パチンコ日報

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釘調整ができないパチンコ台になればプロが減る?

釘は何のためにあるのか?

言うまでもなく、利益コントロールするためである。スタートの開け閉めのほか、大当たり出玉をちょこっと削ったりするために行われている。

警察庁が釘調整は違法と言い出してから、メーカーが何も考えていないわけではない。未確認情報ながら保通協に釘のないパチンコ台が持ち込まれた、という話しもあるように、各社とも釘調整が不要な台を開発している。

釘が真鍮でできているから、ついついホールは釘を叩きたくなるが、釘がアクリルのような曲がらない素材なら、そもそも釘を叩くことができない。

まず、メーカーが考えるのは釘の素材を変えることである。

現行法では釘や風車の軸の材質は、「ビッカース硬度が150Hv以上230Hv以下である硬度を有する真ちゅう又はこれと同等の硬度を有する金属で容易にさびず、かつ、折れない性質のものであること」となっている。

ここに金属と限定されているために、アクリル釘は規則改正を待たなければならないが、現にアクリル釘で試作機を作っているメーカーもいくつかある。

アクリル釘なら叩きたくても叩けないし、叩いても曲がらない。

アクリル釘が可能になったとし話を進めると、では、どこでスタート調整するかということが課題になる。

その辺りの変化には傾斜角度も考えられなくはないが、その問題を解決することになるのが、このたびの規則改正で認められることになる6段階設定。

スタートは固定しても設定を変えることで、スロットの様に利益調整が可能になる。

「元々CR機がスタートした頃は設定がついていたので、今回の改正で設定が付くようになったのはさほど驚くことでもありませんでした。それよりも釘を触らないことでのメリットを考えた方がいいでしょうね」(事情通)

どの釘を見てもすべて一緒。ということはウチコ軍団の商売が上がったりになる。彼らはボーダー以上に回る釘を見てウチコに打たせていたが、それができなくなる。釘を見ても一緒。スタートの回転数もほぼどの台も一緒となれば、台の選びようがない。設定判別ができないようにメーカーも考えてくるだろうから、これでプロは生活できなくなる。

その前に、パチンコが本来の遊技に戻って日当1万円程度の遊びになれば、自ずとプロもいなくなるというものだ。


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