パチンコ日報

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お客も出玉狂乱からの脱却を

ハンドルネーム「黄昏777」は遊技者の立場から、出玉ばかりを追い求めることを改めることが、業界再生の一つだという。豪華な料理ばかり食べ続けているとたまにはお茶漬けが美味しく感じられるはずだ。



メーカーは販売台数を伸ばすためにどうしてもMAXを先行販売して、その後ミドル、ライト、とスペックを落としていく。出玉の醍醐味があるMAXばかりを追い求めている客の割合は少なくなっているはずなのに。



以下本文





先日どうしてもクランキーコレクションが打ちたくて、設定には期待せずに打ってみたところ、予想に反してそこそこ良い設定を使ってくれていたようで「7を揃える爽快感」を存分に堪能してきました。(機械自体は結局不満ではありましたが・・・)



今のパチンコ、パチスロの楽しみって何でしょう?



確かにツボにハマれば笑いが止まらないを通り越して怖くなるほど玉が出ることはありますが、その反面5万も6万も遣って「ケもなし」なんて事は日常茶飯事です。



では店は「やらずぶったくり」なのかと言えば、決してそんなことはないと思うのです。



多くのファンが仰っているように、明らかに過剰な新台導入や設備投資等で専ら回収せざるを得ない状況なのは確かでしょう。



その結果、客を飛ばしているところもなくはない。



しかし、ただでさえ客離れが取り沙汰される昨今、自分の首を自分で絞めるようなことがないように努力はしているのかもしれない。



でも最近の機械はパチンコもパチスロも、開けたからと言って必ずしも出るとは限らないという傾向が昔に比べてかなり顕著になっている。



例えば北斗5の等価ボーダー+2.5個の台の10時間実戦のシミュレート値は勝率47%、回収率132%程度らしいが、2日に1回しか勝てないことになる。



それ自体は別に確率的に問題があるとは思わないが、負ける時の内容には大きな問題があるだろう。



期待収支が+で、且つ1発大きな連荘がくれば引っ繰り返せるだけに追っかけた挙句、鼻血も出ないほどヤられた人は多かろう。



これはパチスロでも同じことが言える。



今は設定推測も楽しみ方の一つだが、高純増のATやART機で、数値上高設定を示唆していたから全ツッパしてバッサリ返り討ちにあって歩くのもイヤになった人は珍しくないだろう。



パチンコ、パチスロは元来当りを引けなきゃ負けてしまう遊びだけれど、店が開けても針の穴に糸を通すような離れ業をやってのけなきゃ勝てないようなゲーム性というのは如何なものなんだろう??



そして我々遊技者は、何が楽しくてパチンコ、パチスロを打っているのだろう?



メーカーにも、パチンコ屋にも大いに不満はあるけれど、我々の感覚もおかしくなっているのではなかろうか。



元店長さんの仰るようにパチンコ屋が甘デジから再生を図ると言うのなら、あるいは最近日報によく記事が上がるように羽根モノを導入を促進していくと言うのなら、我々も出玉の狂乱から一旦距離を取ってパチンコって何なんだろうと考え直す時が来ていると思うのです。



またA-400技術介入スロと居酒屋と一発台が打てる時代がくればいいのになぁ・・・・







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