パチンコ日報

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低玉止まり木戦略

日銀は重たい腰を上げ、デフレ脱却のためにインフレを誘導することを発表した。



市中にカネを流し、景気回復を見込むというが、物価上昇1%程度では今年の日本経済は不景気の一途を辿ることだろう。



この余波が4円パチンコの稼働に現れている。いつまでも4円パチンコに拘っていてはホール経営は益々悪化すると思う。



おカネを持っているお客さんの数は確実に減っている。時代の変化に対応できるホールしか今後は生き残ってはいけない。



昔はパチンコ屋は不景気の時ほど儲かった、といわれた。昔の不景気は一時的なもので、景気が回復する見込みがあった。希望があったから職を失ってもパチンコにおカネをつぎ込むことができた。



バブル崩壊後、日本は失われた10年がいつの間にか20年になった。不況のトンネルから脱出するメドが立たなければ、パチンコに興じる気分にもならない。



では、今年のパチンコ営業はどうすればいいのか?



特に低玉営業の戦略を根本的に見直す必要があると思う。今や低玉は客が足を止める「止まり木」にならなくてはならないと思う。



一昔前の止まり木は羽モノだった。



羽モノは店側の利益を生むことよりも稼働貢献を目的にしていた。羽モノで勝ったお客は一発台、フィーバーを打ち、逆に負けたお客は羽モノで元を取るという図式が昔は成り立っていた。



今のホール営業でこのような図式が成り立つだろうか?



遊技機は高騰し短命で残るのは手形のみ。



4円の稼働を維持し向上させるためには、低玉の稼働を向上させる仕掛けが必要だ。



台数シェアも大事。利益配分もパチンコよりスロットで上げる方が利口ではないだろうか? 



釘は目で見えて体感で感じるが設定は見えない。



今のホール営業で低玉は間違いなく生命線だ。そこを守らなければ、4パチや20スロの運命はない。





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