「ホールがこれまでやってきたことを棚に上げ、この文章はない。そもそもホールがベースをきっちりやっていたら、出て来なかった問題。去年、機構が立ち入り調査して初回は守っているゼロだった。昔は一発台の釘はひん曲げ、セブン機のオマケチャッカーに入るように釘を曲げて大量に入るようにした。当時は釘をひん曲げてもいけない、という認識がなかった。その延長線上でベースの意識もないホールが多い中で、ホールが被害者ヅラするのはおかしい」と話のは都内のホールオーナー。
別のホール関係者も「遊技機メーカーの不手際」文章について疑問を呈す。
「全日遊連の名前で書かれているけど、これが本当に組合員の総意なのか? 理事会で決められたものだと思うけど、この文章は恥ずかしいとか、反対する執行部はいなかったのか聞きたいぐらいだ。現場のスタッフがお客さんからメーカーの不手際とはどういうことか、と聞かれても説明に困る。本来なら現場が答えやすい文章にすべき。ベニヤ板営業をするホールは結局、入れ替え費用もなく、カッコ悪いからメーカーの責任にして、体裁を取り繕うための文章としか思えない。だから恥ずかしい文章だ」
例えば、食品メーカーが異物混入の恐れがある品を全国に販売して、商品を回収する際に、各お店が「メーカーの不手際で異物が混入していたため、商品を回収しました」などという文章を貼りだすことは考えられない。まずは、メーカー責任を追及することよりも、販売したことを詫びることが先である。
この問題で一番の被害者はホールではなくユーザーなのに、その辺の意識が大きく欠落している。
ここでパチンコユーザーの声を。
「何も貼っていなければ、気にならないが、メーカーの不手際といわれれば気になる。この文章を見たらコトを大きくしたのか、と思ってしまうが、それは子供の発想でしょう」
ユーザーの立場に立った文章ならこんな感じか。
「当店のお客様のニーズに合った遊技台が発売されるまで、ベニヤ板営業を行いますのでご了承ください」
はてさて、来年、何店舗のホールがベニヤ板にあの文章を張るのやら。
そんなみっともない文章を張るぐらいなら、こんな演出をした方がしゃれている。


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