パチンコ日報

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こんな台は打ってはいけない

HS企画の出口です。



弊社のパチンコ計数管理テキストの宣伝もかねて、「こんな台は打ってはいけない」をテーマに書きます。



その前に、遠隔を信じる方や確率論に反対される方は読まなくていいですしコメントもご遠慮ください。



私の元々趣味は魚釣りとパチンコ。



30年近く前になりますがコンピュータソフト開発会社でアルバイトしていた時、パチンコが趣味というだけでパチンコ店のPOSを作る仕事が入って来ました。



その後、そのPOSを使ってる企業からパチンコ台のデータを取って分析できないとと話があり、特許問題やパチンコ関係の法律も知らないまま台のデータを取得するコンピュータを作りました。



その当時は台からスタート信号もまだ出てないものも多数あり、台の裏側に流れる電流とかを信号として取得したりしました。



17年前にホールコンピュータからデータ取得、電子ノギスから釘幅を取得し分析する分析コンピュータを作り、全国約700店舗に売れその分析を手伝う仕事や教育もしました。



自信を持っていいますがパチンコの生涯収支はプラスです。



5年くらい前まではSNSサイトでパチンコ実戦日記も書いていました。



法律ではNGですが釘調整によって調整出来るものは次の通りです。



S(分間(100発打つことで)何発スタートチャッカ―へ入賞するか)



BY(通常状態中に分間スタートチャッカ―以外でどれだけ戻り玉があるか)



T1O(大当たり1回あたりの大当たり時間)



T1Y(大当たり1回あたりの出玉)※T1Oの調整になりますが余分な飛び込みの調整も重要



SA(確率変動中、分間の有効デジタル回転数)※スルー調整により変わります



BA(確率変動中、分間の戻り玉数)



これらをどのようにお店が調整しているかで勝てる可能性の高い台を選びましょう。





■参考例(自分が打つ台に当てはめて計算してみてください)



等価交換

大当確率1/350

1回の大当たり出玉1500個

出玉のある大当92%

平均連チャン回数3.5回

の機種を打つとします。



まずは単純計算で

1500個×92%×3.5回=4830個

4830個打って大当するのが基本ボーダーラインです。

4円×4830個=19320円

350回÷19.320=18回/千円



大当出玉を削らず、確率変動中も玉が減らない調整で、千円あたり18回まわる台を打てばチャラ。



ところが大当たり出玉を削り、確率変動中には玉が減ります。

大当した瞬間に上皿を10個くらいにして大当が終わったら、上皿に10個残してそれをジェットカウンターに流せば正しい値は計測できます。



私がやっている方法はこうです。



大当開始から大当終了までの時間を計っています。



その時間が4分30秒の場合

パチンコは1分間に100発打てるので

400+(100×30秒÷60秒)=450個

13個×8カウント×15ラウンド=1560個

大当中にスタートチャッカ―への入賞は27個

3個×27=81個

15ラウンド中8カウントより多くアタッカーに入った玉9個

13個×9=117個

1560+81+117=1758個

1758個-450個=1308個



大当出玉を200個近く削られていると

1308個×92%×3.5回=4212個

4212個打って大当するのがボーダーラインになります

4円×4212個=16848円

350回÷16.848=20.8回/千円



次に時短100回転で何個玉が減るかを数えます。

時短100回で140個玉が減ったとします。

確率変動中(時短中)のスタートは計測しにくいので、100発当たり14回転くらいで計算すれば誤差は少ないです。



100回転÷14回転=7分

140個÷7分=20個

※確率変動中に1分間に約20個減ります。

平均3.5連チャンだと2.5回確率変動中があるので

確率変動中が1/35

35×2.5÷14回転=6.25分

20個×6.25分=125個



先程計算した連チャン中の大当出玉4212から確率変動中と時短中の玉減りを引きます。



4212-140-125=3947個



3947個打って大当するのがボーダーラインになります。

4円×3947個=15788円

350回÷15.788=22回/千円



トータル収支をプラスにするならボーダーライン以上の台を選ぶ必要があります。



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千円でどれくらい回る店(台)か?

大当たり中の時間は何分か(どれだけ削っているのか)?

時短中にどれだけ玉が減るのか?

パチンコを打つ方はこれに答えられるようになってください。



ラウンド振り分けがいろいろある台を打たれる方は、1ラウンドが何秒かで応用してください。



甘デジを打つ方はこの削られる玉数が収支に大きく影響します!!

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大当で獲得出来る玉と大当までに必要な玉数から計算すると出玉率もわかります。



大当で獲得できる玉4000個

確率分回すのに必要な金額15000円(3750個)

4000÷3750×100%=106.6%

これくらいの台を見つければかなり良いと思います。





ホールも営利目的なので遊ぶつもりで

等価なら出玉率98%以上

30玉交換なら103%以上

35交換なら105%以上

の台を選びましょう。



等価で10時間(実測50000個)遊技して

出玉率98%

平均4000円負けです。

逆に102%の台を打てば

平均4000円勝ちです。



短時間遊ぶのであれば出玉率98%以上の台を等価の店で。

長時間遊ぶのであれば出玉率103%以上の台を30~35玉交換の店で遊技するのをお勧めします。



どうしても勝ちたいのであればもっとよい条件の台で。

ただし、日々の遊技結果はどんなに回る台を打っても負けることはありますし回らない台を打っても勝つこともあります。



日々の収支の記録を付け使う金額の上限も決め遊べる台を見つけてください。





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最後に打ってはいけない台(標準的なセブン機の場合)

人が打っているのを計るのがベスト



・千円で18回まわらない台

※千円でセンター役モノからのスタート入賞が4回ない台も打たない方がよいです。

 逆に釘を開けているときの狙い目ではありますが



・大当たり時間が5分以上かかる台

※4分30秒でもかなりストレスです



・時短100回で100個以上玉がなくなる台

※時短終了時に上皿の左端まで玉が残るくらいの台があればベスト

※時短中にスルーに玉が通らず電チューが開かなくなる台はNG

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



もっとパチンコのことが知りたいという方はテキストを1050円で販売しているのでこちらへ





次回はこんな店では打たない方がよいというテーマで書こうと思います。





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