パチンコ日報

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日本人に育てられた在日産業であることを肝に銘じよ

日本生まれの在日2世だが、初老の域に達している。



ホール経営者の立場にもあった。政治問題とパチンコ業界が置かれている立場について、静かに口を開き始めた。



「東京の新大久保が打撃を受けている。韓国が野田首相の親書を突き返した翌日、通りが閑散としている。韓流ブームに大きな陰りが出てきた。次はパチンコ業界が本格的に影響を受ける。世論が騒ぐことで規制も一段と強化されるのではないだろうか」と危惧する。



朝鮮民族はかつて日本に侵略され、虐待を受けた民族の怨念が、李明博大統領の親書返送という常軌を逸した行動に走らせたわけだが、「自分の人気取りで、こんなやり方はまったく評価できない」と一蹴する。



北朝鮮についても厳しい見方をする。



「総連の失敗は金日成と革命を絶対化したこと。朝鮮の歴史を教えず、金日成の歴史を教えたことが間違い。さらに総連を革命の基地にしたことが間違い」



日本政府についてはこうだ。



「終戦後は日本政府も侵略と虐待の負い目があったので、在日に対して生存権を奪うと何をしでかすか分からないので、日本人がやらないパチンコと焼肉を認めた。玉虫色の風営法も時代にそぐわない。変えなければならない」



長いイントロダクションはこれぐらいにして、ここからが本題だ。



業界のオーナーに対する苦言である。



「日本で商売して大きくなったのは、自分の力だけではないのに態度が横柄で偉ぶっている。日本の風土、日本人の理解がないと商売ができていないのにそれを忘れている。誰によって大きくなったのか。それを考えるともっと、もっと社会貢献しなければならない。近所の清掃なんか当たり前。パチンコ業として特別貢献しなければならない。お客様から吸い取るだけ吸い取って自分のポケットにしまいこんでいる。2ちゃんねるでパチンコは叩かれ、右翼からパチンコを潰せ、といわれているが、業界に身を置きながら彼らの考えも半分同情できる」と手厳しい。



では、本人はどういうことをやってきたのか?



「おカネができたら、寄付するという人がいるが、そういう人に限ってやらない。私はホールが赤字でも寄付していた。それも頼まれてやるのではなく、困っている福祉施設を探して寄付した。地域のお蔭で商売ができていることを考えるとそれは自然に行えた」



ちなみに当時のエピソードとしてこんなことがあった。



競合ライバル店から遠隔の噂を立てられ、警察の立ち入り調査を受けたことがあった。



閉店後、朝方まで戦略会議が続き、戦略を練って、練って、抜群の集客を誇っていた。それを遠隔、とあらぬ噂を立てられた。



汗水流した戦略を遠隔といわれたが、遠隔などやっていないのだから、調べても何も出てくるわけはない。



ピンチをチャンスに変えた。



「広告で『何もしていない店に手入れが入りました』と逆宣伝しました。それぐらい玉が出るのかと思って、お客様がさらに増えました」





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