パチンコ日報

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トラブル対応、あなたのホールならどうする

ホールでの理不尽な対応に関するエントリーで、もっと不愉快な応対をされた、というのはハンドルネームoilさんと大阪太郎。2人の話を聞いてみよう。



以下本文。



oilさんの場合



夜中9時ごろスロットをヤメ。9000円残ったプリペイドカードを抜き、コインを流した後精算機で精算しようとするも、何度入れてもカードが戻ってくる。



設備が古めの店だったので、こういう事もあるだろうと店員を呼んで事情を説明すると、確認するからちょっと待ってくれと言う。



20分ほど待たされた後、店側の説明によると「コインサンドのトラブルで、カードにクレジットが書き込まれず出てしまっている」とのこと(入金額と払い出し額の差もホールで確認済みだとか)。



まぁ、そういうこともあるか。ちゃんと整備しとけよ…と9000円を出されるのを待っていると、なぜかお辞儀して、そのまま回れ右をして帰っていく店員。



一瞬あっけにとられるも、急いで追いかけて「9000円はどうしたの」か聞いてみると、



「機械のトラブルは機械のメーカーと客とのトラブルであって、当店の関与するところではない。よって9000円はあなたが直接機器メーカーと交渉して取り返しなさい。なお防犯上の観点から入金データは渡せません。別に警察呼んでいただいても構いませんよ」とのこと。



正直衝撃を受けました。



泣き寝入りすれば楽だったんですが、額も結構大きいですし、店の管理下にある機械のトラブルを理由に、先払いの金を没収するのは詐欺に当たるのでは? と思ったためお言葉に甘えて警察を呼ばせて頂いたところ、



2時間ほどの論争の末に「絶対に他言無用のこと」を条件に9000円返ってきました。



しばらく2chの地域スロ板でネタにして盛り上がれましたけどねw 3年ほど前に山口県の某店で実際に体験した話です。



大阪太郎さんの場合



約3年前とあるホールにて確変中にスルー付近にブドウ発生。



呼出して店員に直してもらったときにあろうことか、店員がへそに球を3個ほど入れた。



そして、その球で単発命中(元は保留なし)で、店員チャンスの逆バージョンをくらいました。



よほど責任者を呼べといいそうになりましたが、アルバイトのお姉さんを責めるのも気の毒に思い、泣き寝入りしたことがあります。



自分で打っていたとしても単発をひくかもしれませんが、この場合は、「確変中に保留消化を確認後、トイレに行って戻ってきたら知らない誰かが自分の台で単発を引いていた」と本質的には同じ状況です。



サービスするならスルーを満タンにするように教育すべきでしょう。



あのとき抗議していたらどうなっていたのでしょう。



以上



ホールでは何かと、カネにまつわるトラブルが少なくない。oilさんや大阪太郎さんのケースで、ホールはどういう対応を取っている?





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広告・宣伝適正化推進機構を設立か?

警察庁丁保発第144号の中に興味深いものがあった。



それが、これ。



(3)広告、宣伝等の適正化に向けた仕組みの構築について



広告、宣伝等の適正化に向けた仕組みの構築について広告、設備等規制違反に関しては、上記のとおり、ぱちんこ業界に対して当庁及び都道府県警察から度重なる指導を実施してきたにもかかわらず、今なお同違反を行うぱちんこ営業者がみられることは誠に遺憾であり、これらの者の遵法意識には強い疑念を抱かざるを得ないところ、ぱちんこ業界における健全化の取組の一端として、広告、宣伝等について、行き過ぎたものがないかどうかをチェックする仕組みの構築を検討されたい。




これは、広告・宣伝規制については過去何回も同じ指導を重ねてきたが、パチンコ業界は規制逃れをすることばかりに腐心してどうしようもない。



それなら、違反したホールをチクる新たな組織が必要になってくるので、それを業界で作れ、ということだろう。



手本になるのは一般社団法人 遊技産業健全化推進機構であろう。



機構の設立目的はこうだ。



機構は、遊技産業(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項第7号に規定する営業(ぱちんこ屋及び同法施行令第7条に規定する営業に限る。)



及び当該営業に関係する事業をいう。以下同じ。)の健全化に関する諸施策を展開するとともに、遊技機及び周辺機器に関する不正等を根絶して安心安全な遊技環境の整備を図り、身近で手軽な大衆娯楽としての基盤を確立して、もって遊技産業の健全な発展に寄与することを目的とする。




こちらは遊技機や周辺機器の不正を根絶するために、立ち入り調査に同意しているホールに対して、機構が抜き打ちで検査する。



健全化推進機構は一見、警察の天下り先のようにも思えるが、代表理事の河上和雄氏を始め副代表、専務理事、理事はすべて民間人が登用されている。



ということは、さしずめ「広告・宣伝適正化推進機構」みたいなものが、設立される可能性が高い、ということだ。



広告宣伝規制に違反しているホールは、広告・宣伝適正化推進機構へ通報され、そこから各所轄へその情報が流れ、所轄が行政指導に当たる、というような流れになるのだろうか?



