■女子力活用法
「女性の力がホールを変える!」
講師:アイキャンディ・福森加苗代表
世の中の消費の80%は女性がコントロールしているように、女子力の強化で売り上げアップに必ずつながる。
パチンコ業界の変化に対応して、生き残るためには独自の営業スタイルづくりの確立が必要になってくる。
そのためにまずやらなければならないことは以下の3つ。
1.旧態依然とした手法からの脱却
2.お客様の信頼回復
3.再来店率の向上
この過程でキーポイントになるのが、お客様と最後に関わるカウンターの女子になる。
女性専用のジムが流行っている。
そこではトレーナーはお客様のことを「○○ちゃん」と名前で呼び、「○○さんは今度いつ来るの?」と親しげに会話する。
女性は約束は守るので、いつ来るかと聞かれ、次に来る日をいった以上、必ず来る。
友達感覚をうまく取り入れている。帰る時に感じよく返すことがポイントである。
これを景品カウンターの女性も応用しなければならない。
店内の雰囲気をブランディングする上で、視覚効果として女性も一つのディスプレイとして活かすことが必要になってくる。さらに聴覚効果では、開店や閉店時の音楽を女性に担当させて居心地のいい環境を作ることもポイントになる。
女性は何をするにも自信がない。そのため自分で確信しないことはクチコミしない。
例えば、店に入った時にいい香りがしても自信がない。そんな時に「今日の香りはローズです」と貼り出していれば、確信してクチコミで広めてくれる。
男性はかわいい子を見ると、「かわいい」というが、女性は口にできない。女性に自信を与えて行くことがブランディングづくりにつながる。
女子力向上の秘策
1.女性チームによるミステリーショッパーの実施
大阪のおばちゃんのような細かいところを突っつくような視線で、盲点を見つけ出す。
実際にあったことで、女子トイレに緑色のランプが取り付けられていた。その光の関係で鏡に映る顔色が悪く見えた。それを交換してもらったが、男性目線ではそこまで気づかない。
競合店調査を女性がすると、競合店の方が女性客が多かった場合、その差異はどこから生まれるのかも分かる。
男性と女性の目線は根本的に違う。男性が作ると女性向きのチラシはピンクを使ったりするが、女性はそんなにピンクが好きなわけではない。
女子プロジェクトチームの運用の秘策
1.公平に接する
女性は皆の前で特別扱いされるのを嫌がる。特別扱いされるとイジメに遭い結果的には辞めていくことになる。褒める時は陰で、そっと、短く事務的にする。
2.リーダーの指名
「あなたがリーダーだよ」と指名する。リーダーを決めることによってうまく回るようになる。
女性プロジェクトチームを結成。女子力の強化で、女性が物申す環境が整った時、世の中の消費の80%は女性がコントロールしているため、売り上げアップに必ずつながる。

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