パチンコ日報

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パチンコメーカーの電気自動車参入は本当だった!

6月10日付のエントリー「パチンコメーカーが電気自動車業界へ参入?」は、週刊誌記者が関西にある大学の理工学部教授から「パチンコメーカーが電気自動車に参入の意欲を持っている」という話しを小耳に挟んだ、というネタを基に書いたものだった。

この時はどこのメーカーかも当方が予想するしかなかったが、この噂は本当で、当該メーカーも分かった。

新たな情報は経済紙の記者が社長にインタビューして、「電気自動車に参入する意向を示した」という。

火のないところに煙は立たないというが、まさに、点と点が線で結ばれた。

折しも、7月27日付の産経新聞にはフランスに次いでイギリスも2040年からガソリン、軽油を燃料とする車の販売を禁止する、と発表している。



ロンドンでは大気汚染が深刻で、ヨーロッパではディーゼル車の排ガス規制逃れの疑惑が拡大する中、自動車会社に電気自動車の開発・販売を促す狙いがある。

こうした動きを受けて、ボルボは2019年以降に発表する全車種に電気自動車とプラグインハイブリッドを用意する、と発表。BMWも全ブランドに電気自動車を用意すると公表している。

「やはりパチンコだけでは将来の伸びしろがない。生き残るためには攻撃的な戦略が必要と考えている。その一つが電気自動車への投資です。ヨーロッパでは2040年からガソリン自動車が販売できないように、50年先にはガソリン自動車は消えているかもしれません。資本力のあるソフトバンクも電気自動車に参入する意思は持っています。ソフトバンクは小さな会社に投資して、大きく回収するビジネスモデルを持っています。それに倣う形でベンチャー企業へ投資するのが早い」(経済紙記者)

フランスのルノーは国営企業だったが、如何せん技術が立ち遅れていた。そこで飛びついたのが倒産の危機にあった日産だった。日産の技術力は折り紙付きながら、デザインが不評で販売力を落としていた。1999年に資本提携。4000~5000億円の投資を15年でペイした。

その日産が軽自動車の燃費不正問題が発覚して経営危機に陥っていた三菱自動車を買ったのは、三菱の軽自動車と電気自動車の技術だった。

パチンコ業界に話を戻すと、潤沢な資金力があるうちに、将来が見込める電気自動車の分野へ投資するのは極自然な流れである。

実際、海外で莫大なカジノホテル投資を行うぐらい資金力があるメーカーは存在するわけだから。

「電気自動車の普及に伴って、電気自動車との親和性が意外と高いのがパチンコホールの郊外店舗」と指摘するのは自動車メーカーの関係者。

電気自動車は急速充電が今後普及するにせよ、従来のガソリンスタンドでは手狭になることが予想される。その点、ホールの郊外店舗は敷地に余裕があり、充電スタンドを20台ぐらい設置しても余裕がある。

インフラはメーカーなどが整え、ホールで充電する場合はタダとなれば、充電時間中にちょっと遊んでもらうこともできる。

電気自動車の普及は、パチンコ業界には明るい材料にもなりそうだ。


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