パチンコ日報

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居場所提供ビジネスという発想

元々、パチンコホールはお年寄りの憩いの場だった、はずだ。



来店理由は顔見知りの友達がいる、というのもあった。ところが、金が続かなくなった、体力的にしんどくなったなど様々な理由からお年寄りが1人減り、2人減りで、友達がいなくなってホールに行く理由がなくなり、足を運ばなくなったお年寄りもいる。



で、最近、お年寄りの溜まり場となっているのがゲーセン、という報道が昨年あたりから続いている。



テレビ東京のワールドビジネスサテライトでもその辺りの動向を紹介していた。



ゲーセンではメダル落としゲームのような単純なゲームが人気だが、1000円あれば5~6時間時間が潰せる、という理由も大きい。





ゲーセンで弁当を食べながら半日を過ごすお年寄りも少なくない。ゲーセンの中にはベンチを畳敷きにするところあるほか、早朝サービスとして茶菓子を振舞う店もある。





お年寄りが何を求めてゲーセンに来ているかといえば、「居場所」である。時間はあるけどお金に余裕がない人は図書館、お金に余裕のあり、行動派の人はゲーセンなどで時間を潰す。



少子高齢化で元気なシニアをターゲットにしているのはゲーセンだけではない。



複合カフェの中にはシニア向けのコンセプトを打ち出してチェーン展開を図るところも出てきている。



シニア割引はもちろん、お孫さん用のキッズルームを設け、孫連れ割引を打ち出したり、さらにこれまでの複合カフェにはなかった囲碁、将棋、麻雀ルームを設けたり、マッサージチェアを完備したり、お年寄り向けのヘルシー料理を提供したり、と様々なサービスを打ち出す。





「憩いの場として利用していただいているので、そういう環境を整えている」とは複合カフェ関係者の弁。



シニアをターゲットにした娯楽市場を「居場所提供ビジネス」とも呼ぶ。



ここで各社とも力を入れているのが従業員とお年寄りの積極的なコミュニケーションだ。





1人暮らしのお年寄りは話し相手と居場所を求めている。コミュニケーションによってリピーターになってもらうためでもある。



さらに、客同士の会話が弾むように、カラオケをボックスでなく、ステージ付きの広い会場に案内したりする。





客同士が声をかけて友達になることで、リピート率も増える。



ホールの中には従業員と客との会話を積極的に取り入れているところもある。



後は、あまりお金を使わずに、長時間過ごせるホールの企業努力が求められる。



大衆娯楽の王様奪回へ向けて業界も踏ん張りどころだ。





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