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大阪・千日前で全館禁煙の挑戦

最近のグランドオープンでは開店初日でも満台にならないケースがあるが、そこはマルハンである。3月7日、大阪・千日前にオープンしたなんば新館は全館禁煙というスタイルながら、まずまずのスタートを切った。





1階がスロット、2階がパチンコというレイアウトは場所柄、若年層を開拓したい表れだろうか?





スロットコーナーのレイアウトは図面を見ても分かるように、放射線状の円形島。実際に店内に入って歩いてみると昔流行った巨大迷路のようである。





2階のパチンココーナーのレイアウトも単なる直線ではなく、緩やかなカーブを描いたり、島配列をT字にしたりと一風変わっている。直線島を作る方が簡単でコストもかからないと思われるが、島配列一つをとっても心理学的な効果を狙っているようだ。



全台各台計数器を導入しているが、これもなんば本館で、玉積みなしでさほど集客を落としていないので必然の選択となったようだ。



玉運びがない分、制服もカジュアルなものからスーツっぽいものに変えている。



気になったのは表周りに女性スタッフが少ないこと。やたら男性スタッフが目立つ。



全館禁煙ということは初日から客の頭には刷り込まれたのか、短時間であったが店内でたばこをくわえていた客は1人しか見かけなかった。ただ、火はつけていなかった。



喫煙者は床置き型のプラズマクラスターが設置された喫煙ルームで吸っている。



スタッフの一人に全館禁煙の反応を聞いてみるとこんな答えが返ってきた。



「今のところクレームはありません。むしろ、たばこを吸われないお客様からは『こんな店を待っていた』という声の方が多いです。どうしてもたばこを吸いながら打たれたいお客様は本館へ行かれるようです」



今や日本人の喫煙率は3割を切るところまで落ち込んでいる。たばこを吸わない人でも吸う人でも隣の客の煙ほど鬱陶しいものはない。



パチンコホールでも全館禁煙が、やがては当たり前になる時代が来るのかも知れない。



ちなみに、新館は総台数1086台だが周辺のホールがそれによって客を取られている雰囲気はなかった。開店プロも含めて千日前界隈で打たない客も大勢押し寄せている。



京一もGW前にはリニューアルオープンする。



定点観測ポイントがまた一つ増えた。





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