まず、ヤフーのBuzzで484人の多くのプログラマーがツイートした。
出だしから間違っていたので、突っ込みどころ満載だったことに加え、Z80が郷愁を帯びた話題だった、と思われる。
ここから、拡散して、2ちゃんねるでもスレッドが立つなどZ80祭りになっていた。
騒動から一段落したところで、ハンドルネーム紅茶川樽之介さんから、元プログラマーという立場からの“つぶやき”が寄せられた。
以下本文
そもそもメイン基盤のプログラムなんて、やってることも単純だし、機種によっての大きな違いもないだろうから、大部分が過去の機種から流用してパラメータ等をちょこっと変えるだけみたいになるのでは?
その程度ならプログラムの作者から、どこをどう変えればいいかの説明をちょっと受ければ、誰にでもできると思います。
という訳で、すでに鉄壁に動作するメイン基盤用プログラムを作ってしまっている企業は、そもそも人材を育てる必要も無さそうな気もしますがどうなんでしょうか?(新規参入メーカーならともかく)
それと、なんで未だにZ80なんだっていうことですが、プログラミング等の環境が枯れていて堅く動作するのがゼッパチの魅力なので、確実に動作させることが最優先事項のメイン基盤にはうってつけだと思います。(実際使用されているのはZ80だけって訳じゃないみたいですが)
枯れてない環境だと、コンパイラ等の処理系のバグなんてのもたまにあります。
ていうかありました。
コーディングは完璧なのに原因不明なバグで悩まされたり、コンパイラのメーカーに問い合わせたりして、結構手間取ります。
あと、Z80だからといって、必ずしもニーモニックなんかのアセンブリ言語でコーディングしなければいけないというわけでもありませんよ。
Z80で動作する機械語を出力してくれるC言語のクロスコンパイラなんてのもあるわけですし。
個人的には、昔の処理能力の低いPCでもガリガリ動くゲームを作れないものかと、日高総帥の本に載っていたアセンブラを使って重ね合わせ処理や多重スクロールなんかを作って遊んだり、ベーマガやPCマガジンを見て勉強したりFM音源ドライバを作って遊んだりと、思い出が詰まった愛すべきLSIなんで、需要がある間はどうか暖かい目で応援してやって欲しいです。

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