パチンコ日報

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4円を捨て2円貸の1円交換

ハンドルネーム「●」さんは、店と客がwin winの関係になるなければ、ならないとしながらも、現状の苦しい台所事情を露呈する。問題解決には2円にすることを提唱する。

以下本文

私も打つんですが、ご自分でお客様目線でパチンコ店を営業をするならどうされますか?

たとえば業界的に機種の稼働を打玉で表しますが、直近指標でSISを用いてパチンコは1万5千を切ってます。パチンコは大当たり確率があり、たとえば新基準は1/319。

パチンコ営業の基本は、場所代をいただいた上で、お客様からの売上を再分配するようなものです。

昨今で言えば都内でかつて旗艦店として営業していた某店舗は、台あたり4万円の家賃だったとか噂されていましたね。それに台数分を掛けたものが家賃でプラス人件費、機械代諸々を差っ引いたうえでの再分配です。

お客様が溢れかえってくれれば、もちろん生業として成り立つのですが、スロットで言えば高ベース機は、およそ台あたりの売り上げも約1万円は下がってます。

つい先日の行政講話で、客寄せ等営業者側の都合により入賞口付近のくぎを開け閉めしていた事案がありました。

「客寄せ等」、こことても大事だと思います。

ある機械で言えば、入替当初、まっとうに人気のある機械であれば、朝からお座りいただけるでしょう。徐々に新台の魅力はなくなり、本当にその機械が好きなお客様が残ってくれます。どんどん次の新台は出てきます。一人減り二人減り、よほどのコンテンツと機械に魅力がなければ減っていきます。

先日まで言葉濁せば、INもOUTも4円でしたよね。機械の能力、出玉性能、全く変わらなければ減りゆくお客様。減りゆくアウト(打玉)。

でも、出る時は同じように2万発、3万発出ます。単純に10人のお客様がいて、 1人2万発位出されるとします。最初は10人いたお客様が6人、4人と減ってくる。

打玉は新台フルで稼働して5万前後から、3万、2万と減ってきます。

減っても残って打って楽しんでいる4人のお客様は、10人打っていたころの売上を肩代わりはもちろんされませんよね。

出る時はもちろん出るんです。私だって嫌です。

となったらどうしますか?

「スタート」「確変ベース」「出玉」

ご自分で営業されるならどうされるでしょう。

だから「客寄せ等」なんだと思いますよ。

この問題にかぎらず、世の中いたるところで、声高に自分の権益だけを叫ばれる方がいますが、お互いがWIN WINになれるよう考えなければ。

この業界の問題は多岐にわたるし、趣旨異論も多岐にわたる。

機械の問題、機械代の問題…難しいですね。

ここ数年、ブックオフはいたるところで閉店しましたね。

スマホの普及やデジタル化で、書籍が売れないというのも大きな流れの指摘の通りでしょう。本屋すら閉店ですよね。

そんな中で、私が見かけて驚いたのは、貸本屋さんを数店見かけたことです。ゲゲゲの女房の再放送見ていただけに、いったいいつの時代だと。

「昭和24年 ・玉貸料金、1個2円に」

連チャンや出玉の総量の射幸を戻すのは難しい。ならばいっそ、今の規制、機械性能のまま、この2円時代に戻すしかないか。

2円貸1円交換。強制的に4円を捨てる。そういう判断もひとつかもしれない。

負額は半減、のめり込み問題も改善では。