パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

都内で摘発劇?

まずこの話は警視庁内で流れている噂話に過ぎないということを予め断っておく。

その噂とは「都内で一発あるらしいよ」という程度の情報だ。

一発とはどうやらホールが摘発される、ということなのだが、問題は摘発される内容の詳細は分かっていない。

「産経新聞のソウル支局長が朴大統領の名誉棄損で在宅起訴された。あの時も内偵もしたようだが何も出てこなかった」と政治的なことで摘発することもあるということか?

警察が得意とする別件逮捕のようなものではないか。

「拉致問題が膠着しているから、その関連かも知れないよ」

記憶に新しいところでは、ことし5月、北朝鮮産のマツタケを中国産と偽って日本へ輸入した、として朝鮮総連トップの議長の次男が逮捕される事件があった。

容疑は2010年9月に北朝鮮産のマツタケ約1800キロ(輸入申告価格約450万円)を中国産と偽り、中国経由で不正に輸入したというもの。かなり昔の話を無理やりほじくってきた感がぬぐえない。

北朝鮮産を産地偽装して輸入する外為法違反は、過去何度も繰り返され、アサリ、ウニ、漢方薬など輸入されていた。

これは誰が考えても、タイミング的にも拉致問題で期日が来ても誠意ある回答がない北朝鮮に対する揺さぶりだった。しかも、総連トップの家宅捜査にも及んでいたことを考えると北朝鮮へのメッセージだったことも窺える。

7月22日、京都地裁で行われたこの事件の裁判では、被告に証拠隠滅の恐れがないとして、保釈されている。

つまり、このマツタケ事件では北朝鮮を揺さぶることができなかった、ということでもあろう。

となると、北朝鮮を揺さぶる新たな「事件」が必要になってきた、と考えるのが妥当な流れでもある。

「パチンコ業界は今は裏モノを使うこともなく、きれいになりすぎているが、手柄も立てたいと思っている者もいる」

マツタケがダメならパチンコ。

この流れなら、摘発対象となるホールはかなり絞られてくる。

近々何も起こらなければ、ただの噂話だった、ということになる。


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ブラマヨはパチンコのコンテンツに成り得るか?

お笑いコンビ、ブラックマヨネーズのブツブツの方の吉田敬は、芸人として成功する15年前の下積み時代に大阪・西成区のパチンコ店でアルバイトしたり、西成区のパチンコ店を根城にパチプロで生計を立てていた時期があった。

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その時にパチンコで学んだことを一冊の本にしたのが「人生は、パチンコで教わった」。ピースの又吉が「火花」で芥川賞を受賞する1年以上も前のことだった。

パチプロとして食うには1日の勝つ目標金額を3万円ほどに設定して、1カ月トータルで30万円も稼げればパチンコで十分生活できた。

その代り、生半可なことでは勝てない。まずは、情報収集を徹底して行わなければならない。その中から出していそうな店を取捨選択。朝一から並んで整理券を確保。

そして、情報収集したお目当ての台に座って、閉店近くまで打ち続ける。

そんな生活を毎日送らなければならないのだから、過酷といえば過酷だ。 パチプロ生活を送っていた吉田は、パチンコを「人生の師」と崇める。

その心は

「パチンコをどっぷり追い掛けた時期がなかったら、絶対にお笑いとかでも、もっと慌てていた。売れたい気持ちで焦って、今なら流行りのおねえキャラになっていたかもしれない。衣装着てキャラクター漫才とかまでやっていたと思う。いい台を信じて粘れば、パチンコ台はホンマに出てくれた。いい漫才をずっと作り続けてれば、あの時パチンコで報われたように、この漫才も報われるはずだと思えたんです」とパチンコと漫才人生を重ね合わせる。

吉田はパチンコで生活するためには、勝つためにすべきことだけを考えていた。その時は、生き様に結び付くことは思ってはいなかったが、それが結果的には人生全体を学んだともいう。

