パチンコ日報

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アナログステージ付きパチスロの可能性

パチンコの大当たり抽選がアナログ役物で玉の動きを可視化する傾向が強まってきた。こうした流れを受けてかオーイズミの「ドリームクルーン」が、実写映像のクルーン演出を採用し、一発台パチスロの名前を冠している。

映像から一歩進んでスロットでアナログ役物を搭載することはできないのか? そんな疑問に応えるアイデアがこれだ。



リールの位置を上に、役物ステージを下に持ってくれば、可能だ。

スタートレバーON、チャンスの時にステージに玉が出てきて、当たり、ハズレを可視化する仕組みだ。

「スロットは内部当たりが存在する。ハズレ信号なのに大当たりに入った時、または当たり信号なのにハズレに玉が入った場合は、玉を押し出す。当たり信号の時は、ハズレに何度入ってもバスケットボールのようにトスを繰り返す。GOGOランプのように一種の告知のようなものをアナログゲームの面白さで見せる、という考え方です」(考案者)

ボーナス、バーの内部当たりでステージゲームが発生する。トスゲーム中、ハズレに入ってもどんどんゲームが続けば、「これは大当たりか」と判定をハラハラしながら見守り続けることができる。

問題はステージゲーム中、遊技できないようにするため、その間の稼働が落ちることだ。

で、アナログステージを設ける効果はこうだ。

スロットはコンピュータゲームとして理解されいるわけだが、それに輪をかけるかのように液晶演出が主流になった。コンピュータゲームとして理解されている以上、液晶でいくら熱い演出が出てきても、ユーザーからすれば自分が遊技しているのではなく、やらされ感はぬぐい切れない。

アナログステージは、当たり、ハズレを玉の動きで追うことができる。

これが液晶演出とアナログステージの違いだ。

最終的に当たり穴に入れば、一安心できる。後はスロット本来の目押しによって、ビッグボーナスを狙う。

目押しの楽しみを残しつつ、アナログ的な遊びも加えることで楽しさが倍増する。

日報ではパチンコの3段クルーンの先駆けとなる提案を行ってきたが、今回のスロットのアナログステージのアイデアを実現するメーカーが出てくるか楽しみだ。


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