パチンコ日報

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スマホ時代は自店舗アプリで顧客を囲い込め

何度目の正直だろうか。これまで販売が噂されるたびに否定してきたが、9月20日、ドコモがついにi Phoneを解禁。最新機種のi Phone5sの販売に踏み切った。



これまで、待ちきれないユーザーは他のキャリアに流出していたが、ドコモファンにとっては一日千秋の思いでこの日を待ちわびていた。この結果も加わり、スマホの普及率が短期間で大幅に上昇している。



ソニーのMDプレイヤーをアップルのiPodが数年で駆逐したように、スマホのシェア率がガラケーに取って代わるのも、もはや時間の問題となっている。ちなみに、IDC Japanが発表した直近のケータイ電話の総出荷台数では、77.4%がスマホで占められている。


スマホの便利さは使ってみればすぐに分かる。スマホの無料アプリの中でもメッセージアプリのLINEは、スマホユーザーの71%が使っている。LINEユーザー同士なら電話が無料で使える他、メッセージもチャット感覚で簡単に送受信することができる利便性に加え、スタンプで喜怒哀楽が表現できる手軽さが受けている。



2004年にスタートしたパチンコ・スロットのポータルサイト「K-Navi(ケイナビ)」は、月間8000万PVを誇るサイトだ。



月額315円の有料だが、信頼性の高い機械情報が人気のコンテンツとなっている。



この情報はドコモ「スゴ得コンテンツ」、au「スマートパス」、ソフトバンク「Yahoo!プレミアム」などの有料アプリやサイトが取り放題、使い放題のサービスの中のパチンコ情報としても提携している。



ガラケー時代からケータイキャリア各社の公式サイトでパチンコ情報を提供してきた実績によるものだ。



サイトを運営するエクスラント(本社・東京)は、スマホ時代に対応してホール企業オリジナルの店舗アプリ作成と申請代行サービスを開始した。







「スマホユーザーはメールをほとんど使わないように、今後ホール様のメール会員は増える要素がありません。会員登録する時に、メールアドレスを記入することも面倒なうえ、漏洩を気にするお客様もいらっしゃいます。ましてやメールの開封率も下がっています。それなら、別の新たな情報発信ツールが必要になってきます。このオリジナルアプリを使うことで、スマホユーザーへ、プッシュ通知機能によりメールアドレスがなくてもホール情報を伝達することができます。一般業種でもユニクロや無印良品などは店舗アプリから安売り情報を発信する時代に変わってきています。スマホユーザーの情報収集の方法が変化しているわけですから、ホールもそれに対応していかなければなりません」(同社)



新台入替などの基本情報は、1回の更新作業で「ホールアプリ」と「K-Navi」に連動させているので、現場は更新作業の二度手間がないことはありがたい。



また、新台の展示会情報や業界ニュースなどユーザー向けパチンコ関連コンテンツがK-Naviから自動更新されるため、自社アプリの中に手軽にコンテンツを保有することが出来る。



アプリ作成の初期費用は5万円。これにグーグルとアップルに支払うデベロッパ登録費が合わせて約1万円加わる。



現在キャンペーンを行っており、11月30日までに申し込めば、「K-Navi」と「ホールアプリ」がセットで月額3万円で利用できる。



「ポータルサイトで新規ユーザーを獲得し、お客様の囲いこみには、スマホのアプリが必要な時代になってきます。即効でお客様が増えることはないかも知れませんが、長期的視野に立てば、必ず必要になってくるツールです」(同)



現場の管理者でまだガラケーしか持っていない人は、まずスマホを持つことから始めてみれば、その必要性が分かってくるはずだ。









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