パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

年内撤去を完遂しないとメーカーの首も飛ぶ

検定機と性能が異なる可能性のある遊技機撤去問題のケツは12月末と決まる中、6月7日、日工組の東京事務所へ日工組加盟全メーカーの営業責任者が招集された。

一両日中に発表される3次、4次リストの件を含め、金沢理事長から当該機種を市場から年内に外すことを強く要請された。万が一、12月末を過ぎても撤去機種が残っているようであれば、当該機種のメーカーの「存続問題に関わること」と危機感を募らせた。

これこそが、メーカーが一番恐れる検定取り消し対象になる可能性が出てくる、ということだ。検定取り消しを喰らえば、罰則規定で今後5年間は保通協に検定申請できない。5年間、機械を製造・販売できなくなることは倒産を意味する。

入れ替えのための営業を優先するのではなく、撤去することを最優先として全面協力を求めた。

撤去対象機種は60万台以上、といわれている。これを年内に撤去するには、次のように撤去期限を段階的に設けることが必要になる。

・1~2次=8月末
・3次=10月末
・4次=12月末

「段階的に撤去期限を設けることで年内に撤去は終わるのですが、問題が一つあります。従来なら2~3台でいい機械でも、1ボックス導入するなりのホールの協力が必要です」(メーカー営業責任者)

リユース機は20万円以下で提供されるが、そういう機械をボックス買いすることになるのだろうか?

関東の中堅ホールの幹部はこう話す。

「機械を買う予算はありますが、ベニヤ板営業が出てもしかたないかと思っています。私は単組の組合幹事をやっているんですが、新台を入れられない1円専門の中小ホールからはベニヤ板営業になっても仕方ない、と腹をくくってところもあります。全台が稼働しているわけでもないので、ベニヤ板営業でも恥ずかしくない。パチンコの代わりにスロットを増台することは今の所考えていません」

現在のホール軒数を1万1000軒として、ビッグコンテンツが出れば新台を買うホールが約7000軒、残りの3000軒以上は中古機しか買えないホール、といわれている。

低玉専門店で中古機しか買えないホールは、今回の撤去問題で息の根を止められる、という事態になる可能性が出てきた。新基準機の中古が玉不足から20万円なんて値段が付けば当然買えない。

中古機しか入れられないホールも大変だが、MAX機しか売れなかったメーカーも大変なことになる。

1997年の社会的不適合機の時は約70万台を撤去したが、あの時はまだホールにもおカネがあったことが一番大きな違いだ。


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パチンコを批判するばかりでは何も生まれない

違法機撤去は保通協とメーカーで留めておくべき問題だ!は、フルボッコ状態の批判の嵐だった。ハンドルネーム「ラブ」さんはユーザーだが、批判するだけでは何も生まれない、という。

以下本文

1番の被害者はユーザーだとかの意見をチラホラ見かけますね。

おそらくコレを言ってる人も発言の矛盾に気づいているんでしょうけど、言わないと収まりがつかないんでしょう。

悲しいですね。

昔は良かったとか、あの時こうすれば…のような意見もたまに見ます。
この業界にいる方なら、ユーザー・業界人問わず仕組みも理解されている筈で、理由も分かっている事なのに、何ででしょうね。

私がこの記事を拝見した時点で40件以上のコメントがありました。
ほとんどがユーザー・ホール・メーカーといった業界自体に対する批判で、それ以外は諦観しているようなコメントです。

私はパチンコが好きですよ。
確かに以前ほどは勝てなくなったし、頻度も減りました。
業界に対しての不安もモチロンあります。
しかし自分が好きなパチンコを批判する事で、何が得られるんでしょうね。
以前と大きく違うのは、おそらくココのような気がします。
月並みな表現で言えば「パチンコを好きな人」が本当の意味で少なくなったんでしょう。

液晶がデカくなった!←打ってみたいです。
プロジェクションマッピング?←技術力スゲェ…
7回リミットの高速ST?←ナンゾ?ナンゾ??

