次の参院選で民主党が圧勝する目はない中、小沢代表が居座ったのではさらに参院選は勝てないので、もうしばらくすると辞任。その後、リーダーシップの欠片もない鳩山首相も普天間基地問題で引責辞任、というシナリオが進行している。
小沢、鳩山体制の後は、前原、菅体制で執行部を建て直し、参院選に臨む。
万が一、民主党が参院選で過半数の議席を取った暁に、急浮上してくるのがカジノ法案である。
現在の国民新党と社民党の連立状況では、カジノ法案に対して真っ向から反対するのが国民新党の亀井大臣。
どうしてもパチンコ業界寄りなので、カジノ法案は反対の立場を取る。
社民党は純粋にカジノ反対。
この連立状態では法案を提出することはできないが、参議院で過半数の議席を取れば、一気に法案の提出に持ち込むつもりのようだ。
この動きに呼応するかのように、またぞろ、超党派によるカジノ議連が、早ければ秋の臨時国会でカジノ法案を提出して成立を目指す方針を9日付の産経新聞が伝えている。
このカジノ議連によるカジノ法案提出ニュースは、過去何度も報じられたが、未だに提出されていない。
で、どこにカジノを作るかが問題だが、国際空港が候補地として挙がっている。
さしずめ、成田、羽田、関空あたり。
そういえば、急に千葉県の森田知事が成田空港内のカジノ構想をぶち上げたり、大阪府の橋下知事もシンガポールのカジノ視察をするなど、大阪にカジノを作ることに対しては非常に積極的だ。
この辺りがカジノ法案とリンクしての行動?
本来、関空はハブ空港を目指していた。ハブ空港なら当然トランジット専用ホテルがあってもいいわけで、トランジット専用ホテルなら日本に入国したことにはならない。
ただし、その代わり旅行客はホテルに缶詰状態になるわけで、ここにちょっとしたカジノ的娯楽があってもいい。
ま、いずれにしても空港内は海外からの旅行客対象で、外貨獲得の名目も立つ。
それ以前に、参院選で民主党が過半数を取ることの方が難しい。
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参院選で民主党が過半数の議席を取れば、一気にカジノ法案!?
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