昨年は震災の影響で自粛したので、実質はまだ2回目だ。
なぜ、8月4日になったかというと、8を「パチ」、4を「スロ」と読ませることで、この日に決まった。
パチスロの日を制定することにより、広くパチスロのことを知ってもらうために、日本記念日協会にも登録している。

イベントの主な内容は、ドリームキャンペーンとして、夢のシンガポール3泊5日の旅行などが当たるオープン懸賞のほか、当日は秋葉原でパチスロ元気祭りが開かれ、人気ライターなどによるパネルディスカッションが開かれる。
去年は震災で自粛した、ということだが、今後8月4日がホールでどう定着していくのか、難しい状況になってきた感じがする。
主催者側は当然、行政との話し合いの中で、パチスロの日のイベントについては了解を取って行っている。
オープン懸賞にしても何ら問題はない。
パチスロの日のポスターはホールにも配布されているが、それを貼るか、貼らないかはホールの自由である。
パチスロの日が制定された3年前とは、状況が大きく変わってしまった。
特定の日が謳うことができなくなった。
警察庁は7月16日の「海の日」には、特に神経を尖らせ、便乗イベントをしないように、急きょ業界に通知したほどだ。
主催者側はパチスロの日に便乗したイベントをしないように、と要請しているが、これを奇貨と捉えているホールは必ず出てくる。
パチスロの日のポスターを主催者がホールに配布することは、風営法で縛られる問題ではないが、これを使って、著しく射幸心をそそるおそれのある広告・宣伝をした時には、ホールが風営法違反となる。
去年までなら、事実の告知なので8月4日をパチスロの日としてチラシに打っても問題はなかったかもしれない。
ところが、今年は微妙だ。パチンコとパチスロを区分する意味で、パチスロを特定の機種といわれてしまえば、それまで。
8月4日がパチスロの日だというのなら、ファンはこの日は出るものだと解釈する。
パチンコは釘調整によって出玉調整するので無承認変更で指導対象となるが、パチスロは設定が認められているので、6を入れることに何ら問題はない。
やっぱり、パチンコとパチスロはまったく違う遊技機であることを再認識させられる。
出玉コントロールは釘調整か、6段階設定である。釘調整がダメなら、いずれ設定もなくないと整合性が取れない。

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