こういったワクワク感を純粋にまだ感じられる人って、少なくともココにはいるんでしょうか?
当然軍資金あっての事なので、本当は楽しみたいのに楽しめない人も多くいるんでしょう。
理解はしているつもりですが、それでもパチンコはギャンブルですから…

もっと「パチンコ自体」を楽しみましょうよ。
月数回しか打てなくてもいいじゃないですか。
パチンコの前に座って、サンドにお金を投入した瞬間は常に興奮しているはずです。

何かまとまりのない文章になってしましましたが、このコメント欄を見て悲しくなりました。
回らないのだけはホント辛いですが、それを差し置いてもパチンコは面白くないですか?
本来はもっと楽しいはずです。
自分に合ったパチンコライフを送りたいですね。



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警察のいうことばかり聞いていては業界の未来はない

警察関係者の独り言として聞いてもらえばいい。

最後は地方の県警本部の生安課で退職した。

よく警察とパチンコ業界の関係は、警察の数少ない天下り先なのでズブズブの癒着関係といわれたりする。

確かに、高級官僚は退官後に大手メーカーの顧問になったり、組合の専務理事などは警察OBが就くことが慣習となっているほか、ホール企業に再就職することも珍しくない。

ところが、ここ最近は警察の意識が変わってきている、という。

「行きたくても、行かない人が増えている。周りから何をいわれるか分からないので行かない。実際、行って後悔している人もいる」

現職時代に比べ、天下り先の給料は1.5倍~2倍のケースも。

民間企業では65歳に定年が延長されるようになっているが、60歳を過ぎると給料は大幅にダウンする。そういうことは考えると給与面では大いに恵まれている。

「ホールへ就職した場合、ホールではやることがない。自分で仕事を作らなければならない。で、社長の使い走りのようなことが多い。パチンコ業界は昔に比べ、世間から叩かれるようになったが、自分も同じように見られることに嫌気が差してくる。人生の最後がパチンコでは寂しい。モチベーションが上がらない」

現職時代は取り締まる側で、再就職先は取り締まられる側。それを承知で天下りは続いてきたが、心境の変化が起こっている、ということのようだ。時代と共に価値観も変わる。

変わらないのは警察の行政指導。

「業界が健全になっても厳しく取り締まられる。なぜなら、警察の仕事は取り締まることだから。仕事をしていることを見せる、ということが取り締まること。まだまだ、厳しく取り締まられるけど、警察のいうことばかり聞いていては業界の未来はない」と断言する。

警察庁は経産省のように産業や業界を育成することではない。違反があれば取り締まることしか指示しない。

「業界自身が自分たちで業界の未来図を描いて、それを警察に認めさせなければならない。釘調整も歴史的に認められてきたものだから、メンテナンスなどと下手な理由ではなく、利益調整のために認めさせて欲しい、と釘調整が残る努力をしなければいけなかったのに、警察からいわれてすっかり諦めムードになっている。警察庁は上から指示を出すだけで、実際に動くのは現場」

この言葉の中には県警が上に対して不満を持っていることもちらりと覗く。

業界が自分たちの方向性を示し、それを警察に認めさせるぐらいのことをしないと業界は縮小するだけだ。

そのためには負い目となるものを払しょくしなければならない。


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LINEの人気機種投票に物申す

スロットニートです。

日報読者の方でもパチンコやスロットを遊遊技されている中の方でお店からメールの配信を受けられている方はいらっしゃいますか?

