2005年8月にパチンコ日報の前身は生まれた。今年の夏は5周年になる。
当時の名称は「プレイグラフ営業部ブログ」。その後「パチンコ業界ウォッチャーブログ」に変わり、今日を迎えている。
管理人の営業1号さんが、業界誌時代から運営してきたサイトである。
諸事情から、パチンコ日報に変わった際、記事の引越しが行われた。さすがにコメントの引越しまでは無理だった。
引越しの際に、転居先(HPアドレス)の予告は一切なし。従って旧ブログの読者は、探すのに一苦労した。
引越し前の1300人前後の訪問者は一気に半減した。その様な経緯がこのブログにはある。
私はこちらのサイトに居候をしている身でございます(笑)
今回の騒動に関係して、ご理解頂きたい事もあり、このエントリーを執筆している。
その騒動の話をするにあたり、どうしても他のサイトが特定出来る内容に一部なってしまう。また、そのサイトに関係した記述が一部入ることになる。
しかし私はそのサイトやそのサイトの管理人様を批判する意思は一切ないことをご理解頂きたいと思う。逆に仲良くなりたい位なのだが…。
過去を思い出すと、他様のサイトで、パチンコ日報がそのサイトの管理人さんを批判しています、とコメントが入っていた日があった。
するとそのサイトの管理人さんは「読んでみるとうちを批判している内容では無い」とのご判断をコメントでレスしていた。
コメント者が両者の対立を生む構造もあった。
そんな流れから、今回の騒動につながったと思う。
パチンコ日報は、元々はコメントの承認制ではなかった。本当に自由闊達な意見の交換があった。
業界人からの意見に、お客様が加わり、有意義なコメント内容が展開されていた。
その特性から、意見が噛み合わない事も生じてくる。これは立場の違いもあるので避けられない。
でも、その食い違いを認める事が出来ない少数の方の粘着性コメントが場を荒らす結果となった。試行錯誤の上にコメント承認制を取ることとなった。
パチンコ日報のコメントは、管理人の営業1号さんが承認するか決めているが、承認されない過激なコメントも多く存在する。
しかし、基本的には読者様のコメントを極力載せたいとの思いから、現状に至っている。
そのコメントの中には、一部サイトの管理人様を暗示する内容もあった。
しかし営業1号さんは、一部サイトは閲覧していないために、その暗示が分からないこともあった。
その暗示されたコメントが、ご自分の事だと思われた管理人様のお気持ちに触れた様だ。
それで当サイトのコメントに直接リンクを張られたのだろうか???(現在は解消されている)。
その詳細は、今回は書きません。それは【現状ではその問題は解決されているから】です。
今回の騒動に対して、パチンコ日報の読者や私の周りの業界関係者から、私に「どうして抗議をしないのか?」と意見があった。
その一方で、本日はある幹部様から「どうして他のブロガーと違う意見を載せるのか」と言う意見もいただいた。
この幹部様には丁寧な返事をしたつもりだが、納得されたかどうかは不明。
私は、他のブログの記事の内容を批判した事はありません。違う内容の意見は載せても、一度も他様を批判した事はありません。
しかし、今回の騒動の流れから、私が批判している印象をもった方がいたようだ。
その勘違いされた方からのメールなどの対応作業は非常に大変だった。
途中でその対応は止めた。
だからこのエントリーをもち返事に代えさせてもらいたい。
勘違いされた方の多くは、他サイトの管理人様が、パチンコ日報の私の寄稿に直接リンク(現在は解消されています)されたから勘違いした、という。
それで他サイトの管理人様が、ご自分の主張を説明された。それを読まれた方の一部が、色々と誤解をされたようだ。
ここで私からご理解を頂きたいことがある。
自分の発言は自由だ。これは、ブログ管理者や寄稿者やコメント者に共通している(もちろん法の下で常識的な認識の中で)。
しかし自分の主張を発信するには、その限度を認識するのが必要だ。
これから書く事は、他様を批判する意図はない。しかしそう取られる方もいるだろう。
しかし、一連の流れで書いた方が良いので書くことにする。
他サイトの会員と名乗られる方から電話があった。私の知り合いを辿り、私の電話番号を知った。
その人のお話しをしたいと思う。
その内容はその人が、他サイトにコメントをされたので、一部重複する。
その人をA様とします。
A様のお話(要約。内容の掲載は許可)
「私や私の周りの業界人は、冷静に拝読していますので安心してください」
話の内容は前後するが、私が「このお話しを先方様にも連絡しましたか?」と質問した。
A様は騒動の始まりに即座にサイトにコメントを入れたそうだ。
私が「先方様にも連絡をされたらどうですか?」と助言すると、
