パチンコ日報

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公園の下にホール

何か新しい建物が建築される場合、周辺住民から反対運動が必ずといっていいほど起こる。マンションでも日照権の問題で反対されることは珍しくないが、これがホールとなるとマンションの比ではない。

埼玉で40年の営業歴を誇っていた家具屋が閉店した。4階建ての建物で、1フロアーで500台は設置できる広さに加え、広い駐車場も付いていたことから、ホール業者からの問い合わせがあったが、地主はついに首を縦に振ることはなかった。

跡地は大手デベロッパーが大型マンションを開発することになった。

地主がホールに売却しなかった理由は「地元でパチンコ店を誘致したと思われたくなかったから」。不動産関係者も「パチンコは地元から嫌われるテッパン業種。地元説明会も何度も開かなければいけないので扱いたくない業種」という。

「自宅の近くにホールが来たらどう思いますか?」

パチンコ業界関係者にこんな質問をしたら、「環境が悪くなる」とウエルカムの人はほとんどいないかも知れない。

近所から苦情が来ないように、駐車場にはガードマンが張り付き、駐輪場には自転車を整理する係員を付けて、自転車が通行の妨げにならないようにしている。騒音が外に漏れることもない。

先の不動産関係者はホールが地域と共存共栄するための一つのアイデアとして、ホールの横に公園を設置することを提案する。

それを実践しているのが、ピーアークぴーくんガーデンだ。ホール横にはドッグランができる公園を併設している。ドッグラン広場では地元で採れた野菜の詰め放題販売なども行われて好評を博している。

パチンコとは直接関係関係はないことにも積極的に取り組み、地域に根差したコミュニティーを目指していることが伝わって来る。

「できるかどうかは別として、地上を駐車場と公園、ホールは地下に潜るという建築も一つだと思います」

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そのイメージが大阪市中央体育館だ。全国的にも珍しい公園の下に体育館がある。

今後作る大型店はこういうスタイルがあってもいいのではないないだろうか。

公園にはトイレと水飲み場があればいうことはない。

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