やはり、人間、何事も極めれば学ぶことは多い。
エッセイ集の中には、

「強そうな店員に刃向ったらアカン」
「パチンコは『人生のリトルリーグや!!』」
「人間として成長する場であり人間関係を学ぶグラウンド」
「ワゴンレディのケツを振り返るオッサンになったらアカン」
「人生も右打ちしたければ、より、左側を丁寧にしないとダメ」

などと吉田流の格言も掲載されている。 パチンコ好きの芸能人は多いが、ここまでパチンコ愛を語る芸人も少ない。

パチプロ時代に根城にしていたのが「ニュー玉出」。

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今は廃業しているが「空いていた店だが、人が一杯いる店が正しいわけではないことをこのニュー玉出で学んだ」と独自の必勝哲学を見出した。

ブラマヨのパチンコ機でも出る?


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ビギナーズラックでパチンコを始めた高校の先生が1勝9敗ですぐに卒業

東京・小笠原諸島の父島で中学までを過ごした。高校進学のために島を離れ、都内の親せきの家に寄宿。筑波大学に進学した後、高校の先生になった。

現在27歳。

これまでパチンコを打ったこともなかった先生が、あることがきっかけでパチンコを打つようになった。そのきっかけが、先生が受け持つクラスの生徒がパチンコで補導されたことだった。

ホール側が身分証明書の提示を求めて、未成年であることが分かったため、警察に通報して補導された。

先生は27年の人生で、パチンコとは無縁の人生を送ってきたため、生徒がどうしてパチンコに興味を持ったのかを知りたくなった。

まずネットでパチンコのことを調べ、遊び方などを事前に調査して、ホールに向かった。

店に入って騒音には閉口したが、遊び方を親切丁寧に教えてくれる従業員の接客レベルの高さには驚かされた。

初めてのパチンコはおカネのことも考えて1パチをチョイス。

27年間の人生で生まれて初めてパチンコを体験した先生には、ビギナーズラックの天使が舞い降りた。何と30連チャン以上の出玉にびっくり。

「パチンコは楽しい」となって、これをきっかけにパチンコに嵌りはじめた。

ビギナーズラック以降は負けの連続。初めてパチンコをする先生には1万円も負けることがショックでならなかった。

勝ったカネは全て吐き出した。

9連敗したところで、「こんな勝率の悪い宝くじのようなゲームはやっていられない」とパチンコからはすぐに足を洗った。

最近のパチンコは10回やったら1勝9敗のようなことになっている。それに対して、パチンコ人口が3000万人の頃は3勝7敗ぐらいのペースだった。止めようと思う頃に勝てることがあったので、パチンコを止める人も少なかったが、今の勝率では、昔よりパチンコをすることがかなりハードルが高くなっている。

この先生のケースのようにビギナーズラックでパチンコの楽しさを知っても、後が続かない。

「全国一斉に40個交換に戻す。機械も7&15の機械を作る。1回の出玉は2500個。ベースを高めて玉をどんどん出す。それでも営業が成り立つのは16割分岐だから。これぐらいのことをやらないとスリープユーザーも戻ってこない」(ホール社長)

16割分岐にすれば3勝7敗の営業も復活するというもの。

1勝9敗で新規ユーザーを獲得することなど夢のまた夢だ。

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裏スマートボール記事の影響

裏スマートボールのことを取り上げたのは2014年11月25日のことだった。

イラストはイメージで本分とは関係ありません

都内某所の雑居ビルの中に8台の旧式のスマートボールを設置。貸し玉料金は1玉100円からで、自分で200円、300円、400円、500円までを選択できるシステムになっていた。

潜入取材したのは風俗専門のフリーライターだった。

15個出る入賞口に入るとそれだけで1500円になる。スマートボール特有のゆっくりと玉が落下して行く動きを追っかけるだけでも「ハラハラドキドキ感が尋常じゃない。プライベートでもまた遊びたいから」という理由から記事を自らボツにした。

