時間打ち続け、何とちょいパチで1万4000発以上出した、という。レートは1玉100円だったために、140万円ほど勝った、という。
オーナーは140万円も出てことをビビることなく、これでまたいい宣伝になった、と喜んでいる、という。闇カジノは客の口コミが何よりの宣伝になるためだ。
ちょいパチの甘い確率と1玉100円というレートが絶妙なために、射幸心をそそられるわけだが、これに気を良くしたオーナーは試験的にMAX機の導入も始めた。
このちょいパチの噂を聞きつけた関西人オーナーが、現場を視察して、さっそく関西での専門店をオープンさせようとしている、という。今は場所探しの段階だという。
「増えすぎると摘発されるので、少ないうちにやった者勝ち」とやる気満々の様子だ。
当初は10台ぐらいでスタート予定。釘師に関しては東京で釘を叩いている元ホール店長の紹介でいくらでもいるので心配はないらしい。
ちょいパチで成功して闇カジノ関係者からすると業界はちょいパチの使い方が下手だという。
「ちょいパチは新規客を呼ぶためのツールになったはず。毎日赤字を打って新規客を増やせたはず。しかも4円客を。裏ちょいパチが成功しているのはレートだけではない。出す営業努力をしているから。パチンコ業界はちょいパチを儲けゼロで使えば、他のコーナーへも流れてくれたはず。儲けることばかりを考えて、使い方が分かっていない」と厳しく指摘する。
出したり、閉めたり、出したり、閉めたりの駆け引きの中で、固定客を作っていくのがホール営業の鉄則だったはずだが、業界はそんな当たり前のこともできなくなっている。
闇カジノに言われたくないだろうが、今の業界は客を逃がす営業ぶりが目に付く。

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