パチンコ日報

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勝てそうで勝てないが何回かに一度は勝つ事ができるパチンコの復活を!

ハンドルネーム「地元店は壊滅状態」さんが物申す。

以下本文

消費税が8%になった時に街の小さなゲームセンターは増税分を回収する手段がなくて閉店せざるを得なかった。後にプリペイドカード導入で1円単位のプレイ料金が設定できる様になったが、増税当時にそのシステムがあったとしても設備投資の費用を捻出出来なかっただろうから「ここらが潮時」だと判断したんでしょう。

パチンコ店が今後消費税10%導入後にどうなって行くのか…多くの店ではパチンコ未経験の新規客どころか休眠状態の客を呼び戻す事さえ諦めている感が。

店舗数が減ればその分、別の店に移るだろう、自分の店にも来るだろうから集客できるだろうくらいしか考えてないでしょう。そして客が増えなければ「潮時だな」と店を畳む。

行けるとこまでこのまま行って駄目ならやめるってスタンスは、客にとってはたまったもんじゃない。

射幸性は必要です。柔らかく言えばドキドキ感、わくわく感。もっと言えば快感、満足感、優越感。そして思い出。

スマホゲームのサービスが終了して今まで課金した分が無になっても文句を言われないどころか感謝されているのは、課金した本人が十分に満足したからでしょう。

パチンコは換金ありきでスタートしている以上、換金=満足感である事を無くす事はできません。優越感はドル箱の山を周りに見せつける事でしょうか。スマホゲームと異なり常に他人と競争したり比較したりというのが無い世界で、換金以外に満足感を得る手段が無いのは痛いところ。

昔の様に「投資数千円、勝っても一万数千円、遊戯時間は数時間程度、勝てそうで勝てないが何回かに一度は勝つ事ができる」パチンコを目指して復活して欲しいところですが…

とにかく今は勝てない。多少運が悪くて勝てないなら、まだ諦めもつくがスタートからして回らないとなると、これはもう台のせいではなく店が悪いと恨まれても仕方がない。

客単価を上げる方向になっているのはどこの業界も一緒です。コンビニは客単価を100円上げる為にくじを用意する。スマホゲームは10連ガチャなんてものを用意する。メーカーは期間限定と称して少量を少し高い価格で売ろうとする。宝くじは購入人口の減少を高額賞金で射幸心を煽ろうと目論む。

同じ事をパチンコ店でできるか。かつてはイベント日がそうだったはず。

確かにお宝台はあるが回収台も多数、場の雰囲気に飲まれて過剰投資、満員御礼で皆がブン回せばあちこちで当たりが出て盛り上がる、負けた客も運が悪かったと錯覚する。

店側がイベント日=回収日というのは客は承知していたはず。僅かな当たり台をツモれるチャンスだったから甘んじて受け入れていた。

そこで店も、店の言うなりに台を開発するメーカーも増長しなければね。

やはり時間はかかっても遊技人口を減らさない様にする努力をもっと真剣に行なうべきだった。もう手遅れかもしれないが、まだ間に合うかもしれない。

ただ、この業界って「10年前はまだ良かった」と10年後にもまた同じ事を言ってそうな気がします。


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