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液晶テレビも32インチから今では最低でも40インチ以上の時代で、居間の広さが許すのであれば60インチの大画面が欲しいところである。
で、この1等賞品のアクオスの価格だがヤフーショッピングで6万8000円、ヨドバシカメラで6万4860円、価格.comの最安値で5万8000円といったところだ。
都内でこの1等に当たったAさんのケースを紹介してみよう。
負けがこんだAさんは帰ろうかと思った時に、抽選でアクオスを当ててしまった。
当たったホールでAさんは常連客だった。
「おめでとうございます。テレビはお持ち帰りにしますか、それとも配達にしますか?」と店員がAさんに声を掛けた。
「ちょっと置いといて」
Aさんは常連客で顔見知りのBさんにテレビを1万円で買わないか、と持ち掛けた。
Bさんは大きい画面が欲しかったので、1万円で買うことを快諾した。1等の権利はBさんに移った。
Bさんは車で来ていたのでテレビを持ち帰った。
Aさんはこの1万円を牙狼に賭けた。
すると、連チャンして9万5000円になった。
この時AさんとBさんの間にはwin winの関係が生まれた。
Bさんにすれば6万円以上する40インチが1万円で買えた。Aさんは1万円の軍資金で9万5000円をゲットできた。
この話には後日談があった。
Aさんは40インチ液晶を1万円で売ったことを後悔するようになった。家にあるテレビは32インチなので、40インチが欲しくなった。
そこでAさんはBさんに2万円で買い取らせてくれないか、と話を持ちかけた。
Bさんにすれば、箱から出してテレビをセットして毎日観ている。今さらそんなことをいわれても、と思った。
ここで2人の間で値交渉が始まり、結局2万2000円でAさんが買い取ることに決着した。
Bさんは1万2000円の儲けである。
ファン感謝デーの1等賞品を巡って、水面下ではこんなドラマが展開されていた。

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