パチンコ日報

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新幹線の中から聞こえてきたメーカー開発陣の愚痴


最終便手前の東京行きの新幹線の乗車率は20~30%で空いていた。その人は名古屋から乗車した。しばらくすると、前の座席に座っている3人組の会話が聞こえてきた。

新大阪から乗車したと思われる3人組は出張帰りの様子で、缶ビールを飲みながら会話しているのだが、酒が入っていることや乗客が少ないこともあって結構大声で話しているので、嫌でも会話が耳に入ってきた。

会話の内容からパチンコメーカーの開発の人間であることが分かった。

「今はこんなに業界は悪くなっているというけど、俺たちは業界が良かったころを知らないからな。良かった時代のことを言われてもイマイチピンと来ないよな。ウチの会社がそんなに悪いとは思わないし」

3人組の年は20~30代と思われる。

「会社でしか打たないから、カネも使わないけど、普段何時間も打っている客の気が知れないよ」

これを聞いてカチンときた。いくら周りに乗客がいないと言っても誰が聞いているか分からないのだし、こうしてちゃんと聞いている人もいるのだから。

「結婚前はやったけど、家庭を持つと5万円の小遣いではパチンコなんかやってられねえよ」

「ボクは1日1000円ですからね。3万なんかすぐに消えてしまいますよ」

この会話を聞いた人はパチンコが好きでもない人たちがパチンコを開発しているのか、と感じた。エンドユーザーの気持ちもこれでは分かるはずもない。お客の気持ちに立っていないから、潜伏確変などを作ってしまうのだと思った。

「ボーナスの時にパチンコ代をくれたらいいのに」
「給料で振り込まれると奥さんに取られるので、現金手渡しがいいな」
「ホールで領収書をくれたらいいのに」

開発担当なのに自腹でパチンコも打てない現状を垣間見た。

「今は売れているからわざわざ安い機械を出す必要はない。営業から聞いたけどホールはすぐに値引きを要求するけど、中古機を平気で100万出しても買うんだから、何の説得力もない、と。ちょっと引くだけで満足する」

定期的に企画書の提出を求められている様子も窺えた。ま、開発なのだから当たり前のことではある。

「まともな企画書が書けないと叱られるけど、だって普段から遊ぶカネがないからしかたないじゃん」

そもそも業界人ですら4円パチンコなんて打てない現状がある。

その元凶になっているのは等価・高価交換であることは日報では何度も指摘している。40玉交換時代は今ほど負ける率が少なかった。40玉交換なので必要以上に釘を閉めることもしなかった。

そんなことより、新幹線の中は会議室でもなければ、居酒屋でもない! 空になった缶ビール10本あまりを放置したまま東京駅で降りて行った。


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