対策としてはサンドイッチやおにぎり、カップラーメンの自販機で凌いでいる。
長時間打ってくれるお客さんにと食事は切っても切り離せない切実な問題でもある。
東北にある200台ほどのホールも食事問題に直面している。
このホールも近くに飲食店やコンビニがないため、最近はおにぎりや弁当持参で来るお客さんもチラホラ。遠くまで行かないと飲食店がないため、食事休憩時間も40分から1時間に延長した。
では、以前はどうやっていたのか?
「景気のいいころは、お客さんは出前を取っていました。店から電話して、何番台に座っているから、と。今は豪快におカネを使わなくなりました。安い弁当でもいいから販売して欲しい、という声が挙がっています」(店長)
そこで、店長が今考えているのが、冷凍食品を利益を度外視で提供することだ。セブンプレミアムのハンバーグなどの例でも分かるように、非常に美味しい商品が発売されている。


後は電子レンジを置いてチンして食べてもらう計画だ。
大阪・泉佐野市の「ビッグバン」は近くに飲食店があるため、店内には飲食設備はない。軽食を食べたい、というお客さんのリクエストでカップラーメンを提供している。
カップラーメンはどうしてもスープの食べ残しが出たりする。そこで、対策として食べ残したスープや麺を捨てる専用カウンターを設けている。



これは、店長のお手製だ。
「既製品を探したら10万円ぐらいでした。ピッタリ隙間に入るサイズもないので、それで手作りすることにしました。ホームセンターで木材を切って材料費は1万円ほどでした。汁の捨て場に困っていたお客さんもいらっしゃいましたので好評です」

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