パチンコ日報

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備えあれば憂いなし、防災ずきんになるイスカバー登場

9月1日の「防災の日」からいささか日にちは経っているが、天災はいつやってくるか分からないので、日頃から防災意識を忘れてはならない。



そこで登場したのが防災ずきんイスカバーである。パチ元会の1周年記念セミナーの会場で、発売元のティーズカンパニーの林禎造代表自らがモデルとなってアピールしているのが目に留まった。





ナゼ、イスカバーで防災ずきんが開発されたのか?



「3.11の大震災が起こった時、東北の商社さんから『逃げる時に頭を守るものが欲しかった。イスカバーは大抵のホールにある。これを何とか応用できないだろうか』と依頼を受けたのが開発のきっかけでした。元々、うちはオリジナルのイスカバーを作っているので、イスカバーをずきにできるように開発に着手しました」と林代表。









素材は燃えにくいもので、落下物から身を守るために頭部はクッション製の高いものを使った。何よりも苦心したのが3秒で装着できるところ。3秒装着にたどり着くのに開発時間がかかった。



昨年11月に発売され、今年3月、神奈川県のプラザ商事の4店舗に導入されている。



防災機能を持たせているので、一般のイスカバーよりは多少高いが、業界が標準装備して量産体勢が整えば、コストは安くなる。



「備えあれば憂いなし。ホールさんからのご要望があれば、一緒にものづくりをしたいと思います。ご意見をお待ちしています」(林代表)





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新台入れ替えのチラシも打てなくなる日

警察組織は約30万人の警察官を約500人キャリアがコントロールしている。



所轄の警察官からはこんな声が漏れてくる。



「生活安全課はパチンコ業界の取り締まりだけをやっているわけではない。住民同士のトラブル解決から地域安全の仕事は一杯ある。これ以上パチンコ業界のことで手は取られたくない」



その所轄の県警は、広告宣伝規制に対して、人口が集中している都心部では厳しく行っているが、田舎の方ではそれほど取り締まりは厳しくなく、一つの県警でも指導に対して温度差がある。



その所轄担当にホール関係者が、この先どうなるのかを尋ねた。



「警察庁が厳しくいっているうちはまだ大丈夫。厳しく言わなくなった時に次の展開があるかも知れない。上の方は新装開店のチラシもダメだと考えている人もいる」



岐阜県はいわゆる空チラシが8月から打てなくなり、新台入れ替えのみになった。しかも、機種の写真に大小を付けることはご法度で、均一の同じサイズではならない。日にちも同じ大きさで、文字の色を変えてはいけないなどの細かい指示まで入っている。



このまま広告宣伝規制を業界が守れず、指導の厳しさが加速すると、最後の砦である新台入れ替えのチラシまで打てなくなる、ということのようだ。



その理由が面白い。



「カジノが新台を入れたからと言って広告を打つか? カジノが合法化されたらパチンコもそれに合わせるのではないか」



チラシ以外にもホールにとっては身近な問題が潜んでいる。それは玉積みの問題だ。



マルハンの新店は全台各台計数機を導入しても客を付けることに成功している。それはマルハンという信頼度の高さの表れだろうが、信頼の少ないホールが全台各台計数機を導入して、失敗しているケースは多々ある。



全台各台計数機を導入してグランドオープンに失敗したホールが、1カ月後には各台計数機を外し、等価交換に切り替え、玉積み演出で息を吹き返したケースもある。



一番目立つ場所に別積みで出玉演出しているホールがあるが、これこそが著しく射幸心をそそるおそれのある行為であることは誰もが分かっている。



「一部のホールの過激なチラシのおかげで規制が強化されたが、今までそんなに悪いとは思っていなかったチラシまで悪く見えてきた」というように警察官も人の子である。



イベントがない時代でも集客する知恵を持っていた店長は数多くいた。そういう人たちからすれば、広告規制も玉積みが禁止されても怖くはない。





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顔認証の最前線をテレビ東京が紹介

いささか旧聞に属するが、8月7日に放映されたテレビ東京の「ガイアの夜明け」で最新の顔認証システムに迫った。



業界とは関係の深いグローリーが紹介される、ということでパチンコ業界の顔認証が取り上げられるのかと思った。



それでなくてもユーザーからすれば顔認証にはアレルギーがある。それが公になったら、業界は蜂の巣をひっくり返したように大騒ぎになる。



放送前にグローリー関係者に問い合わせたところ「うちはパチンコ業界向けにはやっていないよ」ということだった。



街中には防犯カメラが溢れかえっている。



今や監視される社会になっているが、それが犯罪が起こった時に犯人逮捕の手掛かりになっている。監視カメラがあることで、それが犯罪の抑止力になっていることも確かだ。



では、市民は監視カメラに対してどの程度のアレルギーがあるのか? 



