パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

一般スタッフやユーザーも計数が分かればパチンコの見方が変わるテキスト

HS企画代表の出口です。



パチンコって何?って聞くとほとんどの人がギャンブルと答えると思います。



周知の事実でありながらも、換金は違法、釘調整は違法となっています。



まして射幸性を楽しむためのものなのに、射幸心を煽ってはいけないの一言でお客様へのサービスまですべて禁止してしまいました。



パチンコ店は脱税や不正で悪いイメージばかりですが、数年前のパチンコ台の利益率は7~15%でした。



20%を超えるとボッタクリ店です。



100万円遊べば90万円くらいは平均的に返ってくるくらいです。



参考までに、宝くじのナンバーズ3は000~999までの1000通りで当たりが1つ。



1000通り全部買えば当たります。



ただ20万円買って配当は平均9万円。



還元率45%です。



パチンコの還元率は90%近いです。これは娯楽だと思います。



ただ講習会を行うとパチンコ店で働いているスタッフでさえ「えっ! そんなに利益薄いの?」という感じです。



その理由は勝ち続けるお客様やゴト師も含んだ還元率だから一般のお客様への還元率が悪い結果になっているからです。



それを防ぐためのデータ管理手法を考え、講習会もたくさん実施しました。



パチンコ台から出力されているデータ信号、これを集計するのがホールコンピュータ。集計したデータを蓄積し分析するのが管理コンピュータです。



このデータ収集や分析をテキストにして講習会をしていました。



40店舗以上の大手チェーン店3社、10店舗以上の中規模チェーン店7社。東京・上野で学校もやっていたので延べ1000人以上が受講されています。



データ分析のテキストが高評価だった理由は、これまで数値に携わってない方でも理解できるように分かりやすく図解入りで解説していることです。



実際の遊技台の動きと項目の内容を簡潔にまとめているので、コンピュータの数値を見たことがない方でも簡単に理解が出来る内容になっています。



また、営業において適正な数値は各ホールで異なりますが、適切な数値を見出すポイントがわかる内容になっています。



一番重要なポイントは、数値が変わることで利益がどう変わるのか、数値の変化が利益に与える影響がわかる内容になっています。



目次は以下の通りです。



・はじめに

・データの基本構成

・一日の累計データをみる

・通常状態のデータをみる

・特賞中状態のデータをみる

・確変中状態のデータをみる

・売上について

・利益について

・売上と利益に関する項目の意味

・調整項目と利益の関係

・調整における戦略

・利益を捉える

・おわりに

総ページ115P



サンプルページ











この講習テキストをこれから管理職を目指すパチンコ店スタッフやパチンコが趣味という一般の方を対象にPDF版を販売することになりました。



こちらから申し込みいただくと定価2100円を半額の1050円で販売します。



また、自社研修テキストを作りたいという企業向けには、パワーポイントで作成した原本を定価4万2000円を半額の2万1000円で販売します。



パチンコのファン離れが加速する理由は、スマフォの普及によりSNSという名のゲームサイトが無料で誘導し、課金に嵌ったユーザーが多数いるからだと思います。



バーチャルな世界ですが、友達もでき、射幸心も煽りたい放題です。



これまでのパチンコ店は、お客様同士のふれあいがあり、適度な射幸心があったと思います。



規制で射幸心を煽ってはいけないの一言に、全てを該当させてしまっている現状は悲しい限りです。







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沖海3の甘デジ出荷停止の顛末

「業界に激震が走りますよ」



第一報は金曜日の夕方5時半。ちょうど夕飯の支度をしている時だった。



その電話が終わった後、すぐに別の人からも情報が入る。



機械に詳しい関係者に確認を取るとメーカーが発表したペーパーを丁度手に入れていたところで、社長名で10月6日の週から稼働する新台の販売を延期する旨が書かれているとのこと。



話を総合すると三洋物産が沖海3の甘デジにバグが発生して出荷が中止になった、ということだ。



バグの内容は演出面で一番熱いプレミアム演出のときに不具合が生じるようだ。致命的なバグともいえる。



これは先行導入していた三洋の直営店で発覚した。そんなに頻繁に出るわけではないようだが、ここでメーカーは決断する。



「沖海は長く使ってもらう機種なので、導入後に不具合が出た方が大問題になる」と出荷を中止にする。



メーカーにすれば断腸の思いだが、ホールに設置する直前だったことは不幸中の幸いかも知れない。



バグを修正するということは、もう一度保通協に持ち込んで検定を取り直すことになる。



すでに、メーカーは検定を取り下げ、修正したものを再度保通協に持ち込んで、12月中には販売する予定で進んでいる。



沖海3の甘デジは8~9万台売れている、といわれているが、導入予定だったホールの声を。



「うちは20台導入して、10月8日から解禁予定でした。今回は海コーナーで稼働が落ちてきたものを交換する予定でした。警察には書類を出していましたが、取り下げることにしました。外そうとした機械をそのまま使うことにします。書類は1台につき20円の印紙を貼るので、実害は400円です」(大阪市内ホール関係者)