「私は店長ですが、直接契約をしているのは上の者なので」との事。私はA様の事情を察した。
A様はパチンコ日報と他サイトの熱心な読者だった。
きっとA様と同じ読者層は多いのだろう。
ここ数カ月間のコメントの流れを見てもそれが言える。
大半の読者は、A様と同じように冷静に御高覧頂いている。
先方の管理人様もそれは重々承知なので、今回は直接リンクしてまで、こちらの読者コメントに意見を述べたいと感じたように推察する。
こんな状況だから、本来はパチンコ日報と他サイト様は、仲良くしなくてはならない。
パチンコ日報は、読者の率直なコメントを承認している。そのコメントの中には、他様の気に障る内容もある。
しかし、それは直接リンクを張ってまで、他のサイトの読者へ主張を展開して良いものか? 常識外ではないいか?とA様はいう。それがあって、A様は他サイトにコメントを入れたという。
そのコメントが原因かどうかは分からないが、その後、リンクは解消された。
この時、A様から次の質問を受けた。
「元店長さんは、感動で集客は出来ると思いますか? 感動で集客をしてはダメですよ、と言う意見がありますが、どう思われますか?」
せっかく電話を頂戴したので、私は30分以上かけて説明致した。
それをA様はパチンコ日報に書いて欲しいという。
しかし、それを今書くことに心配もあるが、後日寄稿致する。
意見や考えは「その人の生まれた環境」や「育った状況」、「経験値」により大きく変わる。
つまり「集客と感動」の答えや考えは、一つではない。
次の点を良く考えて欲しい。
店舗は人と同じだ。
店舗の生まれた環境や競合店との関係、育てる店長や従業員の皆さん、そこの地域のお客様、日本全国見渡しても、同じ状況の店舗は一つもない。
そう考えると「集客と感動」の答えや考えは、一つではない。
このお話をA様にした所、本当に感心して頂いた。
だからこそパチンコ日報に書いて欲しいと切望された。
ホールを運営する立場のA様はさらにこう続けた。
「ホール運営をするにあたり、与えられた状況の範囲で、それに不満があっても、ベストを尽くして、売上や粗利を達成しなくてはならない。それ以外にも従業員の教育も必要です。その観点から見たら、元店長さんの話は、全国の店長に聞いてもらいたい。経験豊かな店長は、元店長さんの話の内容は常識かも知れません。でもそれを知っているか知らないかの影響は大きすぎる。もしも今回元店長さんに電話しないで、その事を認識していなかったら、私は将来、店長以上の役職者として上に上がれなかったと思う」
そこまで言われたら、パチンコ日報に掲載するしかない。
シリーズ物にするか単発にするかは検討中。
これまでA様に絶賛して頂いた内容を、ここで書くのも手前味噌的で申し訳ない。
しかし、この話は他でもやっているが、一度も否定された事はない。ある意味経営の常識で、パチンコ業界の若い人には知られていないのかも。
あるチェーン企業でも当たり前の認識ですから、疑う余地は無い。
でもそれを読まれる立場や環境によっては、納得頂けないかも知れない。
でも、それで良い。
今回の騒動は二度と起こしてはならないと思う。だから営業1号さんも私の何も遺恨はない。
コメントは冷静にお願いしたい。
また他様とパチンコ日報は違うのが当たり前。
読者層も違う。この点をより一層のご理解をお願いしたい。
★コメントは少なくても良いので、内容があるコメントを望む★
新しい読者様からの質問もあったので、私のスタンスを最後に書きたい。
業界の幹部様もそれをご理解下して欲しい。
(前に書いた事と一部重複)
私は現在はパチンコ業界からの収入をほとんど得ていない。
それを以前書いたら「業界人でないのなら、余計な発言をするな!」と叱られた。
今回も同じ発想の発言があった。
しかし私が今まで見聞きした内容を紹介する事は、この業界には小さな力になるかも知れない。少数ではあるが、業界人の方々から支持されている。
それがコメントに現れていると感じる。プレイグラフ誌に連載されたのも、そういう支持があったからだろう。
営業1号さんは知っているが、私の経歴に似た業界人は、パチンコ業界にはいないだろう。
そんな変わり者の話を読むのが楽しいと思っている人もいる。
私は批判されても構わない。他のサイトで批判するのも自由。他のサイトのコメントで批判されても、ワザワザ出張はしない。
私の寄稿は誰にもマネが出来ない内容が半分以上あると自負している。
本業がこの不況で大変なことになっている。
そんなこともあり、コメントを頻繁にできない。お許し願いたい。
今後もパチンコ日報をご贔屓に。
元店長
人気ブログランキング
最近パチンコ日報の読者に成られた皆様へ
同じテーマの記事
- 日報読者の皆様へ04月04日
- ホール内中和戦略 その⑧04月04日
- ホール内中和戦略 その⑦04月04日