テレビ東京の調べがこれ。







防犯カメラで撮られていることに「抵抗がない」と答えたのが82%で、家の近所に防犯カメラを「設置して欲しい」と答えたのは78.7%に及んでいる。



むしろ、犯罪の抑止効果に期待する声の方が多い。



商業施設の中にも至る所に監視カメラが張り巡らされているが、「安心、安全ではないところに普通の人は二度と来ない」というのが一般的な感覚になっている。



やがて番組は最新の顔認証システムに迫る。



では、どんなところに顔認証システムは導入されているのか?



大阪のUSJには年間パス利用者には、顔認証で本人確認を行っている。





年間パスを購入すると、初回に本人の顔登録を行い、その後は入場ゲートでその都度カメラに顔を向け、本人かどうかを顔認証システムが瞬時に判断する。





これによって年間パスの不正利用を防いでいる。



これから広まるのがマンションの顔認証オートロックシステムだ。



このシステムを導入したマンションは第1期販売で即日完売したほどだ。



マンションに入館した人物や入館した時刻をすべて管理できる。独居老人などのケアにこのシステムは応用できる。マンションからの出入りが何日間もなければ、部屋で倒れていることなどが考えられる。



そして、紹介されたのがグローリーだ。



同社は金融機関やホールも使われている紙幣計数機などの分野ではトップシェアを誇る。



方向がバラバラの札を入れても、きれいに同じ方向で帯封をして出てくる。



これは画像処理技術が用いられているわけだが、この技術を応用して、2010年から顔認証ビジネスに本格参入している。



同社の技術は顔の100カ所近いポイントを登録された顔写真と比較する。





その結果、かつらをかぶり、サングラスをかけて変装した人物でも正確に見分ける。





番組では紹介されてはいないが、車両ナンバーの認識システムがパチンコ業界では活躍している。



これは事前登録した社員や業者のナンバーを事前登録することで入場手続きを簡素化する。それだけではない。



ゴト師グループは県外ナンバーでやってくるケースが少なくない。要注意ナンバーが入場すると警報を鳴らすことができる。



また、VIP会員、一般会員のナンバーを事前登録しておけば、車でその状況を把握することができる。



駐車場の入出庫で滞在時間や来店頻度を把握できる。



これを個人に向けて先鋭化したものが顔認証である。



顔認証システムは業界でも導入されているが、ユーザーに抵抗感を与えないことが求められる。







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日報を読んだ証券アナリストが指摘した業界の弱点

証券アナリストの見る角度はやはり一般人とは違う。



それは9月3日付の「巧妙な持ちつ持たれつ」を読んで「これでは日本での上場は無理」だと指摘する。



日本で上場できない最大のネックは極めてグレーに近い換金システムにある、とされている。



さらには、最近警察がはっきり問題視するようになった無承認変更に当たる釘調整の問題にばかり目が向きがちだったが、新たな問題点が浮かび上がってきた。



「3日の記事はパチンコ業界の弱さを露呈したもので、カジノで情報を流すことなどはあり得ない話だ。パチンコ業界では設定漏洩が結構行われていることをこの記事で初めて知った。こんなことが日常的に行われている業界は、上場には値しない」



設定漏洩問題は、業界が抱える深い闇の部分の話である。しかも、これは内部不正であり、ホール側の管理の不行き届きの問題なので、なかなか表には出てこない。



設定漏洩を防ぐシステムも販売されていた。



高設定台とカメラを連動して、高設定台にいつも座る客の顔ぶれが同じようになってくれば、設定が漏洩されている兆候である。



このシステムは内部不正をさせない抑止効果狙いで、ウチコを増やせばこのシステムも役に立たなくなる。



設定漏洩を防ぐために、こんなことをやっているホールもある。



「抜き打ちでの外部監査が必要です。設定表と実際の設定があっているかどうかをチェックする。設定2と設定表には記入して、実際は6を入れて打たせているケースなども出てきます。外部監査を抜き打ちでやることで抑止力が生まれます。ホールはそういう内部不正ができない仕組みを作ることで不良社員も生まれなくなる」(ホール関係者)