官僚が出世するには天下り先ポストを作ることだったが、今は世間の目が厳しいのでそんなこともできないだろうが、ホール5団体は警察庁から宿題を投げられた以上、形にしなければいけない。





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若年層対策にメーカーのテレビCM復活も必要

7月10日、大阪で開かれたホールエグゼクティブセミナーで「業界激論パネルディスカッション」が行われた。その中で興味あるテーマをいくつかピックアップした。



業界の将来にとって若年層を開拓することは、業界としても最重要課題ながら具体的な行動は取られていないのが現状である。



競艇や競輪は若手のタレントを使ってテレビコマーシャルをガンガン流しているが、パチンコ業界では批判の対象となることを恐れてかそういう発想がない。



若者を振り向かせるにはどういう方法を取ればいいのか、各パネリストが持論を展開した。



「批判はあるが、テレビCMの力は大きい。メーカーの新台のCM復活を望む。各店舗が主導で行うのではなく、組合による組織力で統一化した告知力が必要」



「生活必需品ではなく、経験商品なのでファーストコンタクトが何より重要になる。いかに経験させるか。スロットはゲームコンテンツとして使えるのでオンラインゲームでまずは触れてもらう」



「メディアを使ったCM。ゲームとして疑似体験してもらう」



「今の大学生はパチンコをやらない人が圧倒的に多い。メーカーのCMが消えてますます。パチンコのことから興味がなくなっていくので、メーカーのCMが必要だが、利益がそんなことに使われていると思われるとネガティブになる」



「店単位の努力では新規客は拡大しない。業界全体のイメージアップ戦略の一環として、パチンコホールを舞台にしたキムタク主演のドラマを作る」



「今の学生はパチンコやスロットを打つことをダサいと感じている。では彼らが何をやっているかといえば、モバゲーなど。そういうものとリンクさせてイメージを変換させていく」



「若年層が時間や心を奪われているものといえば、2ちゃんねるやニコ動。それ以上のものを付加しなければ振り向いてはもらえない」



「ノンユーザーに知ってもらうための仕組みづくりが必要」



「若年層顧客にマーケットリサーチすることが必要。マルハンの千葉北店は無料パチンココーナーがあり、その中にモンハンも入っている」



「無料パチンココーナーが全店に入るようにすることも必要」



今回出て意見ではメーカーのテレビCMを復活させる声がいくつか出た。パチンコをしない人にパチンコの存在を伝えるには有効な手段でもあろう。



京楽からいよいよAKBの台がリリースされる。今や総選挙といえばAKBの代名詞でその模様は生中継で放送され国民の関心も高い。



AKBのパチンコ台のテレビCMが流れれば、パチンコをやったことのない人でも、とりあえずどんな台なのか見にいってみようと足を運ぶ可能性はある。



ニコ動を使って若年層に訴求する最大のチャンスがAKBともいえる。



最近、無料パチンココーナーを常設する動きが出始めている。ホールにはたいてい死に島はあるものでそれをファーストコンタクトにするのもいい。



全日遊連も新しい体制に生まれ変わった。おカネにゆとりがある団塊の世代以上が消える前に、少子高齢化の中で若年層開拓に本腰を上げなければ、業界の縮小に歯止めがかからない。





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パチンコイベントは事実上アウト!

7月26日に開催されたパチ元会では、警察庁丁保発第102号の勉強会が開かれた。



警察庁のホームページでは通達資料を公開している。パチンコ業界を所管する生活安全局保安課が都道府県警察本部長並びに警視庁生活安全部長に宛てた通達文を読むことができる。



これは警察庁が警察の身内に通達する文章で、それを基に業界団体に通知する文章が流れてくる。



内容は似たようなものだが通達と通知では、タイトルからして違う。



たとえば、今話題の広告・宣伝規制問題。



7月13日付で警察庁が身内に出した警察庁丁保発第102号の通達文ではこうなっている。



「ぱちんこ営業における広告、宣伝等に係る風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反の取締り等の徹底について」



これが7月20日付でホール5団体への通知文ではこうなっている。



「ぱちんこ営業における広告、宣伝等の適正化の徹底について」



業界には警察庁が何度も何度も口を酸っぱくしていっている広告・宣伝規制を「守ることを徹底して欲しい」といっているのに対して、身内には「法律違反は徹底的に取り締まれ」となっている。



この通達文は当然、業界団体に渡すものではないのだが、警察庁丁保発第102号の本気度は、昨年6月22日付の旧通達は廃止する、と前文で締めくくっている点だ。



しかも、この第102号通達の保存期間を平成34年12月31日までの10年間としていること。



たった1年で旧通達が廃止された事実が意味するものとは?



