パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

闇スロ潜入取材

10月10日付の産経新聞に次のような記事が掲載された。



違法パチスロ店を営業し、客に賭博をさせたとして、警視庁保安課は、常習賭博容疑で、 住所不定の無職少年(18)を逮捕した。同課によると、容疑を認め、「飲食店経営のための資金をためたかった」と供述している。 店は港区新橋の雑居ビルの一室で、ギャンブル性が高いとして風営法で禁じられている違法パチスロ機36台を備え、 昨年10月以降、1億5千万円を売り上げていたとみられる。

少年が店長に就任したのは今年6月以降で、同課は別に実質的な経営者がいるとみて調べている。 逮捕容疑は今月8日、店にギャンブル性が高まるよう改造した違法パチスロ機を設置し、客に賭博をさせたとしている。 店で賭博をしていたとして、賭博容疑で逮捕・釈放された客の男らは「ギャンブル性にひかれてやった」などと供述している。




警視庁管内ではその後も闇スロの摘発が続き、16日には新宿・歌舞伎町で21歳の店長や客ら6人が逮捕された。







今後も警視庁は闇スロの摘発に本腰を入れるようで、間もなく閉店する歌舞伎町の闇スロに風俗を得意とするフリーライターが潜入取材した。写真は一切撮らないことが条件だった。



店内には4号機時代の番長や北斗などが20台設置されていた。



コインは1枚50円。



1ゲームが150円になる。



ホッパーがあると払い出し音が出るので、ホッパーは取り払われ、デジタル表示だった。



別室で店長に話を聞いた。



そこは遠隔操作をする部屋でもあり、ほぼ、遠隔操作している、という。



「連チャンさせることも自由自在。ただ、改造できない機械もある」



北斗は表の機械の方が設定1でも5000枚出ることもあるので、あえて改造されていた。



「うちは台数が少ないので、1日の売り上げは15万~20万円。それでも10万円が純利益になる。多いところでひと月1000万円ぐらいの売り上げになっている。この前18歳の店長が逮捕されたが、もちろん店長とは名ばかり。あのまま口を割らなかったら、後から50万円ほどの報酬がもらえる」(闇スロ店長)



フリーライターの取材に応じたのは、この店も潮時だから。ただ、写真を撮られるとどの店かはすぐにバレルので、写真は撮影しないことが条件だった。



「警察に通じている情報屋にトラブル処理費として毎月支払っている。そういう付き合いがないといつ摘発されるか分からない。ただ、警察は殺人事件の方が重要で、通報があれば摘発に動くが、闇スロは一般市民の生活に危害を与えるものではないので重要度は低い」



どういうわけか中国マフィアは、闇スロには手を出すことはなく、もっぱら売春で、その辺は棲み分けができているようだ。しかし、中国人のホテトル嬢はパチンコが好きだったりする。







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1000円47枚貸し​はパチスロを悪くした

10月に入りパチスロの稼働の低迷が目立つ。



4月から消費税が8%になり、どういう見解だかはわかりませんが、1000円47枚貸しという単価を上げることが普及しています。



パチンコでは1000円232発貸しにして単価を上げるお店はほとんどなかったのですが、どういう訳だかパチスロでは地域一番店が口火を切り、リニューアルを仕掛けて1000円47枚貸しを推し進めていった。



一部のコンサルも1000円47枚貸しを推し、急速に普及していった。



この1000円47枚貸しは繁華街にあるごく一部の店舗では客数を増やした成功例もありますが、ほとんどの店舗が一瞬だけ客数が上がった後、じわじわと落ちていった結果になった。



消費増税、急激な円安が進み、燃料費の高騰や脱原発により電気代が上がったことなどにより物価が上がりましたが、日本の雇用の7割前後を占める中小企業の景気に対する実感は良くなく、物価上昇に伴う実質所得の減少もあり、消費支出のマイナスが続いている。



一部の大手の輸出企業だけが利益が出て株価が上がっているだけで一般的な景気は上がってはいません。



そんな状況の中、パチスロだけ1000円47枚貸しに単価を上げてしまえば、じわじわ悪くなるのは当たり前です。



郊外型の店舗で1000円47枚貸しをしたお店が悲惨な状態になっているのを見かけます。



9月の押忍!サラリーマン番長がリリースされてから、10月以降にこれといった新台がリリースされていないこともパチスロの低迷の原因の一つだとは思いますが、1000円47枚貸しで単価を上げたことが一番の原因だと思います。





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新たなパチンコの発想のヒントが盛りだくさんのEテレのピタゴラスイッチ

ゴルフとかけて



パチンコと解く



その心は、それは小さな穴に玉を入れて喜ぶ。



それが両者に共通した楽しみだった。ロングパットを決めた時の爽快感といったらない。パチンコも一発台でクルーンに入った時の、ドキドキ感とさらに真ん中に落ちた時の達成感。これが本来のパチンコの楽しみだった。



そんなハラハラドキドキ感が楽しめる機械が登場しなくなってから何年も経つが、ここらでメーカーに本腰でそんな機械をもう一度開発してみては、どうか、という提案だ。



液晶に頼っている限り、もはやパチンコメーカーを放棄していることにも等しい。



アムテックスがビッグシューターで一人気を吐いているが、もっと本来の玉の動きで楽しめるパチンコを日工組メーカーが総力を挙げて作ることが、今後の業界にかかっている。



メーカーに本気になって取り組んでもらうためのヒントがNHKのEテレにあった。



毎週土曜日の午前7:45~8:00(15分)に放映されている「ピタゴラスイッチ」がそれ。



番組の内容は次の通り。



【4~6歳児を対象にした「考え方」を育てる番組】



私たちがふだん何気なく暮らしている中には、さまざまな不思議な構造や面白い考え方、法則が隠れています。



例えば、何度も食べたことのあるタイヤキ。なぜ、タイヤキはいつも同じ形にできあがるのか、不思議に思ったことはありませんか?