証券アナリストが危惧するのはこれだ。



「海外の投資家に対してパチンコ業界では設定漏洩などの内部不正が行われているホールもあることを説明しているのだろうか? 設定漏洩を取り締まる法律もない。設定が漏れないシステムと罰則規定を作らなければ、日本での上場はできないと思う。投資するには危ない案件の一つだ」



内部不正に関しては証券アナリストもあまり知らなかった問題だった。



「海外の投資家からすれば、パチンコはよく分からない分野なのでダイナムの株価もそんなに上がっていない。設定漏洩しても何の罰則もない未完成な業界といわざるを得ない」



内部不正だけでなく、ゴト行為も一向になくならない。



そういう意味でも不正に対して未熟な業界だといわれても仕方ない。





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元店長が「現役店長だったら自店舗で禁止したい行為」・・・コーヒーレディー編

私がホール店長だったら、今のホールで当たり前の行為は絶対に止めた件が山ほどある。その内容を数本に分けてお伝えしたい。



真っ先に止めさせたいのが、コーヒーレディーの無礼な販売方法です。



もしも私がホール店長ならば、自分の管理する店舗内で、あの失礼な販売方法は許せません。



中にはちゃんとした販売方法をしているコーヒーレディーもいますが、多くのホールで行われている販売作法は世間では通用しません。



楽しく遊技しているお客様の横から、メニューを差し出す行為は、販売方法としては最低の手法です。



お客様が熱いリーチ演出に集中して手に汗を握っている時に、その行為をされたらムカツクお客様がいると思います。



この私はムカツク類の客なのですが、そんな経験は多くのホールでしました。



コーヒーレディー側からすれば、販売数を増やすために、その行為は必要なのでしょう。



百歩譲って、それならメニューを差し出すタイミングを、考えて欲しいものです。



私が店長なら、



1.お客様の遊技台の画面がリーチ中ならメニューを差し出す行為はさせません。



2.本当なら、常時メニューを差し出す行為はさせません。



3.コーヒーレディーを派遣している会社の方針がると思いますが、その方針以上に厳しい販売方法を徹底させます。



コーヒーレディー販売は、お客様へのサービスの一環と考えているなら、無言(小さな声を含む)でメニューをお客様の全面に出し出す行為はサービスになると思うのか?



今のホールは、現行の方法が当たり前になっていて、お客様も同様にそれでもいいと思っているケースが多い。



お客様にホールで楽しく遊技をして頂くのがホール店長の役目でもある。

それなら今の販売方法に疑問を持つべきです。



コーヒーレディーの会社からすれば、そうしないと販売数が減ると言われるが、私がホール店長ならそんなの関係ない。



1杯当たり数十円の手数料がホールに入ったとしても、それに比べたらお客様への負担を考えたら、お客様への配慮がそれを上回る。



厳しく書けば、他人が何かに熱中している時に、いきなり要件から切り出す人は変人扱いされます。



例えば、皆様がケータイゲームで遊んでいた時、見知らぬ人がいきなり「これ買って下さい」と声をかけてきたらどう思いますか?



「何だ?こいつ?」と思うでしょう。



それと同じ販売方法をしているのが、コーヒーレディーです。

それが許される空間がパチンコ店とは悲しい業界です。



私だったら、自分の常識が疑われるのが嫌なので、多くのコーヒーレディーが行なっている販売方法を自店舗でされたら本当に嫌です。



全国のホールで行われている無礼なコーヒーレディーの販売は、世間で通用しますでしょうか?



新幹線の中でワゴン販売が行われていますが、ホールのコーヒーレディーの手法が新幹線内で行われたら、間違いなく苦情の嵐です。



新幹線内とホール内では状況が違うにせよ、現行のホール内のコーヒー販売方法の多くは、世間では通用しません。











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