第1弾の手打ち式のレポートをパチンコ日報に寄稿しましたが、その時の内容は概ね好意的な内容でした。
しかし今回は、その逆の内容です。厳しい内容を書きますが、これは次回作に向けての期待の表れと思って読み進んでください。
今回の機種を打った最初の感想は、企画・設計ミスだと思いました。寄稿せずに無視するかどうか悩みました。良いも悪いも無視される事が一番メーカーにとって辛い事と思い筆を取りました。
まず、第2弾は期待外れで、ホールは欲しいと思わないでしょう。もしも買ったホールがあれば、挑戦的なよい意味でホールは買った筈ですから、メーカーはそのホールに足を向けて寝てはなりません。
さて、本題です。
①なんだこれ?クリーンの位置が高すぎる!

最初の違和感は衝撃的なものでした。私の身長は173センチで座高は平均以上に長い。なのに! クルーンに乗った球の動きが、座って見れないではあーりませんか!
クルーンに球が乗ったら、中腰にしないと球の動きが見えない。こんなのバカじゃないか?と思いましたよ。173センチの私がクルーン上の球の動きが見えないと言うことは、大多数の遊技者が見えないということ。
私の身長より低い大勢の高齢者の大半は見えない。クルーンの高さが私の目線と同じなんですよ。これでは、球の動きを楽しめない。
何故メーカーは、こんな単純なミスを犯したのか? それは、第1弾の機種の機構を流用したからです? 違いますかメーカーさん?
三連チューリップの位置からクルーンの高さを決めるしかなかったのでしょうね。
ここで疑問。
三連チューリップの位置を動かさない設計を決めた時何故クルーンを選んだの?と聞きたい。クルーン上に球が乗る度に、椅子から尻を離さないと球の動きが見えないのはクルーンの役物の良さをまったく引き出していません。
②初心者には難しく感じるゲージ。

基本的に天穴を狙うゲージは、初心者はもとより、手打ち式経験にも難関に感じます。
理由は幾つかありますが、簡潔に書くと、昔の手打ち式と違い、今回の手打ち式は球のコントロールがやり難く、中々一定の位置に連続で打ち込めない。そんな手打ち式なのに、天穴を狙わせるゲージは止めるべきですね。ストレス感が増して長時間打つのがシンドイ。
③チューリップが真ん中の三連しかないのがダメ。
狙うのが難しいゲージで、チューリップが中央の三連しかないと、打ち手は球の流れを目で追うことが単調になり面白さが半減以下になる。
袴下やサイドのどちらかにチューリップを置くべき。
提案1
クルーンはもっと下の位置に。
提案2
指掛け棒の長さをあと3センチ長く。

提案3
三連チューリップ周辺のゲージは、三連チューリップ下から入りやすい設計に。
提案4
手打ち式が打ち難いのですから、発想を思い切り転換して、ゲージ設計を、ゴム打ち=右打ちで遊技することを念頭に考える。
つまり通常はゴム打ち、チューリップが開けば左打ちや真ん中打ちもありとする。
提案5
チューリップが昔のオーソドックスなチューリップ過ぎる。チューリップ台を謳うのであれば、もっと斬新な形のチューリップに。
提案6
今回の効果音は、各種の動物の鳴き声を取り入れ、本当に良く設計されていると思うが、私が打ち手なら、もっと面白い効果音を考える。
例えば、効果音を人間の言葉で話す。
「もっと入れてー」
「入ったー」等、
可能ならば、男性の声や女性の声を選択出来るようにする。加えて、関西弁バージョンとかあれば絶対に面白い。
色々言いたい事はありますが、今回はこの辺で。
最後にメーカー様へ。
第三弾が今までと同じ発想ならば、後が無くなりますよ。
期待しております。
ファイト!!p(^_^)q
了

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