なぜなら、記事にすると警察に摘発される恐れがあるからで、それほど風俗ライターを虜にした。

その裏スマートボール屋は摘発を逃れるために、新たな場所へ移転するために店を閉めた。

その裏スマートボール屋を潜入取材した風俗ライターから、再び裏スマートボールネタが届いた。

新たな店は都内随一の歓楽街の中にあった。

設置台数は6台。50年以上も前の年代物だ。台は手に入れたものの、スマートボール独特の乳白色の玉は入手できなかったので、ガラス玉で代用していた。ちなみに、スマートボールの玉はオロナイン軟膏の瓶と同じ素材だとか。

釘は25本。ノーマルのまま。釘の本数が少ないので玉の動きに変化が加わることが少ない。

玉は1玉100円のみ。

釘調整が下手くそというか、遊ばせる気がないのか、なかなか入らないそうだ。

以前潜入した店舗は紹介者がなければ入れないシステムとなっていたが、ここはフリー。

店長らしき店の責任者にどうして始めたのかを聞いた。

「オーナーがネットで裏スマートボールの記事を読んだのがきっかけでした」

もしやと思い「裏スマートボール」で検索すると、2本ほどヒットする。1本は日報で、もう1本は日報をソースに書いている記事だった。

この記事はスマートボールのハラハラドキドキ感を再現するような機械作りをメーカーに提案したのに、早くもパクリ店舗が出てくるとは思ってもみなかった。

ま、機械の開発は時間がかかるので、次はこの記事をヒントにした新機種の誕生ニュースを期待したいものだ。


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臨時国会も無理!しぼむ一方のカジノ法案

今国会が95日会期延期したことを受けてIR議連は、今国会での法案審議を目論んでいた。これに対して自民党関係者情報で、今国会はもちろん、年内も無理、というエントリーを書いたのは7月25日のことだった。

これをなぞるように、8月11日、自民党幹部が安保法案を成立させるために今国会での成立を断念。

「(次の)臨時国会でやる」と明言したようだ。

この先送りはこれで何度目だろうか?

完全にオオカミ少年になってきた。

「臨時国会といっているが臨時国会でも無理。それどころか来年も無理かも知れない」(自民党関係者)と読む。安保法案という問題もあるが、その理由をこう解き明かす。

「東京のカジノ利権に絡んでいた大物政治家が、カジノ反対派の舛添知事によってすっかりはしごを外されてしまった。新国立競技場建設でも森元首相が利権に絡んでいたのが明らかになったが、カジノ利権にも東京や大阪、沖縄、横浜でそれぞれ政治家がぶら下がっている。最有力視されていた大阪が先にやることに反発している先生もいる。先に大阪でやられると投資が大阪で終わってしまうから。大阪で先にやられるぐらいなら、法案を先送りしたい勢力もある」

新国立競技場建設のゴタゴタで、カジノ開業を東京オリンピックまでに間に合わせる、という雰囲気も何やらトーンダウンして来た。ここでカジノを急ぐとまた自民党への風当たりが強くなる。

ま、何度も書いているが不要不急の法案だから、何か大きな問題が起きると後回しになる運命にある。

「安保法案の関係で、今、選挙したら自民党員はかなり落選することが予想されています。ここで安倍内閣が支持率を回復するには、拉致問題の解決しかありません。首相は北朝鮮へ乗り込んで拉致被害者を連れて帰る気は満々。納得できるお土産を北朝鮮が出してこないので、行くに行けない状態です。拉致問題が解決したら、次は日朝国交回復です。カジノをやっているような場合ではありません」

一寸先は闇、というのが政治の世界だ。

安保法案でも議論が足らない、と国民から批判を受けているが、自民党はカジノの世論調査をして、反対派が多いといいう結果を持っている。

安保法案のように強引にやると国民から反対の声が盛り上がり、一気に廃案になる可能性だってある。

ましてや、安倍首相も視察に行き、手本にしているシンガポールのIRだが、シンガポール経済も失速気味だ。

手本にしていないマカオのカジノは、中国共産党が、政府の汚職や腐敗の一掃をしたところ、ハイローラーと呼ばれる大金を落としてくれるVIP客が姿を消したことから、カジノの税収で潤っていたマカオ経済も影響が出ている。

カジノを作ればバラ色の経済効果、というのも過去のものになろうとしている。

このままカジノ法案が消滅したら、パチンコはどうなる?

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