パチンコ日報

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メーカーのガイドブックにもNGを出されたホール

普段、手に取って見ることもないメーカーが制作する遊技機のガイドブックだ。ホールには専用のラックがあって、ほとんどのホールでお目にかかる。





今やガイドブックがなければ、ゲーム内容が分からないぐらい複雑化している、ということだ。



改めて中身を見てみたが、最近、よく使われている言葉が「上乗せ」。その説明文があるわけでもなく、初めてパチンコを打つ初心者には何のことやらさっぱり分からない。



そんなことをいいたいのではなかった。



本題はここからだ。



このメーカーのガイドブックの内容に所轄から噛み付かれたホールがある。



広告宣伝規制で禁句になったような「一撃大当たり」「一撃チャンス」「連闘チャンス」「殲滅ボーナス」「必殺技」などの文言がガイドブックの中には出てくる。



「この小冊子は射幸性を煽っているのか? 大チャンスという言葉もダメだ」と所轄から高圧的にいわれた。



店長は一瞬耳を疑った。



これは、メーカーから提供されているもので、どこのホールにも置かれているものだ。



「新台の説明書も置けないないんて、本当にやることがない。どうしたらいいのか分からない」と途方に暮れる。



ガイドブックがダメなら、「激アツ」としゃべる機械はどうなるのか? 機械そのものを置けなくなる。



これはあくまでも所轄の担当の判断だと思われるのだが、周りのホールにメーカーのガイドブックで指導が入った形跡はなかった。



このホールだけの特別指導だった。



なぜ、このホールだけに嫌がらせとも思える指導が入ったのかというと、一つ思い当たる節があるとすれば、北系だということだった。



総連の商工人のホールは、北朝鮮が変な動きをするたびに狙われやすい。



2006年にテポドンの発射実験を行った時も、その煽りで営業停止に追い込まれた北系ホールもあった。



北朝鮮のミサイル発射の威嚇は、ボストンの爆弾テロを境に対話の用意があるとややトーンダウンしてきたが、緊張は続く。



この時期、北系ホールは愚直なまで遵法営業を徹底するしかない。



従業員名簿の不備がないように。





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