まず、今回の広告宣伝規制がナゼ強化されたのか? その政治的背景をパチ元会の高橋正人理事長は次のように分析した。
「3.11以降に起こった電力不足におけるパチンコ業界バッシング、大手チェーン社長の覚せい剤逮捕、駐車場での子供の死亡事故…。そういう問題が起こるたびに警察庁には相当なクレームが入っている。遵法営業とは一切釘を叩かないこと。ということは毎日違法営業をやっていることになる。出玉率の調整をしているのがイベント。パチンコをやらない9割以上の人が声を上げたらアウト。ゲージ表も無承認変更の教唆で存続が危ぶまれる。これから釘の問題はガンガンいわれる」と危機感を募らせる。
この流れの中で、カジノ法案が上程され、2年半~3年以内にカジノが合法化されれば、封入式の登場も現実化してくる。
さて、具体的な広告規制の影響ではこんな事例が。
チラシで新台入れ替えから3日目です、と掲載したホールがあった。これは事実なので問題はなさそうだが、県によってアウトになる。
事実を謳うことに問題はない、とされている。そこで苦肉の策はまだある。
「幹部部長来店」とチラシに打った。警察の見解は、幹部であろうが部長であろうが、ホール業務の中で店に行くのは当然のことなので、わざわざ告知する必要はない。「店長就任500日」も同様。
チラシ以外では、遊技中の客に肩モミサービスをやっているケースもあるが、「肩をほぐしてもっと打て、といっているサービスに当たる」とみなされ、NGに。
ホールの休憩室で行われていたネイルサービスも「好ましくない」と指導が入った。
広告規制をピンチではなくチャンスと捉えれば、やりかたはいくらでも見出せる。
今やパチンコ世代は40代~60代が主流。まだその層は新聞を購読しているので、チラシはパチンコをメインにすることは間違いではないが、個人情報が満載された宝の山であるDMをもっと活用することである。
共感することばをDMに書き、来店動機にすることが肝心になる。
「DMは記憶に残ることが大事。1番店の王道を2番、3番、4番店が真似してもダメ。1番店で3回つづけて負ければ、2番店へ行くこともあるが、3番店にはいかないが、3番店以内に入っていなければ、来店動機も起きない。広告は数を打てば記憶に残るが、共感がなければ来店動機にはつながらない。DMもスロット、1パチ、4パチと使い分けて送る必要がある」
何度も来店している顧客の理由にこそ、共感のタネになりえる理由でもある。共感のタネ探し出すには直接遊技中の客に聞くのが一番だ。
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