パチンコ日報

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不正監視装置より5年間のペナルティー

ハンドルネーム「通りすがりの元メーカー卸」さんから、遊技機不正監視装置について興味ある考察が寄せられた。非常に専門的な内容となっている。

以下本文


 書こうか書くまいか悩みましたがやっぱり書きます。

警視庁の関係者ももっと勉強した方が良いのと違いますか?

主基板に4ケタ7セグ表示機つける?

ハード的には実現可能ですが、ソフト的に実装してよいのですか? 主基板プログラム内で計算してよいのですか?

まず大前提ですが、パチンコ台もパチスロ台も、払い出される玉やメダルの総数は知りません。データとして取っていません。

実現するにおいても、パチスロは、比較的実装は可能かもしれませんが、パチンコの主基板は、払い出しについて一切関知はしていません。パチスロは役毎に必要枚数を払い出すだけです。クレジットはあくまでも増減管理しかしていませんし。

パチンコは、払い出し専用の基板があり、どの役が当たったか、一般入賞口やスタート、大当たりの入賞口か主基板から一方的に連絡があり必要数を払い出しているだけです。

液晶画面で合計数を表示することが当たり前の世の中ですが計算しているのは、機能的に制限の少ない主基板以外の表示基板です。

簡単に言いますと、パチンコの主基板はどの入賞口から入ったかは知っていますが、払い出しが何個だか合計がいくつだかは知りません。パチスロの主基板は、どの役が揃ったかはわかりますが、払い出しが終われば忘れてしまう形になります。

最後にホールコンピュータでの集計ですが、パチスロは役物動作中の払い出しは混在はないのですが、パチンコは役物作動中信号しか出ていませんので、この間のスタートや一般入賞口の払い出しは区別がついていません。遊技機で表示となると数パーセントの誤差修正となるのではないでしょうか?

結論から言いますと現行のCPUで実現するには、主基板だけの変更では済まない事情があると考えられます。「要望を出したのだから実現してね」となった場合、不正防止も考えなければならないので、基準の制定で時間を取られると考えられます。

早い話、今回の場合、どこかのメーカーを処分して5年間休眠してもらうのがベストなのではないでしょうか? Mのように復活をしてまた睨まれる場合もあるので厳格に粛々と処分をしてほしいものですね。

長文、失礼しました。


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