ターゲットは所得の高いニューファミリー、ともいわれている。そんなニューファミリーが家族連れで来店できるように、2200円で食べ放題のビュッフェを併設した。
所得の高いニューファミリーは、ハイセンスを好むニーズがあるので、ハイセンスな感覚で1パチをリーズナブルに提供しながら、高級ホテルより安いビュッフェでブランディング。お客に選ばれる理由を作り上げている。
ブランディングされた店舗を7回以上スーパースターを取った精鋭スタッフが店舗を運営する。
千葉北店のすごさは、実は身障者でも利用できるように配慮されていること。
スロープを付けたり、身障者用トイレを設けたりすることは、そんなに珍しい事ではない。
すごいのは、身障者への配慮の仕方だ。身障者の目線が入っていることだ。
大阪にミライロという会社がある。
設立されたのは2010年6月。
設立されて間もないこの会社は、建築物のユニバーサルデザイン化に伴う企画、設計などを手掛けるユニバーサルデザインのコンサルタント会社で、社長が車椅子に乗る身障者でもある。
その模様が関西ローカルのテレビで流れた。
そのシーンがこれ。

開店を控え、身障者でも使いやすくできているかを身障者であるミライロの社員が、身障者目線でチェックしている。
健常者が車椅子に乗ってチェックしたところで、本当の使いづらさというのは分からないものだ。
で、この写真の人が社長である。会社は大学生の時の興した。

椅子を外して簡単に車椅子でも入れる。

島端の一カ所だけ車椅子対応の店というのは、これまでにもあったが、千葉北店の場合は、全台対応している。
それだけ台間は広めに取られている。
同社は身障者から見た設備の使い勝手のアドバイスだけでなく、ユニバーサル接客研修も実施している。
これはお年寄りや障害のあるお客さんに対する接客術を学ぶ研修で、座学と実地研修で3日間も費やした。
健常者と身障者を分け隔てることなく、すべてのお客さんに楽しんでもらいたい、という姿勢がユニバーサルデザインでもある。

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