チラシやDMを準備していたホールは、それがパー。ファン向けに沖海の冊子を販売予定だった出版社は、販売延期になる。



購入台数が少ないと2週遅れとなる。そのホール関係者は金曜日の時点でメーカーから連絡は受けていなかった。



「8台入れる予定だったんですが、4台しか入りませんでした。新台をいきなり1円コーナーに入れることにしていたので、確実に4人のお客様が増える、と目論んでいたのですが…代わりの中古をこれから探します」



しかし、全国のホールに設置後だったら、どれだけの大問題になっていただろう。



回収騒動から営業保証まで莫大な損害を被るところだった。



一時代昔なら、そのままイケイケだったかも知れないが、大一のハンドル出火の件以来、コンプライアンスが業界にも浸透してきた。







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40冊の勝敗ノートを置き土産に卒パチした60年来のパチンカー

そのおじいちゃんは御年82歳。パチンコ歴は60年に及ぶ。



終戦後からパチンコを始めた筋金入りのパチンカーだ。



60年間続けてきたパチンコをこのほど止めることを決意した。理由はおカネが続かなくなったことだ。



ここまでなら、どこにでもあるような話だが、このおじいちゃんは、ここ20年間は固定したマイホールで打っていたのだが、そのマイホールで卒パチ宣言を行った。



このおじいちゃんは60年間に及ぶ勝敗表をつけていた。



それはノート40冊分にも及び、卒パチ宣言をする時に、マイホールに持参し、店長にノートを見せた。



打った日付と勝ち負けの金額が記されているのだが、おじいちゃんは一目で分かるように勝った時は、青鉛筆で、負けた時は赤鉛筆でその金額を色分けしていた。



その膨大な資料を見せつけられた店長は、ただただ感心するばかりだった。



1玉が3円時代は、赤字と青字のバランスが絶妙だったが、ここ最近は断然赤字が目立つようになっていた。



「よく、見てみい。等価交換になってから、確実に負ける率が高くなっているやろ。このままパチンコ業界が等価営業を続けるのなら、ワシのような客が確実に増える、ということや。実際客は減ってるやろ」とおじいちゃんは店長に諭した。



おじいちゃんはここ最近は1パチを細々と打っていたが、1パチにも持ち堪えられなくなった。



「1パチは4円の4倍遊べるというふれこみやったが、1円でも等価になるとまったく遊べん。1パチで1万円もつぎ込んだら、もう取り戻せん」と1パチがまったく遊べないことを嘆く。



1日で使う金額は1万円もつぎ込めなくなり、それが7000円になり、5000円になり、最後は3000円になり、卒パチに至った。



「等価は戻る金額も大きいが、その分投資金額も多い。金が続かなくなって、しかたなく1パチをやっていたが、業界は1パチ客は遊べたらええと思っているかも知れんが、1パチでも客は勝ちたいんや。勝てなきゃつまらん遊びや」と吐き捨てる。



おじいちゃんが一番面白かったパチンコは、平和のゼロタイガーと三洋のグラマンだった、という。「勝ったり、負けたりでいい時代だった」と懐かしむ。



今のハネモノはランド方式になってちっとも面白くないとも。



釘担当者は等価の弊害をこう表現する。



「40個交換の時は、いかに出玉を多くするかに腐心したが、等価になっていかに出玉を削るかに腐心している。パチンコの醍醐味はやはりたくさん玉を出すこと。低価交換の流れを作らなければ、業界の将来はない」と断言する。



40冊のノートは、業界の生き字引の証でもある。



60年来のパチンコファンがホールから去ることを業界は重く受け止めなければならない。







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出るか?パチンコ「半沢直樹」

最終回の視聴率は45.5%(関西地区)という驚異的な数字をたたき出して終わったTBSドラマの「半沢直樹」。



いまさら、ストーリーを語るまでもないが、銀行を舞台にした硬派なドラマは、勧善懲悪に飢えた茶の間を虜にした。NHKの朝の連ドラ「あまちゃん」と相まって、今年の流行語大賞は「倍返し」と「じぇじぇじぇ」がノミネートされることは間違いないだろう。





