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ゆるキャラ戦略で社会的ブランドの確立を目指す

このほど、ベラジオのイメージキャラクターとして「えがおん」が誕生した。笑顔と百獣の王ライオンを掛け合わせたもので、デザインは社内公募により、アルバイトの女性スタッフの作品に決定した。

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デビューは4月に行われた同社の入社式からで、早くも全国ゆるキャラグランプリでの優勝を目指している。

日電協と回胴遊商は毎年8月4日を「パチスロの日」と制定し、この日にPキャラグランプリを開催しており、ホールのオリジナルキャラクターの日本一を決める大会を2013年から開催しているように、ホールでオリジナルキャラクターを持っているホールも増えている。

ベラジオがキャラクターを制作した狙いは、業界内だけに止まらず、社会的ブランドの確立にある。社会的というとお堅い話になるが、そこにゆるキャラを付けることでイメージがぐっと和らいでくる。

社会的貢献活動の一環としては、ことしからJFLのFC大阪のオフィシャルパートナー契約を結んでいる。JFLはJリーグの下部組織で、JFLで優勝するとJ3に昇格できる。FC大阪はファーストステージで16チーム中1位(5月現在)。昨年の天皇杯の1回戦でJ2のセレッソ大阪を撃破して、大番狂わせを演じている。

JFLの選手はアルバイトをしながらサッカーをしているのが実情で、Jリーグの舞台へ上がるには、スポンサーもより沢山集めなければならないが、今後とも支援していく構えだ。

5月3日、大阪市のキンチョウスタジアムでFC大阪対ソニー仙台FCのスペシャルマッチをベラジオが協賛した試合で、えがおんも登場した。

試合は4対3でFC大阪が勝利した。

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さて、えがおんの話に戻ろう。

えがおんには物語性を持たせている。同社の社長に拾われて、ベラジオにイメージキャラクターとして入社。コツコツ努力して出世街道を突き進んだ結果、2020年には●●●になっている、というストーリーが描かれている。

普段の活動はえがおんの公式ブログ、公式ツイッターを日々更新。直近ではイオンで開かれたゆるキャラ大会に参加したり、マラソンやフットサル大会の応援に駆け付けたり、と土日はフル稼働している。

「FC大阪さんもそうですが、ゆるキャラを作ったことで、これまでベラジオとまったく接点のなかった人たちと知り合えるようになったことが大きいですね。えがおんを通じて、ベラジオに興味を持って実際に店に足を運んでくれた人もいます」(中の人)

次のステップとしては、えがおんのグッズ展開も行う構えだ。


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