驚きの内容だが販売台数が決まっている人気機種なら、それが一番公平だという結論である。
加えて、抱き合わせで欲しくもない機械を買わされることは、実質的には本命の価格が倍近くなるわけで、メーカーが抱き合わせ販売を禁止するのであれば、オークション制度という考え方もありなのか、と思わないでもない。
中古機サイトはまさにその典型だ。人気機種によっては新台価格の倍近い価格で取引されている。それはすでに機械の稼働実績もあるので、新台価格以上に高くても元が取れる、と読むから売買が成立するわけだ。
しかし、新台はどうだろう?
まさに資本主義の戦いで、財力のあるホールにいい機械が集中することになり、弱小ホールにはますます新台が入らない状況になってしまう。
ただ、新台はいくら数字上のスペックが良くてもホールに設置しないことには、稼働は読めない。テッパンといわれた機種でもコケることは何度もある。
そうなると、定価より高目で大量に買ったホールは、かなりの痛手になる。
新台のオークション制度がどう盛り上がるかはさておき、ナゼ抱合せ販売はなくならないのか?
宗ちゃんのコメントが言いえて妙。
「各メーカーにはホールが1台100万円だしても購入したい機械でも作れと言いたいね! またなかばお付き合い機種で市場調査機械あるいは若手開発者育成機械を発売するなと。打ち手はモルモットじゃねえんだから」
メーカーの看板台は高レベルの開発チームに任せる一方で、新人の開発陣も育成していかなければならない。
ジャグラーと名前が付いていれば売れる北電子も、それ以外の機械がまったく売れないことが悩みである。
液晶を使わない北電子が14インチのワイド液晶を搭載して発売した大型版権「ボンジョビ」。北電子のカラーを打ち破ると共に、液晶の研究開発機種でもあった。結果的には、ボンジョビを5台買えば次のジャグラーが買える、という機歴機種になってしまった。
メーカーとしても開発した以上、販売しなければならない。
しかし、開発費の元を取ろうとするから抱き合わせが生まれる。
昔のように年間2~3機種しか発売できない体制に戻せば、メーカーもより資源を集中した開発ができるはずなのだが、会社が大きくなりすぎてそれでは社員を食わせることができない。
抱き合わせ機種はいわば試作機のようなもので、本来市場に出す機械ではないということだ。
宗ちゃんがいうようにホールだけでなく、ユーザーもモルモットではない。
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