この度はお忙しい中、コメントをお入れ頂き誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。
コメントは全部拝読致しました。
コメントの内容は、どれが正しいかではありません。全てが正しい内容だと思っています。
文章や写真を見て、受け手側がどのような印象を受けるのか?
普段何気ない光景でも、一歩立ち止まって見る、そして考える、この行為はものの見方をおもしろくするものだと思います。
同時に、大げさですが人生を豊かにするひとつだと思っています。
■質問1
インフルエンザ関係について
これは皆様のコメントに記されておりましたように、スーパー内のトイレに掲示されていた事がミソで、店側は、「一品でも1円でも多く」、売上を上げたい意図があるものだと思います。
このように、1円でも多く売上を上げたい時に、スーパーは最後の最後まで徹底的に攻め込んでくるものです。
レジ横に置いてある商品もその戦略である話は、あまりにも有名です。
レジで並んでいる間に、お客様の目に入り、自然に手に取り、かごの中に入れてしまいそうな商品を置いているのです。皆様もそんな経験がありますよね。
「一品でも1円でも多く」、これをホール業界の場合に置き換えると「1発でも100円でも多く」になります。
ホール店長の役目は、お客様に1発でも多くご遊技をして頂く事です。ホールの売上は、1発1枚の小さな集合体なのです。
何気ない光景の中にも、そんな意図が隠されているケースは数多く存在します。
そのケースをひとつ紹介します。
ホール業は、稼働好調なホールもあれば、不調なホールもあります。
稼働が好調なホールの場合、細かい事まで考えなくてもいいケースは多々ありますが、稼働が好調なホール店長の中には、次のように考えて実行している店長が複数存在します。
それは、最後の最後までお客様に1発でも多く100円でも多くお店に落としてもらう工夫です。
先日のインフルエンザの掲示物と同じ戦略です。
ある優良ホールの入口は2カ所あります。
そのうちの1カ所がメインの出入り口で、その出入り口の周辺は「甘デジのバラエティコーナー」です。
普段から稼働が高いコーナーでもあります。
この出入り口周辺の台にひと工夫入れています。
どんな工夫なのでしょうか?
それはできる限り、新台導入した機種を配置する事です。
お客様のAさんが、海物語(ミドル)で1万円負けたとします。
がっかりして帰宅しようと出入り口に向かった時、先日導入された新台が1台空いていたとする。
そんな状況の時、Aさんは「新台だから」と座ってみたくなる可能性が高くなるでしょう。
そんなお客様の心理状況まで考えた営業をしているホールは、全国にあるものなのです。
これはパチンコ機の話ですが、これと同じ状況をスロット4号機ストック機能付きが作り出していた時代がありました。
4号機の攻略方法では、天井や当たりが出やすいスタート数が存在しましたよね。
つまり、お客様はそのスタート数が近くなると、余計にお金を注ぎ込んでしまうのです。
上記のようなケースや先日の写真のようなケース。
お客様に1円でも多くお店にお金を落として頂く創意工夫、これって商売人なら、一晩中話をしていてもおもしろいはずです。
他人の話や文章も、それと同じように考えながら聴いたり読んだりしていると、ご自分の頭の中に閃く時があるでしょう。
■質問2
お米の画像について
これは皆様のコメントにありましたように、商品を床に直置きする行為は、ありえない事です。
これと同じ行為を、百貨店がすれば大問題になるでしょうし、百貨店ではありえません。
ただ不思議なもので、スーパーでは時々、見かける行為でもあります。
実際に、数年前に都内にオープンした「〇トー〇ーカ堂〇〇〇〇井店」の場合、現在はそんなケースはなくなりましたが、初代の加工食品売り場のマネージャーやアルバイト君たちが加工食品の直置きをしていました。
瓶モノや缶モノの商品を置き換えの際に、床に直接置いていたものです。
私は当時知り合いだったM副店長に、それを見たら直ぐ報告をしたのですが、副店長は現場でそんな事があることに驚いていました。
下の写真は、先週の金曜日(12日)にたまたま目撃した光景です。
この店舗も上記と同じチェーン店で「〇トー〇ーカ堂〇〇町店」です。
トイレットペーパーが床に直置きされています。
右側にちょっと写りこんでいる人は、ネットスーパー担当者で、ネットで注文された商品を売り場からピックアップしているのです。
つまり、この直置きされた商品は、当日中に各家庭に配達されるのです。
この画像を、同店のI副店長に見せると、ありえないので即注意すると話していました。
つまり、現場の監督者が見えない場所で、現場の従業員は、やってしまうのです。
この数年間の中で、パチンコ店の景品陳列で、商品を一瞬でも直置きする行為ですが、何回も目撃しています。
私は、少しでも業界がよくなるように、優しく景品交換場の従業員に注意をしています。
前には、大手チェーン店の景品交換場で、陳列ケースの商品を補充している女性が、陳列ケース奥に新しい商品を入れる際、古い商品を陳列ケースから出して床に直置きしていました。
教育が充実していて接客も完璧なあのチェーンなのに、そんな事があったものです。
ホール店長さんに言いたいのは、大手スーパーでもあるのですから、自店舗でもあると考え、従業員さんには予防的な指導もお願いしたい、ということです。
管理職を目指す業界の若手の皆様へ
ものの見方や文章の読み方、このエントリーで書いた視点を頭の隅に入れておけば、優秀な管理職になれると思います。
了
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管理職は思考を巡らせること
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