ビデオリサーチ社が昭和55年に関西地区での視聴率調査を始めて以来、ドラマ部門では昭和56年2月放送の「水戸黄門」の42.2%を32年ぶりに更新して、トップに立った。



テレビ離れ、ドラマ離れが叫ばれるようになって久しいが、本物のドラマを作れば、視聴者がテレビに戻ってくることを実証した秀逸なドラマでもあった。



ただ、最終回は意外な展開だった。



不正によって私腹を肥やしてきた大和田常務が左遷されることなく、平取りに降格されたのとは対照的に、その不正を暴いた半沢が関連の証券会社に出向される結末は、早くも続編を暗示するかのような終わり方だった。



続編が1年後には、放映されることを期待したいところだ。



テレビ界で話題騒然の「半沢直樹」だが、これだけの話題作をパチンコメーカーが見逃すはずもない。



「パチンコ業界から版権の交渉に来ていますよ。たぶん、パチンコメーカーさんだったと思います」と話のはTBS関係者。



やはりというか、当然だ。



ありとあらゆる版権を押さえにかかっているあの会社辺りだろうか?



しかし、これほどパチンコのキャラクターとして最適な版権は、半沢直樹の右に出るものはない。



何より、あの決め台詞の「やられたら、やり返す。倍返しだ!」。



パチンコで吸い込まれたら、やり返す、「倍返しだ!」という出玉返しが何ともピッタリだ。



8ラウンドだったものが、16ラウンドになるとか。



客の心理として、吸い込まれ、吸い込まれたところで、倍返し、いや10倍返しでもしてもらえば、それだけでストレス解消すること間違いなし。



素人が想像しただけでも面白い機械が作れそうだ。



「開発能力が高いメーカーなら8カ月もあれば、映像からプログラムまで完成品を出します」(ソフト開発関係者)



トントン拍子に進めば、半沢直樹の続編と機械の発売日を重ねることも不可能ではない。







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思い出が詰まった愛すべきゼッパチ

Z80のエントリーは意外なところで話題になった。



まず、ヤフーのBuzzで484人の多くのプログラマーがツイートした。



出だしから間違っていたので、突っ込みどころ満載だったことに加え、Z80が郷愁を帯びた話題だった、と思われる。



ここから、拡散して、2ちゃんねるでもスレッドが立つなどZ80祭りになっていた。



騒動から一段落したところで、ハンドルネーム紅茶川樽之介さんから、元プログラマーという立場からの“つぶやき”が寄せられた。



以下本文



そもそもメイン基盤のプログラムなんて、やってることも単純だし、機種によっての大きな違いもないだろうから、大部分が過去の機種から流用してパラメータ等をちょこっと変えるだけみたいになるのでは?



その程度ならプログラムの作者から、どこをどう変えればいいかの説明をちょっと受ければ、誰にでもできると思います。



という訳で、すでに鉄壁に動作するメイン基盤用プログラムを作ってしまっている企業は、そもそも人材を育てる必要も無さそうな気もしますがどうなんでしょうか?(新規参入メーカーならともかく)



それと、なんで未だにZ80なんだっていうことですが、プログラミング等の環境が枯れていて堅く動作するのがゼッパチの魅力なので、確実に動作させることが最優先事項のメイン基盤にはうってつけだと思います。(実際使用されているのはZ80だけって訳じゃないみたいですが)



枯れてない環境だと、コンパイラ等の処理系のバグなんてのもたまにあります。



ていうかありました。



コーディングは完璧なのに原因不明なバグで悩まされたり、コンパイラのメーカーに問い合わせたりして、結構手間取ります。



あと、Z80だからといって、必ずしもニーモニックなんかのアセンブリ言語でコーディングしなければいけないというわけでもありませんよ。



Z80で動作する機械語を出力してくれるC言語のクロスコンパイラなんてのもあるわけですし。



個人的には、昔の処理能力の低いPCでもガリガリ動くゲームを作れないものかと、日高総帥の本に載っていたアセンブラを使って重ね合わせ処理や多重スクロールなんかを作って遊んだり、ベーマガやPCマガジンを見て勉強したりFM音源ドライバを作って遊んだりと、思い出が詰まった愛すべきLSIなんで、需要がある間はどうか暖かい目で応援してやって欲しいです。





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