今回の通達は平たく言えば、今までお目こぼしをもらっていたことは今後は通用しない、ということだ。



それを端的に表しているのが、「広告・設備等規則違反から推認される他の風営法違反の事件化」というところだ。



広告・設備等規則違反に関しては、当該違反に対する行政処分にとどまることなく、これらの違反から推認される遊技場の無承認変更や賞品買取り等の悪質な風営法違反が潜在している疑いが認められる営業所について必要な捜査を行うなど、根源的かつ悪質な違反の立証に努め、その事件化を図ること。



なお、広告・設備等規則違反に関しては、ぱちんこ業界に対して度重なる指導してきたことに照らし合わし、今なお同違反を行う営業者については、特に遵法意識に疑いがもたれるところであり、釘曲げ等の遊技機の無承認変更を始めとする各種の風営法違反を行っている蓋然性が高いことから、その他の違反行為についても見過ごすことなく厳正に対処すること。




ここで普段使うことがない蓋然性という言葉が出てきた。意味は「ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い」とある。



広告違反をやっているホールは、遊技機の出玉性能をいじってはいけない釘曲げによる無承認変更を行っている、と見なす。



釘曲げをやっていなくても、イベントで煽った時は、景品表示法違反の2段構えで取り締まるということだ。



パチンコイベントをやっているホールは、必要な捜査を行って、違反がある場合は立証に努めて、明らかに事件化しろ、という決意がみなぎっている。



さっそく、警察が動いた。



ある県ではライターイベントを3日間行っていたホールに対して、23日に所轄が立ち入り調査した。3日間が特定日と見なされ、24日に指示書分を食らった。



「組合には102号を基に議論していただきたい。何ができるかという議論は危険な水域に入る。20日付の通知で議論することが一番危険」(パチ元会・高橋代表)と警告する。





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警察の指導に対する反論

ハンドルネーム業界10年さんからのコメントだ。警察行政に対する反論が連綿と書かれている。コメントで埋もれるのも惜しいのでエントリーとした。



以下本文。





業界にも問題はあるが、業界が襟を正さないと指摘している時点で、警察のやる気を感じられない。



本気ならば、警察出身者の業界関連(メーカー・組合)への再就職を取り締まれば良い。



甘い汁を吸おうという人間がいるから大丈夫と思う人間が生まれる。



身内を律することが出来ない組織が他者を取り締まるなどおかしな話しです。



また、設定やら調整を臭わせるというのであれば、調整も出来ない、設定も1段階の機械以外検定を通さなければ良い。



そうなれば謳うことは出来ないでしょうし。



ぱちんこの調整はしてはダメ!!と概念付けられているので甘釘などはダメでしょうが。



機能や内容量を表示してはいけない商品って世なの中に存在するのか?



スロットは6段階あって、段階を謳ってはいけないとは本当意味が分からない。



6といってはダメだけど1ですはOKなのか?



検定は3年で認定までは認める、というルール決め自体もおかしな話。



メーカーから部品が出なくなるまで使用させて欲しいものだ。これこそメーカーとの癒着じゃないのか?



検定の費用も稼がないといけないもは分かるが。



入替の検査機種は、何機種や何台まで、とか言う所轄担当者もいるが本当に働く気はあるのか?



それが所轄担当者の仕事でしょ。



不正や広告宣伝規制に引っかかりは無いか? という前に所轄の人間は何をしている?



処分をするのではなく、処分対象になるものは無いのかを見て回り指導するのが警察の仕事ではないか?



本当はそうすべきだろうし、そうできないのは警察内部での基準統制ができていないから。



見て回っても隣の所轄と見解の統一できない。



警察内部の縦割り組織図に問題があるのにそれを露呈させないために業界の行為を悪としているだけ。



例を挙げると、特定の日に? なんですかそれは? 



7月7日、8月8日これが射幸心を煽るというのであれば法治国家の根底が覆りますね。



7月7日はNGで8月4日はパチスロの日はOK。この判断基準はなんなのでしょう?



私のような一社員には到底理解できない何かが動いているのでしょうか?



パチスロの日と決めながらメールなどで謳ってはいけない? 各団体は何がしたいのか?



ホールが襟を正さない動向ではなく、警察がアピールして止まない、八百長プロレスみたいなショーはやめるべきでしょ。



営業許可を出しているのは、警察なんだから本気出せばできるでしょに。



あと、業界に対する締め付けと差別、と個人的に捉えるのが、業界で震災時の取り組みに対して謝罪すべき・・・。



他のアミューズメント業と称される所は何をしていたの? 放射能汚染の当事者である、国や東電は?



反社会的というイメージを作成し、本質に目を向けさせなくする手法自体が悪であると感じる。



節電しろ!!ぱちんこ店!!というのは分かるが、東京都はじめ各自治体が奈良県庁のように職員の勤務時間を変更しましたか?



自ら何もせず、他者を非難する人たちの策略としか思えない。



かなり個人的な妄想意見ですみません。





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