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新基準機はパチンコ3.3円交換?

新基準機が市場に投入されるのは早くてGWか盆商戦前と言われる一方で、旧基準機の在庫セールが一掃するまで今年は出ない、との見方もある。

パチンコは1回の大当たり出玉が2400個から1500個に引き下げられることで、ホールの思惑も交錯する。

4円の立て直しに40個交換を検討していた法人は、1500個に対して40玉交換では一箱で5000円を切ってしまうことから断念した、との情報も漏れてくる。

「新基準機は初当たりまでの消費金額がどれぐらいかかるのかも全く分からない。引きが弱くて出玉がショボければ完全に致命的になる。二度と打つ気にならない」(ホール関係者)と消費金額と出玉のバランスを憂慮する。

行政は依存症対策の一環で出玉性能を抑制しようとしているわけだから、新基準機が大連チャンして玉箱を何箱も重ねられるような機種が出てくることは考えづらい。

「出玉が期待できないのなら、玉積みで出玉演出もできなくなる。それなら、パチンコは全台各台計数機にした方がいい。その方が従業員の重労働の軽減にもなるし、少ない人数でホールを回すことができる」(同)

今までホールが玉を出していることを玉積みでアピールしてきたが、根本的にそのあたりの考え方から見直さなければならない。

脱等価に舵を切ろうとした埼玉、千葉は最終的に足並みが揃わず、延期になった。反対する理由は出玉が少なくなるところ向けて、等価でなければ換金額がさらに少なくなりパチンコ離れに拍車がかかることを懸念するものなのかも知れない。

その一方で埼玉のホールオーナーはやはり脱等価を訴える。

「大半のホールは4円の稼働が揮わないので、一斉に3.3円交換にしたいという意見が多い。スロットは瞬発力が命。6号機の差玉は見込めない。間違いなく、スロットは稼働が落ちる。5号機のARTが好調でスロットを等価にしたために、パチンコも等価にしたが、6号機からはスロットに合わせる必要はない。スロットよりもパチンコを盛り上げる方を選択する。そのためにも交換率を下げて回すしかない」

6号機からはスロットを軸にする考え方は捨てる。スロットのために犠牲になってしまったのがパチンコ営業だった。スロットはコインを投入してレバーを叩けば、確実にゲームがスタートする。パチンコは100発打ち込んでもスタートに入らなければ、ゲームがスタートしない。等価になれば当然スタート入賞が渋くなる。

これほど仕様が違うのに一物一価で括ることにも無理があった、というものだ。



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