ここ最近メールに変わり主流になりつつあるのがLINEでの配信だと思います。

LINEで新台入れ替え情報や、ライター来店、雑誌取材イベント等告知されているかと思うのですが、ここ最近「人気機種投票」というのをどこの店舗もやっているのですが、パチンコの場合は1位の機種が釘の調整が良くなり、スロットは1位や2位の機種に設定が入るという事で急激にそのようなLINEの配信が増えてきています。

一見すると広告費用もかからない上にユーザー参加型であり、顧客満足度も高いように思えるので費用対効果も高いように思えます。

しかし、基本的にはそういった人気機種投票には流れというものがあります。

1位や2位になる機種のラインナップがいつも一緒になってしまいがちなのです。

もちろん店側にもメイン機種としての日々の扱いや位置付けがある為、ずっーと1位の機種を殿堂入りという扱いにして、それ以外の機種で投票を行ったりしているのですが、それを除いても1位や2位になる機種については、大方の予想がつくのです。

にもかかわらず店舗によっては、普通に考えれば1位になるはずがない機種が1位になったりするのです。

店側の方も「何故これが1位なんや」と思われた方も少なくないはずです。
普段から稼働してない、その台を打つ固定客すらいない、いわば見向きもされない機種が1位になるのは何故と。

それはラインのアカウントを不正に利用して1位を作り出しているからなんです。

ざっくりいうとアカウントを大量に作り出して、大量に投票する。

実際に自分が試してみてないので詳しくはわからないのですが、1時間から2時間程で1位を作り出す事が出来るそうです。

小手先といえばそれまでですが、実際に投票する人間の殆どが私のような類の人間なので、いったい誰得なん?!と思ってしまいます。

誰の為の人気機種投票なんでしょうか?

本来還元しなくてはならないのは機種投票しない普段から来店される方々ではないのでしょうか?

みなさんのお考えを聞かして頂ければ幸いです。

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違法機撤去は保通協とメーカーで留めておくべき問題だ!

検定機と性能が異なる可能性がある遊技機撤去問題も年内撤去という方向に向かっているが、中小ホールからは異議を唱える声が挙がる。

「保通協を通った機械を買って、所有権はホールにある。ホールが不正改造をしたわけでもない機械を行政が『外せ』と首を突っ込んでくること自体がおかしな話。一般業種ではあり得ない。パチンコ業界だからそんな話がまかり通る。とても法治国家とは思えない」(中小ホール社長)と怒りをぶちまける。

もう少し話を聞いてみよう。

「問題は許可した保通協と保通協を騙したメーカーにある。ホールにまで下りてくる問題ではない。自動車でいえば、ブレーキに欠陥が見つかったものを自分(ホール)で直せといっているようなもの。自動車なら絶対リコールだ。補償内容も加害者が3万円だと提示することもおかしい」とヒートアップする。

本来なら偽りを持って保通協を通しているとすれば、それはメーカー責任である。従って、検定取り消しによって、撤去するのがスジである。

今回はどういうわけかあまりここに踏み込まないで、市場に出回っている機械は撤去機だから、「撤去」という流れが形成されてしまっている。

ホールには釘調整という負い目があるが、ホール社長はこう斬りこむ。

「釘調整の問題と違法機の問題は全く違う話。それをごっちゃにしないで、違法機は違法機と区別すれば話も整理しやすい。釘の問題は玉が通るかどうか。通らなければ通すようにするだけ」と前置きした後で、等価交換問題を言及する。

「たとえば、メーカーのカタログには1回の大当たり出玉が1300個と表記されているとしましょう。それを等価に走った大手は1300個の大当たり出玉を1100個ぐらいにして、本来客が得られる出玉を200個ぐらいくすめるために釘で調整している。確変も本来は次の大当たりまで玉が減らないようにしていたが、確変中も玉が減る。出玉を削って利益にしていることが違法であり、そこが一番大事な問題で、ベース問題よりも行政はそこを指導すべき。等価営業でメーカーのスペック通りに営業していたら大赤字になる」

ユーザーからはボッタ営業といわれ続けてきている。すでに等価・高価交換営業は破たんしているが、現在残っている客は、遊べることよりも勝った時の換金額を優先してしまうために、ホール側も等価交換を止めるに止められない状況に陥っている。

本来パチンコは風営法の下にある許可営業である。そこに自由競争を持ち込んだことも馴染まなかった。組合の強制力を発揮するために、自主規制も復活すべきだろう。


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