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新台を買わないと決めたら楽しくてしょうがない

新台を買わないと決めて3カ月以上が経過したホールの責任者は、ある種達観した領域に入ってきている。



花の慶次~愛、というビッグタイトルが周辺ホールに導入されると、さすがに稼働に影響が出ているが、「一過性のことだから、慌てない、騒がない。安くなった時に買うのが企業としては勝ち」と自分に言い聞かせている。



むしろ、新台を買わないと決めてからのほうが楽しくてしょうがない、という。



「あしたのジョーはすでに18万まで落ちている。来月は10万円を切る。そのときになって1円に入れようかと思っている。慶次は10万円前後になったら買う。しばらくは買わない。1カ月で5万円も下がった時は悔しい思いをする。スロエヴァは8万円まで落ちないと買わない」



固定客さえつけば、その店の客にとっては1カ月遅れで導入されても、“新台”であることには、変わらない。



この固定客を付けるまでが大変だが、固定客をつけてしまうと機械代に翻弄されることもなくなる。



新台をどこよりも早く買うことが今までのやり方とすれば、新台をいかに安く買うか、ということに目を向けると「新台も2カ月経つと半値以下。新機種情報の早さに労力を使っていたことがバカらしくなってきた。時には鮮度の高い中古も必要だが、新台しか買ったことがない店長はかわいそう」とまで言い切る。



それまではコンサル会社の評価シートと照らし合わせながら、実機の音や爽快感、確変の達成感などを吟味して新台を選んでいたが、機械代が安くなると、ついつい気を抜いた選定になってしまうので、その変が要注意。



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