タイヤキがいつも同じ形にできあがる裏には、「型がある」という法則が隠れています。この「型」という法則=考え方でできているものは、私たちの身近にいくつも見つけることができます。



はんこや版画、たくさんの印刷物、さまざまな工業製品・・・これらはみんな「型」という法則で成り立っており、「型」という考え方を知れば、これらを理解することができます。



番組では、こうした”子どもにとっての「なるほど!」”を取り上げ、番組を見ることで頭のスイッチが入り、考え方についての考えが育つことをねらっています。




本題はここからだ。この動画を見れば、今後の機械作りのヒントが隠されているはずだ。



ピタゴラ装置







まず、頭をスポンジが水を吸収する頭に切り替えて、毎週欠かさず見ることだ。そうすると新たな発想も生まれるはずだ。







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中小ホールのための食事対策

先日取材したホールは、駅から徒歩で10分ほど。規模は600台クラスだが、店内に飲食コーナーはない。近くに飲食店もなく、駅の方まで行かなければ店がない。



対策としてはサンドイッチやおにぎり、カップラーメンの自販機で凌いでいる。



長時間打ってくれるお客さんにと食事は切っても切り離せない切実な問題でもある。



東北にある200台ほどのホールも食事問題に直面している。



このホールも近くに飲食店やコンビニがないため、最近はおにぎりや弁当持参で来るお客さんもチラホラ。遠くまで行かないと飲食店がないため、食事休憩時間も40分から1時間に延長した。



では、以前はどうやっていたのか?



「景気のいいころは、お客さんは出前を取っていました。店から電話して、何番台に座っているから、と。今は豪快におカネを使わなくなりました。安い弁当でもいいから販売して欲しい、という声が挙がっています」(店長)



そこで、店長が今考えているのが、冷凍食品を利益を度外視で提供することだ。セブンプレミアムのハンバーグなどの例でも分かるように、非常に美味しい商品が発売されている。







後は電子レンジを置いてチンして食べてもらう計画だ。



大阪・泉佐野市の「ビッグバン」は近くに飲食店があるため、店内には飲食設備はない。軽食を食べたい、というお客さんのリクエストでカップラーメンを提供している。



カップラーメンはどうしてもスープの食べ残しが出たりする。そこで、対策として食べ残したスープや麺を捨てる専用カウンターを設けている。









これは、店長のお手製だ。



「既製品を探したら10万円ぐらいでした。ピッタリ隙間に入るサイズもないので、それで手作りすることにしました。ホームセンターで木材を切って材料費は1万円ほどでした。汁の捨て場に困っていたお客さんもいらっしゃいましたので好評です」







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高くても美味しいものは売れる。これをパチンコに置き換えると…

ここに1枚の写真がある。



時刻は夕方の6時半。あるスーパーの総菜コーナーで、2種類のいなり寿司が写っている。





写真では細かい文字が分かりにくいが、右手のいなり寿司は5個で138円に対して左手は3個で210円で販売されている。



で、問題はどちらがよく売れているかというと、3個で210円のいなり寿司の方に軍配が挙がっている。



「テリが効いていて、味が濃くて美味い」というのが210円を買うお客さんの理由だ。138円の方は、実は夕方で半額セールになった値段になっているのだが、それでも高い方から売れていく。



「まずくはないけど、美味しくない」というのが5個入りの総評。半額になっても売れ残ることがある。



美味しいものは定価でも買うが、美味しくないものは半額になっても買わない。



これは、ホールにも相通じるところがある。



それは「出ない」と文句をいいながらも、そのホールに通う常連客はいる。



それが、ホールの“味”なのだが、その極意が分かっているのが、優秀な店長だ。



東日本大震災で不通になっていた三陸鉄道の北リアス線が全線開通したのは4月のことだった。運転士に「これ食べて」とおにぎりの差し入れがあり、それを涙ながらに頬張るシーンがテレビで流れていた。地元住民に支えられているローカル線ならではの光景だ。



JRや大手私鉄ではあり得ない。



田舎のホールの店長ならこれに近い経験をしているはずだ。例えば、農村地帯なら野菜の差し入れとか。



そういう人間関係が出来上がっているということは、「出なくても、ホールの味があれば、通ってくれる」ということでもある。



出玉には自ずと限界がある。



そのホール独自の味をどうやって作るか、どうやって味を出すかは、すべて店長にかかっている。



では、どうやって味を出すか?



答えは簡単である。



自店に通ってくれるお客さんの気持ちになることだ。自分が客の気持ちになって、第三者の視点でホールをくまなく見渡したらいい。



そこには、数々の問題点も浮き彫りになってくるはずだ。



いなり寿司の話からいささか強引に持ってきたが、「高くても美味しいものは売れる」ということを頭に刻んでほしい。





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