ボーダー理論より回る台を親玉が探し出し、それをウチコに打たせる。そういう台を確保できれば、長時間粘ればウチコは日当1万5000円~2万円前後が稼げる。
セブン機=ボーダー理論ばかりの機械がホールを席巻しているわけだから軍団の標的になる。かといって、ウチコ軍団を排除するためにボーダー以下の調整になれば、常連客もマイホールを見捨てることになる。
まず、業界をダメにしてきた元凶でもあるボーダー理論がまかり通るセブン機の見直しを図らなければならない。メーカーは遊技機規則上セブン機しか作れないと諦めているが、ボーダー理論なんか小学生でも分かる。それならボーダー理論が全く通用しないセブン機を作るしかない。
技術介入度が少ない機械づくりも要因の一つ。パチンコをやったことのない未経験者でも保留3個止め、当たり中のセット止めなどの簡単な研修を受けただけで、すぐに現場に出られるとの指摘もある。
次にイベントは禁止になって告知もできない。それでも従来から続いている3の日や7の日やゾロ目の日などの特定日は認知されているが、それが平日の場合のことも多々ある。平日の早朝から長蛇の列が並ぶということは、言い換えれば一般客よりもプロ連中が大半であろう。プロ連中にカネをバラまいたところでメリットはない。何かしらやるのなら一般客が来られる土日に行うべきだ。
営業方法も見直しが求められる。等価交換では換金ギャップがないので出玉共有を認めていたが、まず、交換率は30~33個、5.5~6枚交換に引き上げ、出玉共有、再プレイを禁止にするだけでも、ウチコ軍団の排除につながる。
さらに、無定量営業から1回交換、もしくはラッキーナンバー制にすれば完璧だ。こうして勝ちが5000円ぐらいに抑えられれば、商売はあがったり。パチンコで生計を立てることもなく、趣味の延長線上で遊ぶお客さんになる。
スロットの設定に関してはメリハリ設定から中間設定も対策には有効だ。メリハリ型では彼らは数で攻めてくるので、一般客が悪い設定をつかまされる可能性が高くなる。中間型なら一般客が悪い台を掴まされる可能性は下がり、勝ち目的のプロは排除されることにもなる。
新基準機が自ずとプロを排除するような結果になるかは、市場に投入されてみないと分からないが、ウチコ軍団対策を怠らないことだ。

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