第3回ぱちんこ情熱リーグは7月18日、東京・港区のメルパルクホールで開かれ、大阪のべラジオ本店の優勝で幕を閉じた。
べラジオグループは8店舗がエントリーして、このうちべラジオ姫島店、いちえん本舗、べラジオ本店の3店舗が決勝進出という快挙を成し遂げた。
優勝のあいさつに立った店長が、最後にこうお礼を述べた。
「この会場にはいないかも知れませんが、大切な人を紹介します。それは原田隆史先生です。がむしゃらだったボクに、能力を発揮するには人格が大事で、なにより自立型人間になることを教えてくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。原田先生、森行先生、本当にありがとうございました」
優秀ホール賞も受賞したことで、改めてべラジオの人材教育に注目が集まろうとしている。
各種教育を実施する中で、偶然にも優勝したべラジオ本店が受講していた原田メソッドを当ブログでも追い続けていた。
優勝のあいさつで店長が名前を挙げた原田先生こそが、原田教育研究所の代表でもある。
原田メソッドではまず目的・目標を設定することから始まる。
ベラジオ本店の目標は「ぱちんこ情熱リーグで日本一」になることに決まった。目標だけでは漠然としているが、これにナゼ日本一になるのか、目的が加わることで一気にイメージが膨らんでくる。
目的は個人によって違ってくる。日本一になってサービスが向上し、稼働が上がることで給料を上げた、と思う人もいれば、リーダーシップを磨きたい、と考える人もいる。
目標を達成した後何が起きるかイメージをより鮮明にすることが大事である。
目標達成のためにはゴールのイメージを自分の頭の中に刷り込んでいく。
意識が変化すると、成功のためのアンテナが張り巡らされ、ヒントが見つけられるようになる。目標に毎日向き合い、目標達成を毎日イメージする。
目標は口に出すことが大事で、そこから気づきも生まれてくる。
ゴールを決めたら次は行動計画を立てる。
ぱちんこ情熱リーグで日本一という具体目標が決まった。日常のホール業務の中で、品質、サービス、清掃、プロモーションの4項目の行動計画をルーティーン行動に置き換える。
原田メソッドにはルーティーンチェック表が必須となる。普段の行動を振り返るために欠かせない。成功の習慣を形成するのがこのルーティーンチェック表ともいえる。
目標達成のための具体的行動を書き上げ、それが毎日実行できたかどうか○と×で振り返る。
ぱちんこ情熱リーグで日本一になるために、今回の研修では日本一になるための朝礼作りに取り組んだ。
原田式朝礼では、実施する前に確認するチェック項目がある。
1 朝礼を実施する場所がきれいに清掃されているか(場を清める)
2 朝礼に集まる際に元気なあいさつが交わされているか
3 身だしなみは基準が守られているか
4 朝礼が開始予定時刻通りにスタートできているか
朝礼実施中のチェック項目もある。
1 笑顔
2 はっきりと話す(語尾は短く切る)
3 全体に聞こえる声の大きさで話す
4 態度、姿勢(前向きな気持ちで朝礼に臨んでいるか)
朝礼プログラムは本店の社員で考えた。その結果生まれた朝礼がこれだ。
1 理念の唱和
2 きのうのよかったこと発表
3 ベラジオ体操
4 達成目標発表
5 行動宣言の発表
これを朝礼の参加者全員が発表する。
この中で達成目標とは、店舗として情熱リーグで1位になることを決めている。
その日のことをイメージして「平成24年7月18日、私は情熱リーグで1位になって、胴上げしてもらって泣いています。次の日はご褒美でディズニーランドへ行って最高の仲間作りができています」と声を出して発表する。
成果を出すためには朝礼から決して手を抜いてはいけない。
原田メソッドの目的の一つが自立型人間の養成で、仕事をしながら人格を成長させていくことにあった。
仕事をしながら他人を助け、教え、自他を愛することで人間力をアップ。その先にあるのが自立型人間の形成である。
自立型人間を育成する一環に原田メソッド朝礼があった。
この朝礼の目的は次の3つ。
・モチベーションの向上
・テンションの向上
・自尊感情の向上
ぱちんこ情熱リーグで日本一になる、という目標を設定し、この目標を忘れずに毎日朝礼に取り組む。
この目標設定を中途半端なものにすると、ずっと中途半端な目標に向かうことになるので、本気の目標を設定することが重要である。
人は行動が変わることによってこれまで壁と思われていたことを乗り越えることができる。壁を乗り越えることで新たな成果が生まれる。
それを本店のメンバー全員で乗り越えたため、目標だった日本一を掴めたのだと思う。
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